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りべんじ!女峰山(日光女峰山:栃木県)

2006年 10月 21日

※記録:10月22日


 眠い目をこすって、始発の電車で日光に向かいました。4時35分発の常磐線。昆布と明太子のおにぎりを囓りながら、北千住。ここから東武日光駅まで東武伊勢崎線で2時間強。気がついたら日光でした。

 日光駅。紅葉を見に来ようとする人でごった返します。後で聞いた話、東武日光からいろは坂を越えて中禅寺湖へ行くまで、2時間とか。ひどい話だと5時間とか。まじかよ~!!
 いよいよ登山です。

 西参道バス停より、日光東照宮、稚児が墓、白樺金剛、黒岩、竜巻山を経由し、唐沢避難小屋へ向かうコースです。相当長いアプローチなので、覚悟が必要です。


 西参道バス停、予定より17分遅れの8時7分出発。日光東照宮の境内から登ります。舗装道路と石畳の階段。ある意味、ここもキツい。ルートはやはりガスがすごい。しばらく辛抱です。

 境内を過ぎると、今度はヒノキ(?)林。急坂を登り切ると、今度は…


 笹薮です。去年はこれに雨が降っていました。非常にキケン!
 しかし、ちょっと青空が見えると、その風景は逆転します。上の二枚と下の一枚を見ても…。

 去年リタイアしたのはこの辺りでしょうか。今年の紅葉は去年よりもひどい。枯れています。葉っぱが。緑を残したまま!どうなっているんでしょう??

 去年のリタイアした場所は越えました。向こうに、前女峰(地層になっているやつ)が見えます。

 この看板の辺り、2200mを越えているようです。ガスが晴れました。空が急激に青くなります。

 男体山(左)と大真名子山(右)が見えます。地上からは想像できないくらいいい天気ですね!

 このケルンの向こうに見えるのは、大真名子山かな?雲一つない…。

 道が一部崩れています。上を見上げると、松食い虫にやられたように見える真っ白な枯れ木とハイマツと濃い青空とが強烈な主張をします。

 唐沢避難小屋が見えました。そして、到着!!13時44分!
 簡単に追ってきましたが、ここに来るまで西参道バス停から5時間37分。予定時間6時間のコースです。長い!長すぎるぞ!!…せめて、ガスがなかったらもう少し楽だったなぁ。

 小屋から水場は下り7分、上り12分です。以上のルートを通った場合、この短い急坂は避けられません。その代わり、水は非常に美味い。プラス、ギャグとも言える、注意書きがあります。でも、ゴミ捨てる奴は許せません!

 今日のリベンジ、去年登り切れなかったことに対するリベンジではなかったと、後で思いました。去年と同じルートを上っている時、同じガスがかかっている時、一年前のことを思い出しました。
「去年は楽しんで登っていただろうか。」
 雨に対する苛立ち、この山行を逃したら二度と登れないかのような焦りなんかがただひたすら強かった。去年は雨を承知で、焦って行った。今回は確かに天気に恵まれた。でも、それは天気のよい時を選び、リベンジに臨んだ。今回は気楽にリベンジに臨んだ。でも、決して、このコースを甘く見たのではない。気を抜くところ、入れるところを使い分けることができたような気がします。
 だから、リベンジ達成。そして、次の日。そのリベンジを締めます。さて、どうなるか!

天気:くもりのち時々晴れ(茨城県取手市・栃木県日光市)

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