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体力低下…

2006年 10月 26日

 この頃、めったらやったら疲れます。身体がだるうございます。あまり意識していませんが、仕事がハードなのかもしれません。よく考えてみれば、この頃、フルで農薬抽出。スピード狂の僕は猛烈に集中してやります。あまりハードだという意識はなくても、身体は疲れているのかなぁ…。
 それと今日、この前(19日)受けた血液検査の結果が出ました。ビリルビンが高め。血糖値と中性脂肪がやや低めです。しかし、他の肝・腎機能に問題はなさそう。そしてそのシートの上に転がる(実際は転がしている)バイアル(サンプル用小瓶)。ちょっと、土曜日はゆっくり休みたいと思い始めています。土曜日はある演説会があって、行くと約束していたのですが…。

天気:晴れのちくもり(東京都板橋区・茨城県取手市)


 今日も『私の戦後六〇年』を読んでいました。ベトナム戦争のところが終わり、田中角栄の『日本列島改造論』について。よくぞここまでまとめている…と感心している場合ではありません。アメリカの謀略のひどさ!「トンキン湾事件」に始まり、ソ連や中国などと結託してベトナムの孤立化を謀ったこと、そして空爆…。結局ベトナム内外の反戦運動、ベトナム国民の反撃でアメリカは惨敗したけど、ベトナム国民が不当に武装させられ、枯れ葉剤に傷ついた歴史的事実は変わらない。アメリカ政府は責任を取るべきだ。
 あと、「日本列島改造論」。著者の記述によると、結局はこの「改造論」、改造論前の、需要があって初めて立てる改造計画と違い、予めでかくぶちあげた目標(根拠は、ない)を前提にして作られた計画だったそうです。だから、動機そのものが不純というか、無責任。そして結果、ぶちあげられた目標は、30年たった2000年でも達成できていないそうです。
 残ったのは、莫大な借金と破壊された自然…。新幹線や高速道路は便利だというかもしれないが、お金も車もなく、ローカル電車で細々と旅行する僕からすれば、その新幹線のために切られるローカル線、その高速道路を使って風光明媚な観光地に列をなして入り込む自動車の多さは、最悪以外の何物でもありません。
 日本列島改造論にまつわる、いろいろな公共(?)事業。この前女峰山の水場で感じたあの矛盾の答えなんじゃないかとも思います。
 アメリカの安保条約、戦前の侵略戦争、ベトナム戦争、日本の公共事業…。学びたいことが増えました。…でも、まだこの本、途中なんだな。

 しかし、とりあえず、疲れた。休まなければなりません。これでは心の健康も保てなさそう。勝は体力!

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