回帰

2020年 2月 8日

 このところ、近距離ではありますが、週末のお出かけ率が若干上がっていて、良い傾向です。
 今日はここ、千葉県館山市まで来ました。昨日の夜は木更津のネカフェに泊まっていました。


 駅前の植え込みには花が綺麗に咲いています。館山観光のイメージとしては良いでしょうね。


 ‥と思ったシナプスの電気信号が消える前に、駅前の住宅地に入ったらこれ。遠目にこの写真のサムネイルを見ても、スラムっぽい雰囲気が醸されているではありませんか。
 ‥まあ、ふうたろうは危害が及ばなければ、何でもいいんですけどね。自身も掃除はほぼできないダメ人間ですので。


 地上を人が汚しても、空の色はまだ青く、時に白い。
 彼方に、今日登る予定の坂田(ばんだ)大山の山塊が見えています。


 町の中を一枚岩の川底の上に流れる川があります。増水したときの危険性はなくはないですが、川のある風景はいいものです。
 ‥と思ったら、ガチどぶ川で(´・ω・`)ショボーン


 館山市は青優勢ですが(Ingressの話です)、どちらかというと、白優勢です。つまり、過疎っているということです。
 Ingressは2019年10月から「Ingress Prime」というアプリでしか遊べなくなったのですが、これがまた古くから遊んでいる人にとっては何かと叩かれることが多い代物でした。改善はかなりされてきたものの、アプリ自体が重くてなかなか起動しない、フリーズする、電池を食う(以前のものよりもさらに)、通信量が大きすぎる(体感倍近いかも)、などがふうたろうの実感ですが、他の人は違う不快感をあらわにしているかもしれません。
 加えて、Prime移行に半年先立って、Ingressプレイヤーのたまり場SNSとなっていたGoogle+がなくなり、揉め事も含めてなんだかんだみんなで交流していた場がまるごと消滅しました。ふうたろうも当時交流を持っていた人の殆どとの関係を失いました(ゆるい付き合いなもんで)。NIA(Ingressの提供社)はSNSみたいなものを用意はしましたが、これがまた要求と噛み合っていないので、あまり使われていません。
 そこに、プレイヤーの数、人口に釣り合わないほどのポータルの数です。ふうたろうもかつてはぜんぶキャプチャするなどと意気込んでいましたが、今は諦めています。
 このあたりが、白優勢の原因ではないかと、考えています。


 キャプチャされるのはごく一部のポータルなので、まあ、UPC(初キャプチャポータル)は稼ぎ放題です。自衛隊駐屯地の裏側に、そんな白ポのある変わった地形をしたところがあったので立ち寄ってみようと思います。


 砂浜、なのですが、房総半島と離島をつなぐ砂地となっています。太短い天橋立みたいなものでしょうか?天橋立は行ったことありませんがね。


 足跡がいっぱいあります。けっこう人がたくさん来ています。


 この砂地でつながった離島は、「沖ノ島」というそうです。ここは沖ノ島公園。Missionもあったので、やっておきます。


 台風19号の影響だと思いますが、遊歩道脇には撤去しきれていない倒木の残骸がうず高く積み上がっています。


 それにしてもここ、いいところです。散歩するには最高です。出雲の日御碕灯台みたいにうじゃうじゃ人がいて伝染病でももらいかねない雰囲気とは大違いです。


 沖ノ島を後にしたら、今日のメインである坂田大山に向かいます。なお、ここは、2010年暮れに一度訪れています。‥あれから9年も経ったのか。


 あのふうたろう登山の黄金時代は夢の跡かと思われるほどGGIになったふうたろうは、チマチマIngressをやっているのです。


 あの栄華を今の自分から切り離すことのできないふうたろうはIngressでも山にこだわっていますが、本当に今、山が好きなんですかねぇ?


 あの山の黄金街道を歩き始める前、茨城県取手市に住んでいた頃は、買ったばかりのデジカメを持って取手市付近を自転車で走り回って、アレヤコレヤと写真を撮って遊んでいました。山の黄金時代は山の写真ばかりになり、昔のように日常の写真を撮ることがなくなってしまいました。そして今は山時代の黄金はすっかりすり減って、再びスタート時代に戻ろうとしています。


 では、2回めの坂田大山、行きましょうか。今回は登山靴さえ持ってきていない舐めプですが。


 竹やぶの中をいきなり抜けます。


 春になったらここ、土地の持ち主たちはタケノコ採りが楽しめるのでしょうか?


 ところで、登山道は想像以上に荒れ果てています。木が根からもげて倒れています。


 あれから4ヶ月で登山道ごときの修復に着手できていること自体すごいのですが、倒木で道がかなりふさがって、コースが変わっています。


 しかし、人間の恥はどうやら台風では消されなかったらしい(真顔


 そして今回の大目玉(じと目)がこれです。坂田大山山頂直下まで、何かの巨大工事が行われています。これだけは何度でも言いたいのですが、山頂まで観光開発するのやめろ。ふうたろうにとっては百害あって一利なしのクズ事業です。逝ってよし。


 山頂まで、多分直下の駐車場から遊歩道と階段でアクセスできるようにするのでしょう。こういう事業を進める勢力が何を狙っているのか知りませんが、もたらす結果がふうたろうの見たい未来とは真逆。こんな開発を許可する勢力には、敵意しか湧きません。


 ところで、山頂の写真をまたもや撮るのを忘れて降りてきてしまいました。


 坂田大山で、今回歩いたルートです。登山口は民家の入口の脇を通る形になっているので、見逃しやすいです。


 ふうたろうの愛車。これがないと、本当に遠征散歩なんてむりですから。


 バスの時刻まで間があるので、周辺のポータルを毟ります。あとはふうたろうのCFが邪魔されないように妨害を引くためのキー掘りとか。


 坂田大山付近は平地がほとんどなくて、海からいきなりどーんと坂になっているところばかりです。まあ、房総半島自体、平野部は少ないですがね。


 これ、岩を掘ってお堂を建てたのでしょうが、削岩は手でやったのですかね?古そうなお堂だけど。


 館山駅に戻ってきました。JR東日本では、毎年スキー用のポスターが貼られていていますが、いつもいつもジワジワくるスローガン(?)がいいです(何
 今年は、「この雪は消えない」か。そりゃ、「ない雪は消えようがない」ですわな(じと目ため息ヴォー読み


 さて、館山のあとは、緑の邪魔リンクをカットしに富津市まで来ました。駅で言えば青堀駅。風が強くて西方向に向かうの大変です。


 山にゴリゴリ登らなくなった今のふうたろう、初心()に返って散歩の風景を撮るようになりました。でも、これはこれで、いいかな。Ingressで遊ぶことと、これからのふうたろうの身の丈を考えれば。


 それに、行ったことのない場所はすべて等価。これはふうたろうの中で揺るがないので、否定しようはずがない。


 そういう散歩には必ず発見があるものです。テレビ番組で「ナニコレ珍百景」というものがありますが、ブラウン管(古)の向こうで見るより、どんな些細なものでも、自分で探したほうが楽しいに決まっています。
 それにしても、犬猫を捨てるな、という寺社は初めて見た気がします。色々あるのですなあ、それぞれの地域には。


 このあと、富津~君津あたりで白ポを適当にキャプチャして、木更津のネカフェに戻りました。今日はあまり大きく動かず、明日の朝から一気に動いてCFを仕上げていこうと思います。車が運転できたら、今日中に目的のCFはできていることでしょうけど、ふうたろうはいつもどおり永遠の機動力ゼロなのでね。


天気:晴れ時々くもり(千葉県館山市・木更津市・富津市・君津市など)

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