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なつかしいゲームを

2005年 12月 7日

 日曜日にとねっこのバザーで200円で手に入れたスーパーファミコンと525円で買った中古のソフト「Tactics Ogre」に、はまっています。それにしても、このゲームはもう10年前、僕が高校生の頃にやっていたので、音楽やら画像やら見て、なつかしくてなつかしくて…。音楽を聞くと、高校生の時に見てきたいろんな風景を思い出します。科学書の並んだ本屋、ワンゲルで歩いた山など…。

 …このゲームは平たく言うと戦争ゲームです。戦争が起こっているときの、戦争を起こす側(支配者階級)の思想・行動が特に強く描かれています。それに対し、人民全体が平等で自由になれるように闘う主人公。それが歴史的に見て正しいかどうかは別として(僕は高校生の時から歴史は欠点でした)、戦争を起こす者に正義はないとする点は、まんざらでもないなと思います。

 ゲームの方式としては、ロールプレーイングゲームです。敵にダメージを与えて、倒して、アイテムを奪って、レベルを上げて、先に進むというものです。RPGの基本形。ストーリーの中では脅威となっているはずの敵も、ゲーム(戦い)の中では赤子の手をひねるようです。平和を求めて闘う主人公は、まさに要塞と化し、何人でかかろうともノーダメージで殲滅(せんめつ)です。敵兵を殺害しアイテムを奪う姿はまさに略奪そのものです。…こんな「革命」のやり方、現実では誰も支持しませんよ。どこかの大国に聞かせてやりたい。

 オタク化するわが身。でも、社会科学を勉強するようになって、ゲームの中身もより深くわかるようになりました。ゲームを通して考えるようにもなりました。テレビゲームは子どもを荒れさせるなんてこと言われますけど、どうなんでしょうかね。テレビゲームという存在が悪いんですかね。

天気:晴れ(東京23区西部)

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