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東奔西走?

2007年 2月 16日

 …便秘気味。そして、がんばって用を足したら、腹が痛くなってしまった。朝、予定どおりの出勤が出来ず、出張(?)先に直行。
 今日は、表参道駅(東京都港区)近くでやっていた、島津製作所の液体クロマトグラフの装置についての講演に行きました。液体クロマトグラフのこと、この前ソルビン酸(合成保存料)をやっと測定してみた段階で、仕組みもわからない。理論段数、遅れ容量、など、聞いたことくらいしかない言葉や、名前すら思い出せないカタカナ語やら、いろいろ。…ま、やっていくうちに何とかなるやろ、なんて思っています。言葉に先行して、存在はあるわけだし、だいじょぶだいじょぶ。
 ところで、右上の写真、「カラム」という部品だけど、太い。これも僕の知らない物体です。
 原宿駅(東京都渋谷区)から表参道駅は距離にして1kmほど。歩いて15分。160円をケチって歩きました。
 さすが都会のオシャレの街、原宿。遠くに見える原宿駅の南口(?)まで、人が、こぼれた大量のゴマのように散らばっています。で、僕もそのゴマの一部。両脇をブティックやら何やら、とにかく僕に興味のないモノが揃っています。昼飯食って、とっとと去りました。

 今日も『「従軍慰安婦」をめぐる30の真実とウソ』(大月書店:吉見義明ら編著)を読んでいました。この慰安婦問題をめぐって一番大事なこと。自分でも前に言っていたことだけど、このような人権侵害を一掃・根絶し、少しでも今苦しんでいる「元慰安婦」たちの辛さを理解することなのかなと。単に謝るだけならサルでも出来る。謝ったとか、金を払ったとかは、問題にならない。
 本にも書いてあったけど、在日アメリカ軍による少女暴行など、今でも「戦時性暴力」は後を絶っていない。そして、売春・風俗が当然視されている今、恐らく従軍慰安婦問題はまだ解決していない。女性が男性と、真の意味で平等に扱われていない現代では、同じことなのでしょうね。
 「人権感覚」。簡単に文字にしては見たものの、高いようで低いものの一つかも。アダルト系の番組などを見るとき、インドネシアやタイの養殖場から来た安いエビの回転寿司を食べるとき、何を考えている?どうであれ、誰もが直視しなければならない「人権感覚」。自分にそれがあると思いこんだら、終わりかもね。常に研ぎ澄ましていきたいものです。

天気:晴れ(東京都港区・渋谷区・板橋区・茨城県取手市)

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