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反環境主義者

2005年 12月 18日

 昨晩(というか今日の午前2時ころ)、またopera上でこの日記を書いていましたら、ダウンしてしまいました。いつも、半分以上書いたところとか、ほとんど終わりのところで落ちてくれるので、すごく腹が立ちます。それで、思い切り叩いてしまいました。…短気は損気ですね。ハードディスクが動かなくなりました。

     でも、使っていたメビウスのノートパソコンは、今年の夏あたりから様子がおかしいのです。

  1. 画像(写真)のバックアップのためにCD-Rを焼こうとしたら、最後の最後で止まってCDを使えなくしてしまう
  2. 何かのファイルを開こうとしたら、ハードディスクに1分以上アクセスし続けて止まらない
  3. CDドライブ(CD-Rドライブ)の再インストールができない上に、プラグアンドプレイだけが起こり、パソコンの起動を妨害する
  4. 画面の左端が、まだ使って2年立ってないのに点滅している
  5. リカバリディスクがない
  6. など

 これらすべてを修理しようと思えば、いったいいくらかかるんでしょう。…この低スペックのノートパソコンを修理する価値はどのくらいあるのでしょう。それに、修理してる暇は、この日記を書くに当たってなかったり。だから、今日、生まれて初めて秋葉原にパソコンを見に行きました。
 秋葉原。初めての秋葉原。電気屋さんの多いこと。でも、思ったほどたくさんあるわけじゃなく、診て回るのも意外と楽でした。最初に入ったのは駅降りてすぐのサトームセン。あまりお客さんはいませんでしたが、品揃えはなかなか。パソコンの売り場は5階と6階にそれぞれありましたが、5階は一般向けで、最初はノートを狙っていた僕は、壊れたメビウスとさして能力が変わらないことに諦めモード。一旦店を出掛けましたが、6階のアウトレットを見ることにしました(だめでもともとと思っていました)。
 目に留まったパソコンがそこにありました。本体とキーボード・マウスで70000円弱。ディスプレイは別売り。スペックはペンティアム4?3EGHz、メモリ512MB(最大2048MB)、HD80GB、USB2.0ポートが6個、どうも、DVD-RWもあるようなないような。「DVD multi recorder」と書いてあります。その安さに驚き、値札に触れてしまい、値札をはがしてしまいました。すると、ちょっと貫禄のあるおっちゃん登場。パソコン販売のドラマが始まりました。そのおっちゃん、店員さんですが、さすが、パソコンのこと、超詳しい!知らないこと、いろいろ教えていただきました。BIOSの仕組みとか、MOとCDのディスクの違いとか、マザーボード上に張付いているいろんな部品のこととか、CPUの性能の計算とか。もちろん、僕にはほとんど理解できませんでした。でも、CPUの性能が、理屈上はBIOS上で変えられたり、MOが長持ちするシステムで作られていたり、パソコンを選ぶときに、CPUのところを注意してみたり(Pentiumのあとに、AとかEとか付いているのも)することなんか、面白いし、その後、ほかの店のと見比べるのに役に立ちました。何より、おっちゃんの自信に満ちあふれた笑顔が素敵でした。昨日の染野屋さんじゃないけど。結局、メモリの仕立てとか、ディスプレイの選択とか、UPSがいるかどうかとか、全部やってもらいました。メモリの増設(1Gのメモリ増設)の後、パソコンの動作確認と初期設定も。おかげで、帰ってきてから、すごく楽でした。そうそう、リカバリディスクを最初のうちに作らないといけないことも教えてもらいましたので、前のメビウスみたいに苦しむこともありません。
 店でねばった時間、3時間ほどでした。僕がほかの店を見に行っている時間を除いたら、ずっと相手をしてもらっていました。3時間かけて11万円の売り上げ。その店員さんにとってはどうなんでしょうね。「でも、最初選ぶときはそんなもんですよ」と涼しい顔。熱心なあきんどでした。
 重いパソコンもって乗り換えの移動は大変でしたが、今こうして打っている日記、すごく軽いです。デスクトップで動かすことはできなくなりましたが、快適です。心残りは、メビウスのデータです。短気を起こすとろくなことがありません。横で倒れているメビウスのパソコンはそう言っているような気がします。

 でも、壊れたのを修理するのに最低4万円はかかるといわれ、今回買ったのはメモリ増設あわせて11万円強でした。部品の型が多すぎて、旧来のと新型のと、または違う機種のパソコン同士で、互換性がなくなっていくんでしょうね。「環境展望」に、自動車を例にして書いてあったことを思い出します。僕はその「時代」に流されて、買い換えてしまいました。メビウス、このまま死んでしまうのかなぁ。
天気:晴れ(東京都千代田区)

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