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前歯が疼く…

2007年 3月 2日

 昨日焼き切った前歯の歯肉が疼きます。痛い。しかも、酸化亜鉛とチョウジ油のパックが痛みのカプセルになって、更に気持ち悪い。血は滲んでるし。夕方には、歯の裏側のパックが剥がれました。つまり、剥き出し。
 ま、それでも、今日もはたらけ。昨日の続き、添加回収試験でした。今日は昨日の米に対して、白菜で。ほんとは全部しないといけないことになるんだけど、現実、ムリだからねぇ。
 この新しい方法、アセトニトリルという液体で農薬を溶かし出します。これ自体、高価な化学物質なのですが、従来のやり方と違って、アセトンやヘキサン、酢酸エチルなどを大量に使わなくてもいいので、環境にも健康にも、結果的には経済的にもいいのです。…それでも、トルエン(ラリってくるやつ)は使いたくない…。


 抽出が終わりました。本社(?)の青年部がやっているブログ(リンクはしないでおこうか)に百数十のスパム(コメントとトラックバック)がとりついていました。その除去。Insuranceとか書いてあるので、きっと保険会社系のスパムでしょう。この「ふうたろう絵日記」もそのブログと同じ「P_blog」で動いているので、バージョンの低いときはコメントにとりつかれていました。アクセスログをみると、スパムっぽいのが一日数件、入ってきます。てなワケで、PCとにらめっこ。
 僕がそうこうしている間に、同僚の先輩が、スパムみたいに虫にとりつかれた米を精米していました(職場に備蓄していた玄米は、冷蔵庫からはみ出して、ガの餌食になっている)。捨てるのはもったいないので、食べるしかない。そうして、写真のように大量の糠(左)と、五分づき米(右)。コンピュータのスパムほど害はないけどね。虫も食わない米の方が恐いってか。

 帰りの電車。『日本の科学者』(日本科学者会議)3月号を読んでいました。僕にとっても切実な、交通問題を扱っていました。面白かった視点は、

    鉄道を直接使わない人でもその経済的恩恵を享受していることがある。う~ん、ちとイメージに時間がかかりますが、解らなくもない。
     例えば、関東鉄道のバスが全面廃止されたら、利用者はどうやって通勤・通学するか。仮に車に乗り換えることができたとして、ただでさえ大渋滞している朝の取手駅東口。筆舌に尽くしがたい状況になっているに違いない。
     それに、効率よく使えば、エネルギー的には節約できる。下のリンク先のページによると…
    環境学習 やってみよう!我が家の環境教室
     …自動車に比べ、バスの二酸化炭素排出量は2分の1。この二酸化炭素を基準にしたものでは、原発による電気で動く鉄道とは単純比較が出来ませんが、ある程度は期待できそうです。
     ともあれ、公共交通が「私益」なのか「公益」なのか、みんなで考えないといけない問題です。
     少なくとも、運転できない高齢者や子供、僕のように鈍くさい人間、そういう人にとっては、公共交通がなければ、「健康で文化的な最低限度の生活」すらも保障されない可能性があるのです。これは、憲法にも関わる問題なのかもしれません。

     交通問題は、旅しているとよく感じます。観光地の大渋滞。ひどいもんです。自動車を持たない人は排気ガスにまみれながら、殺風景な道路を歩かざるをえない。本当にこれが、誰にとってもいい社会なのですか?「自由に動ける自家用車の方がいい」と思う人が自家用車を使うことで、本当に彼や周りの人に自由をもたらすのですか?改めて、合成の誤謬の意味を考えさせられます。

     長くなったな。終わり。

    天気:くもり時々晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)

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