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テレビがやってきた

2007年 5月 14日



 今朝、季節を刈られた家周辺のくさむらをスルーして花を撮影して歩いたのですが、確証を持って名前を当てられる花が一つもありませんでした。上の花、左上のオレンジ色の花は、ケシの仲間ですが、図鑑には、ない。他の3つも、同じ。…本当に図鑑をグレードアップしないと、日記すら書けない。

 で、今日は、職場にテレビ局の人が来ました。…いつものことですが、作業が遅れます。
 例えば、薬さじを右手に持って、塩を5gずつ12個量っているとき、右から、顔横15センチまでデカいカメラが近づいてくるとか、実験室のど真ん中でインタビューしながら振とう器の音がうるさいとか。…。ま、向こうも仕事やし、しょうがないんかなぁ…。
 撮られるだけじゃ悔しいから(ウソです)、逆に撮り返しましたが、クルーたちの顔が丸見えなので、載せません。

 ところで、最近ずっと職場や山、病院の近いところに引っ越そうという気持ちが高ぶっています。でも、去年の同じ頃は、まったく逆のこと考えていました。関係者にはだいぶ迷惑をかけたのに、今はまた気持ちが逆転…。
 この気持ちの変化はいくつか理由があると思います。今年に入ってから今の仕事の意味が少しずつ解り、仲間との関係がよくなってきたこと。そして、去年末から春にかけての選挙。
 やっぱり僕は化学が好きで、山も好き。この二つは譲れない。現実的に考えて、化学の欲求を少しでも満たしてくれるのは今の職場ですし、山に行けるだけの休みがもらえるのも今の職場。僕の望む形で社会との接点を大事にしている自然科学系の職場は、ここ以外にないとも思う。それに…、空気のように感じてきたけど、1年以上、あるいは3年以上付き合ってきた仲間がいるんですよね。
 あと、人と関わることは好きでも、ああいう選挙活動のようなことを仕事としてやっていくことは出来ないと確信しました。やり方次第で出来る可能性があるとしても、今のシステムではその可能性すらもゼロに近い。知らない候補者の、知らない公約を、知らないところでビラとして撒く。ろくに勉強をする場もないままハンドマイク宣伝をする。…みんな本当によく頑張っていると思うけど、僕にはどうやら無理なようです。自分の言葉が入らない宣伝なんて、なんかウソをついているみたいな気がするのです。
 もちろん、茨城にも仲間がいて、楽しいときもたくさんあるし、信頼している人だっている。でも、一緒に行動するのは本当に少ない。家に帰ったらずっと一人ですもん。それに…ちょっと取手での活動が重荷になっています。
 だいたい、今の僕じゃ、悪意と憎しみにとらわれて、まともに人相手の活動を仕事としてやることなんて出来ないもん…。もちろん、このまま自分の成長を諦めるつもりはないけどね!
 いつになるか解らないけど、やっぱり引っ越しはすることになるかな。取手市は好きだし、茨城の仲間も好きだけど、今現在の状況を考えると、ここにとどまっているわけにはいかない、そんな気がしてしょうがないのです。

天気:くもり時々晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)

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