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乾いた大地に雨がふる

2007年 5月 25日

 取手市では、朝、起きて数分もしないうちに、雨が降り始めました(雨が降り始めた時刻が判る人は、早いか遅いか判るでしょう)。目覚ましコンポと圧力鍋(炊飯用)の蒸気圧との二人がかりでもかき消せないくらい大きな雨音です。8時40分頃の取手市の街路。雨が強いの、判るかなぁ…。
 一週間ぶりくらいの雨でした。だいぶ長く乾いた晴天が続いてたと思っていたのですが、まだ一週間でした。この時期は梅雨の走りといって、天気がぐずつくそうです。これからしばらくはこういう日が続くのですかね。

 今日の仕事も、農薬の添加回収試験。昨日は僕がそそくさと歯医者に行ってしまったので、今日の準備が出来ていませんでした。冷凍していたサンプル用の野菜も解凍されてないし、どれをやるかも決めなきゃならないし、開始は1時間くらい遅れました。
 「あんまりこうも言ってられないけど、ちょっと疲れたし、ややのんびりやろう。」
 今日は67%の稼働。まだ150本分くらい残っている添加回収試験ですが、急いては事をし損じるとも言いますからね。急かなくてもし損じることだって、もちろんあるけど。
 でも、仕事で疲れてるの、僕だけじゃないのです。みんな、講演やらうまくいかない実験やらで、疲れてるんです。そして、僕らの職場の外では、農家が、学生が、就職活動中の若者が、みんな何らかの仕事をしている。その仕事に鞭打つかのように、「構造改革」という名の政治がある。そして、それと闘う人がまたいる。
 今日は、職場でもちょっともめ事がありました。僕が直接関わらないもめ事なんて久しぶりです。そういえば、かくいう僕も、いっこうに終わらない添加回収試験に、ちょっとイライラもしてました。
 「ね?みんな同じでしょ?」
 そう。いつか、僕の尊敬するある方が、「○○も、△△も、××も、みんな同じだよ。」と、珍しく説教口調でした。でも、本当ですよね。
 ラジオ体操のスタンプカードのように、添加回収試験のサンプル表に、完了の日付が入っていく。150という有限な数に対して減数を重ねれば、必ずゼロになる。数学の鉄則。ほどほどに、がんばりましょう。

 今日はちょっと強い雨でした。でも、明日は明け方から晴れるとの予報。久しぶりに(?)また山に行こうかな。今度は奥多摩。「晴山雨化」。自分で即興で作った言葉。読み方なんて判らない。表意文字の強みですね!

天気:雨、取手市では一時強く降る(東京都板橋区・豊島区・茨城県取手市)

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