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欠落

2007年 6月 12日

 本当なら今日も休みたかったところです。何せ、昨日の大腸カメラはあまりにも下手くそで、S字結腸のところが打ち身のような痛みを持っていたから(夜になるとそうでもなくなりましたが)。あの鎮静剤は、ヘタな技術を覆い隠すものだったのか!やられた!!
 色々あり、今朝はバスに乗り遅れ、駅まで徒歩。天気も良かったので虫だの花だの撮りながら行きました。この花は何科かすらも解らないのでちょっと調べられない。でも、野草ではなさそうな…。


 職場に数分遅れで到着。何と、来ていたのは一人だけ。主任は頭痛やら吐き気やらめまいやらとかで、病院に行っているとか。う~ん…この頃過労でしたから。もう一人は、体調が悪いと言っていました。一人でも人が欠けると超大変なのに、二人欠けていた午前中は戦争でした。かくいう僕も、昨日いなかったんだけどね。
 結局、午前中は二人、午後は病気の体を引きずって主任が来ました。そこまでしなくてもいいのに…。「保険証をここ(職場)に忘れた」そうです。…住まいよりも家っぽい職場?
 それから、硝酸を被ったとか、塩をこぼしたとか、トマトを落として内臓破裂させたとか、こういう日は色々アクシデント。そして、そういう日に限って、やたらとややこしいサンプルが来る。右上の写真はそのややこしいサンプルの頂点ですが、何か解る人がいるでしょうか…。処理済みのサンプルの残骸です。


このあと、政治的余談です


 まったく関係のない話ですが、今日、新聞で、共産党が、自衛隊による国民監視問題についてテレビでコメントしている記事を読みました。朝日テレビの何という番組だったっけ。田原総一朗などが出てくる番組。
 なんか、共産党のこのスクープ的なところを非常によくほめていました。松岡大臣(亡くなったけど)の裏金問題も共産党(赤旗)のスクープがあって他紙が後追いしましたし。いつも共産党をボロカスに言うくせに「共産党は必要だ」レベルで持ち上げていました。
 …が、議席が伸びないことに、田原総一朗含めて、コメンテーターたちは不満を隠しません。イメージで、「政権構想がない」とか、「(立法の役割を持たず)監視の役割しか果たしていない」とか、「共産党が自民の延命措置になっている」とかの意見は識者であるコメンテーターとしてはどうかと思いますが、これはきっと国民的な思いなのかなと、思ったりもします。
 それにしても、「共産党がなぜ伸びないのか」という問いに対して、正確な理由を述べられる人は、この日本にどれくらいいるでしょう。それよりも、僕が思うに、「なぜ共産党を支持しないのか」を自分に問うてみてもらいたい。僕は共産には入れるが民主には絶対入れない。この基本方針とやらを見れば、匙も鉛筆も投げたくなるからです。
民主党 政権政策の基本方針(政策マグナカルタ)
 消費税の福祉目的税化なんか、ずっと言われているけど実現のためしがない。現状は消費税の増税分が法人税の減税分に全て回っています。これ、有名な話。だとすれば、民主党がその年あたり数兆円の消費税分を全部福祉に回すと言い張れるのか。財界から支持をもらおうとしている時点で無理だと思う。そもそも、生活を圧迫する消費税を下げて、内部留保百数十兆円といわれる大企業上位(100ほどの合計だったと思う)の法人税を上げるという概念は思いつきもしないでしょう。
日本共産党 内部留保について(2005年12月7日)
 それから、WTO(世界貿易機関)やFTA(自由貿易協定)などを推進するなんて、冗談ではない。日本とフィリピン、日本とオーストラリアの協定で日本の農業や安全性問題、世界の飢餓問題などがどうなるか知っていたら、これほどの冗談はないでしょう。それでいて、その同じ画面に見えている「まず食料から国民の安全と安心を実現する」とは、何ぞや?
 …というわけで、共産党になぜ伸びないのか問うのもいいけど、なぜ民主党を伸ばすのかを先に教えてください。更に、なぜこの期に及んで自民・公明に投票した人々は、なぜ彼らを政権の座に居座らせているのかを教えてください。共産党の訴え方が上手とは思わないけど、自・民・公などの政策がいいとも思えません。共産党が伸びない理由も解らないけど、民主や自民・公明が伸びる理由もさっぱり僕には解りません。

 余談長すぎました。

天気:晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)

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