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継ぎ接ぎだらけの計画

2007年 6月 14日

 検査の影響か、それとも、先々週くらいから続いている機能的な腸の障害か、とにかく、腹の具合が悪い。今日も悪く、また欠勤。無念です。
 正直言うと、今日くらいの悪さなら、何とか職場での仕事くらいは出来たと思います。でも、通勤と帰宅のストレスに耐えることは出来ないと思いました。取手市と板橋区の間には非常に高く分厚い壁があるようです。


 この日記を運営していくために必要なサーバ料を払いに行かなければなりませんでした。お昼頃、腹の具合も落ち着いた頃に、近くの郵便局。空はどんより曇り空。
 行く道すがら、写真のような光景。何でか知らないけど、前まで野菜や花がたくさん植えられていた中央分離帯みたいなところが、真新しいコンクリートで埋められていました(写真左)。何か意味があるかと思えば、ちょっと先は普通に花・野菜(写真右)。市の事業かどうかは知らないけど、意味の解らないことをするものです。

 そういえば、取手駅周辺の開発も精力的に進んでいるようです。その一環で、東口から西口のボックスヒルに抜ける通路を造ります。通路の建設費だけで35億円。市が出す金額は7億円とか。今共産党の配っているチラシに書いてあります。
 あると無いとでは、確かにあった方がボックスヒルには行きやすくなって便利です。ギャラリーロード(線路の下を通っている)もやや遠回りといえなくもない。
 でも、それは35億円という金額を考えない上での話。35億円もかけて手に入れるほどの利便性があるかといえば、そうでもない。35億円あれば何が出来るか。
 とりあえず、市が出す7億円分では何が出来るか。思いつくのは図書館の充実化。専門書ももっとあればいい。理系専門書や雑誌は、蚊帳の外ですからね、大学図書館でもなければ。他の誰かが言えば、もっといい案を思いつくでしょう。
 ところで、JRは14億円を拠出するとか。…何のために?それよりも、あの不便な常磐線の線交通機能を何とかしてほしい。「各駅停車」は我孫子(稀に取手)から北千住までの全ての駅(15駅)に、「快速」は取手から上野間の10駅に、それぞれ止まります。北千住から上野まで(南千住・三河島・日暮里・上野)は「快速」しか通らない&止まらない。「各駅停車」上り列車の北千住以降は強制的に千代田線に入り、西日暮里駅で再びJRに乗り換えるにしても別料金が必要。こういうのはね、「快速」とか「各駅停車」とはいわないんだよ!
 それでも、中央線・総武線(御茶の水駅)みたいに、同じホームでの乗換が可能であればいい。何を考えているのか、常磐線は同じホームのもう片方の車線は特急列車の通過待ちのための車線。離れた別ホームに「各駅停車」の上下線車線があるので、乗降客と同じ階段を使ってそのホームまで行くことになります。どういうことか、階段の数まで少ないから余計混みます。そのため、乗り換え時間が短いとあっさりタイムオーバー。次の待ち時間が10分とか平気であります。乗ってみれば「快速」から「各駅停車」への乗換が不便であることくらい、ネコでも解る。あの不便な交通を放置しておいて、取手駅の西口と東口を14億も使って余分に繋いだところで、便利になるわけがあるか!あくまでも、駅は鉄道に乗るためにあるんだよ!
 というわけで、くだらない開発は要らない。継ぎ接ぎ(つぎはぎ)と税金の無駄遣いはやめましょう。

 明日こそ、ちゃんと仕事行きます。継ぎ接ぎの常磐線で。

天気:くもりのち雨(茨城県取手市)

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