ゆりかちゃん
今朝、特に早起きしたわけでもないくせに、妙にエビチリを作りたくなりました。主任の作ってるのを観察して会得しました。
玉葱、長ネギ、ニンニク、ショウガを微塵切りにします。エビは殻を剥いて、塩と酒と片栗粉を馴染ませておきます。あとは、微塵切りの「ゆりか（＝ユリ科）ちゃん」とショウガちゃんを油で炒め、豆板醤を好きなだけ入れます。エビも入れて更に炒めます。そうしたら左の写真のようになりました。こんなに豆板醤入れたら、普通は辛すぎます。邪悪と言われます。
あとは、ケチャップ入れて、くつくつ炒め煮にして、終わり。予想通り、辛くて熱くて、左下の奥歯にしみました。
今日は、一昨日ビフェニル（BP）とオルトフェニルフェノール（OPP）のクロマトグラム※とマススペクトル※※を見ました。BPも、OPPも、しっかり分析できているようです。あとは濃度を調整して、添加回収試験もやってあげたら、ちゃんと分析の対象にしてやれます。日本国内では使わない農薬なので、つつき甲斐がある…なんていうと、怒られるかな。
人には、分相応というものがあると、『砂漠の中でも花は咲くよ』を読んでいて思いました。最後の方は、暴走族に入ってしまった少年の話がありました。警察や暴力団なども絡む大惨事です。筆者は実際にこういう子どもたちと信頼関係を築き、子どもたちの成長を促しています。僕にはこんなことは出来ません。知識も哲学も足りません。
僕は、昨日まで、「僕には何が出来るのか」なんて述べていましたけど、よく考えたら、身分不相応ですよね。出来ないことを悩む必要なんてないのです。もし、チャンスがあれば出来ることをその場で考えればいいだけだし、僕にはそれ以上に、食品分析者として、やることもあるのでしたね！僕らのやっている仕事は、ただ消費者の健康を守るという狭い範囲ではなく、日本国内の農民を守る可能性を秘め、見方を変えれば僕のバケキチの自己実現だって可能であり、ある時は他の役目を持ってがんばっている人たちの力になれるかもしれないのでした。
だから、他分野の問題に直接関われないからって、悔しがるのはやめます。それよりは、そういうところでがんばっている人たちの力を、むしろ借りる努力をしたい。
明日は選挙運動だけど、ちょっと体力がッ…。首のリンパ節が腫れているのも気になる…。ゆりかちゃんパワーでがんばれるかなぁ。
天気：晴れ時々くもり（東京都板橋区・茨城県取手市）
※機械にサンプルを入れてから何分で目的の物質が出てくるかを知るためのグラフ
※※目的の物質がどういう形をしているかを分析し、予想したグラフ