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また4年前に戻るのか…

2007年 7月 9日

 今朝、何の体調不良もなく、出勤しました。朝食は、家に山用の無洗米以外の米がなかったので、日暮里のソバで済ませました。
 そして、職場に着いてから30分ほど、偶然発見した、リン酸緩衝液に生えたカビを顕微鏡で眺め、残留農薬の抽出。
 ここまでは良かった。このあと、体調が一気に悪くなりました。食後2時間。
 そのまま抽出を仲間に預けて、Go Home!


 4年前の10月10日に始まった、今の症状。胃腸に基質的な異常はないにもかかわらず、気分が悪くなる(吐き気がする)症状。パニック障害の一種ではないかと思います。緩解と再燃を繰り返します。今の再燃状態は、5月末くらいから始まりました。7月7日がもっともひどい。
 後天的な意味での理由はさっぱり解りません。食事?睡眠?運動?きっとみんな関わっているんだろうけど、あえて悪いとすれば、睡眠と休養かもしれません。エネルギー収支がマイナスになるような生活を、よく考えたら小さい頃からしてきたような。小さい頃から食は細かったもんな…。「骨皮筋右衛門」なんていわれてたこともあったか。エネルギーを摂らない割に、色々考え事ばっかりしていたような気がします。
 7日の夜、具合が悪いときも、過去のメールなんかを何も考えずにだらだら見ていたら楽になっていました。僕にとって、何が幸福で何がストレスなのかなぁ。そんなに嫌なことなんて、この頃ないような気もするのですが…。

 ところで、今飲んでいるアルプラゾラム製剤(ソラナックス)。ベンゾジアゼピン受容体(元々は何がハマる受容体なんだろうね?)にくっついて、受容体のある側の神経細胞の活動を抑えるそうです。要するに、抗不安薬。
 気のせいかもしれないけど、この薬は効きます。しかも速効で。感心している場合じゃないけど、楽になります。
 やっぱり、精神疾患なんでしょうね。これ、徐々に量が増えたり、効かなくなったりしないか、それだけが心配です。
 なお、このベンゾジアゼピン受容体に併設されていて、似たような働きをするのが、ガンマアミノ酪酸(GABA)受容体。発芽玄米で有名なGABA。英会話スクールではありません。GABAの合成能力(酵素の発現や触媒能力)や、受容体の形など、何か関係するのでしょうか。遺伝的なものなら、諦めもつくし、薬に頼るのも、アリですが…。
 あと、嘔吐中枢は、セロトニン(5-Hydroxy triptamine)5HT3という受容体とが関わっているそうです。僕がもう一つ飲んでいる、メトクロプラミド製剤(プリンペラン)は、このセロトニンと5HT3受容体との相互作用を断(た)ってくれるそうです。いとありがたし!。セロトニンがこの受容体にハマると、吐き気がするそうです。…面白いと言うてられるのは、具合が悪くないときだけですね。冗談じゃありません!
 ってことは、何のこっちゃか、一度処方されたことのあるSSRI※※の、胸の悪くなる副作用は、当たり前ってことか。セロトニンでも、5HT3のところだけは普通に再取り込みしてください!…もっとも、一回飲んで投げたけど。っていうか、今の症状考えたら、クソ薬。薬で治すようなうつじゃないもん。
 僕の症状が何となく見えてきました。まず、不安が強い(GABA受容体やベンゾジアゼピン受容体の問題)、吐き気がうざい(5HT3受容体の問題)。この二つを何とかしてください。それから、潰瘍性大腸炎は、絶対この不安ストレスのせいだと思っています。なおさら、何とかしてください。僕には研究できる環境なんかないんだから!!!!!
 オイこら!なまくら政治家ども!もっと基礎研究に予算を出せ!!医学生増やせ!薬学生増やせ!医者増やせ!ここまで判ってるなら、昨日と一昨日、どこかで訴えればよかったな。

天気:くもりのち時々晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)


5HT3:5-Hydoroxy Triptamine 3 受容体
※※SSRI:Serotonin Supecific Reuptake Inhibitor=セロトニン特異的再取り込み阻害剤

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