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部屋が冬に近づいている

2007年 10月 19日

※記録10月20日
※アップロード10月20日

 所沢市の夜もだいぶ寒くなってきたと、この頃思います。1週間前の取手市は、こんなに寒かっただろうか、なんてことも。
 契約できたときにはまだ確か緑が濃かった街路樹も、紅葉しています。手の早い樹種なんだろうね。
 それにしても、この今の家は、どうやって暖をとればいいのだろう。ガソリンスタンドがなく、灯油をどこで手に入れるのか、という問題が一つ。ガスストーブは、ガス栓がもう残っていないので望むべくもない。地震が来たら真っ先に落ちてきそうなエアコンなんか本当に寒いときには役に立たないことを知っているので、既に考えの中に入れていません。


 今日も抽出をしていました。毎日これです。しかし、これでいいのかも知れません。みんな、労働者は、毎日同じことをやって、日々生活しているのでしょう。だから、これでいいのでしょう。
 ところで、昔から使っているガスクロマトグラフで、FTDという検出器があります。それに、よく判らないピークがあると、主任。ダイアジノンクロロタロニルかなどと言っていましたが、困ったときのGC/MS頼みでやっても、違うようです。
 こういうときが一番悩みどころ。原材料名を見て、主任の開口一番。「強化麦かもな~。」
 強化麦といえば、ビタミンを足した押し麦で、ビタバァレーなどの形で売られています。主に、ビタミンB1とB2が強化されています。ビタミンB1はチアミン、B2はリボフラビンという別名を持っています。一般的に、B群のビタミンは水溶性ビタミンと呼ばれ、文字通り、水に溶けやすく、僕らがやっている、脂溶性物質の抽出では出てくることはまずありません。
 しかし、リボフラビンは、実は、リン酸を縮合させたフラビンモノヌクレオチド(FMN)という形でなければ、水に殆ど溶けません(0.13g/リットル)。ベンゼンやエーテルなどの脂溶性の高い溶媒に対しても、不溶の物質です。(エタノールには0.4g溶けるそうです)
 僕らが使っていたのは、中途半端に脂溶性の高い、アセトンや酢酸エチル(ヘキサンも混じっている)など。ひょっとしたら…?なんてことを、考えました。
 …というわけで、再試験行き。月曜日、お楽しみに。
 なお、脂溶性の非常に高い溶媒には溶けないということも、ちゃんと言っておかないといけません。「ヘキサンでも使って再抽出してみよう。」なんてことを言っていた気がするから。ヘキサンはとても脂溶性の高い溶媒です。

 帰りに懐かしいゲーム、ファイナルファンタジーⅤなんてのを買ってしまい、つい遅くまでやってしまいました。というわけで、更新がこの時刻。ありゃりゃ~~。

天気:くもりのち雨、一時強く降る(東京都板橋区・埼玉県所沢市)

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