Home > 未分類 > 下界にて

下界にて

2008年 1月 20日

 ここはお茶の水。モンベルまで、山岳保険の加入を含めて、買い出しに来ました。水道橋が最寄りなのですが、所沢から水道橋はとても行きにくいので、お茶の水から歩きました。帰りは後楽園まで歩いて30円浮かせました。
 結局、モンベルの山岳保険は、水道橋にあるモンベルルームではパンフレット配り程度しかやっていませんで、しかも、保険金もかなり高額です。この前好日山荘でもらったパンフレットを見る限り、好日のそれと同等の保険(死亡に対する保険金は除く)を受けるのに25%は高いみたいです。しかも、モンベルのは会員にならなければならないみたいで、今日みたいにアクセスが難しくて滅多に利用しない僕にとっては、あまりメリットがないかも知れません。


 結局、今日は買い出しだけ。どうせ買うなら、馴染みの好日山荘で買います。モンベルルーム近くのさかいやスポーツは、好日山荘池袋店の商品より25%くらい高いようです。こないだ好日山荘で買った温度計、まったく同じもので、900円台対1300円台。
 モンベルルームのシャツ類は、デザインも値段も手頃です。ひょっとしたら、無印とかでTシャツを買うよりも良いかも知れません。

 で、今日は、昨日小浅間山から見えた四阿山と草津白根山のどちらかに行きたいと思ったので、改めて雪と寒さの中で行動する準備をしました。
 昨日、峰の茶屋でラーメンを作ろうとしたら、気温低下のためガスの気化が弱まった上に、強風による熱の逃散で沸騰しなくなりました。左が昨日使って失敗したやつ。右が、今日改めて買った、冬用のガス缶。
 最初は何が違うのか解らなかったので、店員に相談。そしたら、右のやつは冬限定販売だそうです。注意書きを見ると、寒いところ以外では使うなとの文言。所沢の夏は越せるかな?

 で、よく見たら、その燃焼ガス成分が違うみたいです。ブタンの沸点は常圧で0.5℃、イソブタンは-12℃。ちなみに、プロパンは-42℃。
 もっとも、-17℃にも下がる菅平より更に上の四阿山で「冬限定」のガス缶が機能するかどうかは解りません。これでもダメな場合は、もう固形燃料しかないでしょうな。
 他に今日買ったのは、アイゼンのプロテクタ。刃物なので、袋をぶち抜いて色んなものを破壊してくれるので、必須アイテムだということが解りました。ガスバーナーの風よけ、ポリカーボネート製のスプーン(精子がなくなる?)、撥水スプレー(水性)、インナーフリース(下)、炊飯用の特殊な袋(要実験)など。
 あと、問題は、飲料水。雪だらけの山でも、さすがに雨水なので汚い。火にかけて融かして沸騰させたとしても、中国あたりの煤煙を含んでいたら…なんてこと考えると、微妙です。だから、携帯浄水器くらい付けたいものです。そうすれば、水をたくさん持たなくて済む(米を炊くくらいの水は確保できる)。あとは飲料用のスポーツドリンクなどが凍らないように、保温用のカバーが要るかな。剣山や金峰山などで凍って大変でしたから。
 冬山は、行ってみて必要なものが判るという感じです。この調子で、がんばってみますかね。
 さて、来週は急きょ雲取山に行く予定になりました。トレーニング兼ねてシバいてきます。

 ところで、雪は降るのかな。さんざん「警戒」を呼びかけて、思わせぶりじゃ、ちょっとおもしろくない。だいたい、数センチで麻痺するような都市機能って…。

天気:くもり時々晴れ(東京都文京区・豊島区・埼玉県所沢市)

Comments are closed.