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ゲーム脳

2008年 1月 26日

 今日は、やっぱり扁桃腺が腫れていて、三ツ峠山は延期。家でやることは少ないので、ゲームくらい。
 で、「ゲーム脳」という題名にしたのは、確かに、僕が一日のうちにこれに費やしている時間が多いからです。この言葉を提唱した、森昭雄氏とは何の関係もありません。
 ただ、Wikipediaで「ゲーム脳」のページを見ていると、「キレやすい、無気力になる、成績が普通以下、少年犯罪の原因」などと色々書かれています。
Wikipedia「ゲーム脳」
 なるほど、現象を見れば、見かけはそうかもしれません。確かに、僕自身、「キレやすく、無気力になることもあり、成績が振るわないこと」もあります。そして、現在、この所沢で、殆どの交流を持っていないこともあるかも知れません。なるほど、ゲーム脳

 僕がゲーム脳であるかどうかはさておき、今やっている、『ブレスオブファイア2』の一部分を切り取って考えてみます。
 だいぶ上になってしまったけど、主人公と仲間の話のやりとりの一部です。

ブレスオブファイアⅡ 使命の子 ステンと主人公の会話より

ステン(仲間の一人):「グーフハイムの話をしようか?」
主人公:「はい」
ステン:「つまんない話だよ
おえらいさんの考えたムチャな作戦で…
おいらたちは地獄のように苦しい戦いをさせられた……
部下たちがムシケラみたいに死んでいったよ…
でも、あれが戦の本当の姿なんだ…
おいらはもう二度と戦場には戻りたくない」

引用終わり

 ステンは、戦争というものの本質を述べているのです。アメリカ・ハリウッド映画、ましてや「名誉の戦死」とされている日本兵たち、そんなのが崇められているような、輝かしいものではない。ステンの話は現実の話です。アメリカのイラク掃討作戦やベトナム戦争で、イラクやベトナム側の人はもちろんのこと、アメリカの軍人として戦った人たちが、ステンの言うとおり「ムシケラみたいに」死に、PTSD(トラウマ)や枯れ葉剤の後遺症に苦しみました。太平洋戦争を戦った日本の軍人については、それこそ「おえらいさんの考えたムチャな作戦で」、現地では餓死者が続出し、罪もない人を殺した罪悪感に苛まれています。
 …奇しくも、ステンの故郷である軍事国家「ハイランド城」を乗っ取っていた悪魔の化身「シュプケー」が、「戦に良いも悪いも無いですわ」と述べているのです。

 僕がゲーム脳であるかどうかを最後に述べるなら、現象としては、確かに「ゲーム脳」。でも、ゲームが原因ではない。地域との繋がりがない、人とあまり喋っていない、家では基本的に一人で過ごしている、などは、それがゲームに走っている原因であり、結果ではない。そして、ゲームをやっていて気が付くこともある。たとえて言うなら、僕が地球温暖化のことを知ったのはゲームからです。昆虫のフェロモンという言葉を知ったのもゲームからです。僕にとっては、重要な部分を起爆してくれたものの一つなのです。
 …とはいえ、一日中やっていると頭がおかしくなるので、外にも出たいですね。一週間のサイクルで言えば、(読書・仕事・読書・ゲームor日記など,山の計画)×5、(山・家事・休養)×2という感じでしょうか。ゲームばっかりだと本当に気怠くなります。
 今日は、灯油を買いにだしに行き、エビチリソースを作りました。ご飯は3分づきの麦入り。かなり前に作っていた昆布の佃煮(ゆず入り)やひじきの煮物なども食べました。
 とりあえず、「ゲーム脳」でも、色々出来るってことですね。

天気:晴れ時々くもり(埼玉県所沢市)

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