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災難訓練

2008年 3月 19日

 これはなんでしょう?アセトニトリルをかけると、凝固しました。正確にいうと、変性でしょうか。
 卵(卵黄と卵白混ぜて)にアセトニトリルをかけると、タンパク質が変性します。今日は、この卵と格闘。


 …と、おとなしく卵と格闘させてもらえたら良かったのですが、今日は、「避難訓練」でした。15時、8割くらいまで来たところで、「~から出火しました。…(数分後)消火できなかったので避難してください。」
 かくして、ダルく避難。写真を撮っている場合か。


 消火器と思いきや、これは訓練用。中は水と圧縮された空気が入っているようです。
 このあと、東京都消防局のおっちゃんから、「避難のされ方は、かなり良いです。」と、建物の住人みんなに向かってお褒めの言葉を戴きました。


 このあと、実際に火災が起こった時、どうやって消火器を扱うかのレクチャーです。消防局のおっちゃんが強調していたのは、「(火を)消すのに夢中になって負傷したら、それは失敗なのです。」ということでした。よく考えたら、当たり前ですね。
 熱風と有毒ガスをもろに食らわないために、火災現場へは低姿勢で近づく。今日はドアの向こうで火災が起こっていることを想定したので、ドアを開ける前にドアの変色や熱を確認し、一気に開けないで、様子を見ながら、写真のように火に向かって消火器をかける。
 ここで、突入するとマジで玉砕する可能性があるので、心得るよう、かなりしつこくいわれました。


 ところで、みんな避難する時、スリッパから靴に履き替えていました。
 …本当に火災が起こっていたら、ありえない行動です。靴に履き替えた方が安全?いや、靴の方が安全なくらい慌てて避難すること自体が誤りですから!あんなに狭い階段を大人数がダッシュしたら大変です。
 消防局のおっちゃんは褒めてくれていたけど、僕的には却下。あれじゃ、災難に遭うための災難訓練です。

 というわけで、今日はオプショナルがありつつも、仕事は何とか18時までに終わらせることができたのでした。卵の添加回収試験とブランクサンプル作りまでやっていたので、だいぶ大変でしたが。
 で、結局明日は雨です。菜種梅雨ですから、諦めるしかない。

天気:くもりのち雨(東京都板橋区・埼玉県所沢市)

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