他の犠牲
2013年 3月 27日
昨日の夜中からビミョーに具合が悪い。でも、一時期の欠勤地獄を思えば全然マシなのですが…。
帰りの、いつもの八百屋で、アシタバと葉にんにく、そしてワラビを買いました。そうか、もうワラビの季節だったかと、今更のように思います。
ワラビには毒(発がん性物質)があるので、重曹であく抜きします。沸騰した湯の中に入れ、温度が下がるので再沸騰させ、また沸いたら火を止めて重曹を入れ、一昼夜置けばだいたい抜けているはずです。
グラグラ煮たった湯の中に放り込まれるとき、野菜も熱く感じるんだろうか、なんて思ったり思わなかったりします。生理学的には「熱さ」は感じることはないでしょうけど、組織を作るさまざまな物質に変化が起こって、もはや生命を維持できないようにしているのは変わりありません。
自分とは違う生き物の命をいただいて、その構成成分を組み替えて自分の構造物を作り、自分が生きている。独立栄養生物である緑色植物以外は逃れられない営みですね。
天気:くもり時々雨(東京都板橋区)
そんなに煮たらべろべろにになっちゃうよ
ゆでたらダメね
こちらでは 重曹入れて熱湯をかけて一昼夜置けばok
それを おひたしなり油炒めにして食べます
アクも風味のうちだし、発ガン物質なんてほかの物から比べたら
微々たる物 某国の輸入野菜のほうがすごいかも
その前にワラビって買って食べるものと思ってない
これからシーズンですね
春の味覚楽しみです。
べろべろ…?
なりませんでしたよ。もちろん、煮たらダメですが、苦すぎるワラビも食べたくないので…。
中国の輸入野菜は、かつては農薬でかなり問題になっていましたが、確実に腕を上げています。それに、当時からデータを見て思っていましたが、中国だけを悪者にする風潮があるのはどうかと思いましたね。アメリカや中近東などからくるナッツ類やドライフルーツのカビ毒、東南アジアのエビなど、マスコミがあまり報道しないデータが厚労省の輸入食品監視業務のページなんかに掲載されています。最近ちょっと見なくなりましたけどね…。
東京はコンクリートと舗装路ばかりで雑草すらろくに生えていません。ワラビなんて夢のまた夢です。初夏の山に行ったとき、またどこかで採ってこようかどうか。