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岩と雲のサンドイッチ(八海山【阿寺山よりロープウェー駅縦走コース】:新潟県)

2013年 10月 19日

 昨日の夜はいつものように具合わろし。でも、今朝はいつも通り山に出勤します。ここは新潟県南魚沼郡六日町(現・南魚沼市)の、山口バス停付近です。今日はここから阿寺山を経て、八海山の日帰り登山を行います。


 しかし、先週(今週だけど)の人形山同様、普通の人よりも圧倒的に出発が遅い。バス停付近で自由乗降を利用して降り立ったのが8時52分。日没までに八海山縦走、なるか?


 阿寺山へ続く道。左手に八海山っぽい岩の峰が見えます。昭文社発行のガイドブックには「熟達者向」と書いてありましたが…


 鱒か何かを飼っている施設があります。


 昭文社発行の地図(2010年度)には、山口バス停から広掘まで1時間50分と書いてあります。でも、ふうたろうは32分で着きましたよ?
 このエリアの地図のコースタイムは遅すぎシフトでデタラメですので、あまりアテにしないように。


 さて、まっすぐロープを越えていくのではなく、河原に降りて進んでいくようなので、その通り進んでみますか(25000分の1地図参考)。


 ヌオッ(゚皿゚;)
 道が削り取られている…


 ということは、やっぱりロープを越えて進むのか…?


 いや、ゲートにデカデカと、「立入禁止」(左読み)と書いてある。


 というわけで、変わり果てた河原に入ります。


 川に降りたら、とりあえず左岸(流れる方向の左側)を遡上しましょう。


 程なくして、かつて何かがあったような場所に出ます。


 この石垣の上を歩いてしまった方が楽です。


 行き先がアヤシくなったら、がむしゃらに進む前に、周囲を見回します。きっとリボンが見えるはず。


 左岸(写真では右側)を進めば、基本的に道が見えます。


 踏みあとがありますが、けっこうヤヴっぽい。


 岩ゴロゴロゾーンで、しかもヌメッているところは非常に歩きづらい。


 脚立なんかがかけられていたりする場所もあります。しかし、逆に言えば、VIPコースだとも。


 まっすぐ遡上し続けると(途中高巻きするところがある)、沢が二叉に分かれるので、右の沢に入りましょう。


 右の沢の右岸、つまり、右の沢向いたと同時に真正面を見れば、登山道が見つかるはずです。
 まあ、慌てず探せば、道は開かれます。


 道に入ってしばらくすると、竜神碑があることになっています。しかし、碑は何らかの影響で転かされたままになっており、燭台にはトロけたロウソクがこびりついている、惨憺たる状態であります。


 竜神碑からほんの少し登山道を歩いたら、いつの間にかボロボロに崩れた沢筋を登っていました。きっと右岸沿いに登山道が続いているのでしょうけど、戻るのめんどくさいので(←こら)そのまま進みます。


 土砂災害にでも遭ったかのようにズタボロの沢ですね。


 そのまま進むといっても、沢の分岐などには要注意です。誤った方向に進むと大変なことになります。登山道は右岸側を走っていて、かつ最終的にはそのまま尾根に上がっていくことになるので、ふうたろうが沢を遡上するときは、まずは左側(沢にとっては右岸側)を確認すべし。
 というわけで、ここは左側の沢に入り込みます。


 その左側の沢の上流側から見下ろすと、ほら、本物のコースとぶつかったのが解るでしょう。左奥が、さっきふうたろうが「そのまま進んだ」沢です。



 進んだ道はこの地図の赤線の形になりますが、登山道と沢の位置は、数メートル程度のずれしかないので、地図で見分けるのは難儀するでしょう。右岸側に登山道が逸れていくのを意識して、ふうたろうは進みました。


 そして、左側の沢に入ってからも、岩ゴロゴロゾーンは相変わらず。急坂も相変わらず。


 木の葉が色づいてきました。曇り空によく映えますなあ(棒読み


 登山道は沢から更に左に逸れ、樹林帯に入ります。そのまま急坂とトラバースを2回ほど繰り返します。


 そのあと、クルッと南東方向へターンして、急坂を一気に登っていくことになります。ここから阿寺山の直下まで2時間30分というオゾマシいコースタイムですが、嘘です(きっぱり


 30~40分ほど厳しい急坂を登り続けるでしょう。しかし、荷物が日帰り用なので、疲れると言ってもたかが知れています。樹林帯の木の高さが低くなってきたらもうすぐ。


 曇った空の下に広がる湿原っぽい場所が。


 何と!南西には雪を冠した巻機山(まきはたやま)が見えるではありませんか!
 先週(今週だけど)の人形山の鬱空スペシャル晴れよりずっと良い(じと目


 阿寺山の二重稜線の尾根に到達しました。八海山方面から歩いてきたというメガネをかけたおっちゃんが休んでいました。そこからはいきなり中ノ岳が姿を現します。


 ふうたろうの進むべき方向は八海山方面。ほぼジャンクションピークとなる五龍岳です。


 …が、阿寺山を放ったらかして進むのかと。踏みあとすらもアヤシいけど、行っとかないのかと。


 ヌオッ(゚皿゚;)
 やはりお約束のウルトラデラックスハイパーヤヴ漕ぎゾーンか。
 …最近、この言葉を使うのが恥ずかしくなってきたな…。そのためには、ヤブ道を避けなければ…(ぇ


 阿寺山の山頂もヤヴの中。三角点がそこにあります。


 一応、中ノ岳の展望は抜群です。


 しかし、基本的には、中途半端に紅葉した低木ブッシュ(つまりウルトラ(略)ゾーン)が行く手と視界を遮っています。
 このヤヴの右奥彼方に見える、雪を冠した山は、最初巻機山かと思ったけど違います。どうも、方角的には下津川山・小沢岳のようです。登山道はない山のようですので、雪があるときでないと登ることはできないでしょう。


 さて、五龍岳方面に向かいますか…
 ん?(・ε・;)
 ツルッ!
 ヌオッ(゚皿゚;)
 軟らかい土の上に落としただけで、G’s-ONE(耐衝撃性強いスマホ)がイカレやがった(滅滅滅滅滅滅
 この凜々しい入道岳(八海山最高峰)を携帯で撮って、あとでFacebookなどで見せびらかそうと思ったのに!
 SIMカードがエラーを吐いたらしいので、その場(ウルトラ(略)ゾーン)で電池を外して、SIMカードを服でゴシゴシと。
 何とか復活したようでよかった…。危うく死人を出すところだった…


 あー苦労したヤヴ漕ぎゾーンだった(じと目歯ぎしりヴォー読み


 さ、八海山へ歩を進めましょう。


 ふうたろうが阿寺山のコースを選んだのは、この高層湿原があるからです


 阿寺山単独で登るとしたら、この高層湿原を駆け抜けることはできませんから。道はさっき登ってきた一本しかありませんから。


 でも、大雪山の沼ノ原(北海道)で述べたように、湿原は見るものであって歩くところではないので、ヌカルミ系は勘弁してほしい。


 この高層湿原の縦走路は、中ノ岳の展望だけではありません。


 入道岳(八海山最高峰)の展望もまたすばらしい。


 空が青空であれば、また山も違う色をしていることでしょう。


 草もみじ美しい高層湿原を抜けました。


 えぐれた笹ヤヴゾーンを進みます。


 おっと、まだ池塘が残っていましたか。名前が付いている池塘らしいですが、読めません。「神生池」。


 中途半端な紅葉の中を進み続けましょう。


 五龍岳がかなり近づいてきました。


 阿寺山方面を振り返ります。左奥に小沢岳などが見えています。


 阿寺山の標高は1509mなので、それを超えた場所からは、上州と越後の国境稜線が一望できます。


 阿寺山の奥の山は、越後の名峰・巻機山です。


 この辺りか、八海山方面からカメラを抱えたおっちゃんが阿寺山方面に歩いてきました。やっぱりくすんだ感じの紅葉に不満そう…


 まあ、高気圧にまともに覆われるのは、いつも平日というのが決まりですからね(歯ぎしり


 あの突起物が五龍岳でしょうかね。


 ここまで上がってきて、やっと六日町盆地の田んぼが見渡せるようになります。あの名だたる魚沼産コシヒカリの産地ですな。


 そして、ほこらみたいなものが。


 中ノ岳方面の縦走路と八海山縦走路の分岐到達。13時5分到着。


 折角なので、五龍岳の上も踏んどきますか。すぐそこだし。


 天気と中途半端な紅葉を除けば、絶景です(ぇ


 入道岳、行きましょう。


 六日町盆地の遙か彼方に見えているあの山脈は、どこに当たるのでしょう。小沢岳のようには解らないなあ…。志賀高原の辺りですかね。


 あれは、夜な夜な浦佐駅から便所参りしてグシガハナ経由で登った越後駒ヶ岳ではないか(棒読み


 中途半端だとかなんだとか言っても、越後山脈付近の紅葉は日本一すばらしいと思います。ふうたろうに、山の紅葉の美しさを教えてくれた山だからね!


 もう少しです。


 五龍岳、随分低くなりました。


 越後三山のうち、越後駒ヶ岳(左)と越後中ノ岳(右)。


 色づいた道の中を歩いて山頂へ。


 ずっと気にはなっていたけど、遙か北の空はガッツリ晴れているんですよね。


 おや?雲に切れ間が…


 そう思っているうちに山頂近し。


 恐らく、東京方面に比べたらずっと雲は薄いはず。


 越後駒ヶ岳の裾には日が差してさえいますよ…


 そうそう、八海山最高峰・入道岳登頂。


 これから八海山の岩峰縦走が始まります。どんな道なんだろうね。妙義山(群馬県)の鷹戻ノ頭のようなことはないと思うけど…


 ふうたろうの前には4人組の登山者たち。愛知県から新潟県まで、山で出会った人同士、八海山で再会を果たしたそうです。


 しばらく、一緒に行きますか。


 入道岳からしばらくは、まだ岩場はそうでもありません。が、ヌメッているので滑落だけは警戒しましょう。


 六日町盆地の田んぼ。


 振り返れば入道岳。形は、阿寺山や五龍岳方面から見た方が美しいですね。


 遙か彼方には飯豊連峰まで見えるほどです。北アルプスさえ見えなかったこないだの人形山の鬱空スペシャル晴れとは大違いだなあ(じと目


 最初の岩峰、大日岳が近づいてきました。


 あの4人の方たちは、行きで縦走しているので、ここでお別れ。ふうたろうは岩峰へ突撃します。


 ふうたろう隊長(ひとり)、突入!


 しかし、そんなに大したことはない。鎖を付けてくれている人がいるおかげで、アスレチック気分です。


 あのぽっこり岩がいちばん見応えのある岩山ですね。思わず唸ってしまいます。


 ここでは青空がほしいところですなあ。


 難しくはない鎖場だし、鎖に頼らなくても登れる場所は多いところでもありますが、油断大敵。落っこちたら確実に死にます。


 入道岳、中ノ岳、大展望ですな。


 大日岳の最高部到達。


 写真、だいぶ斜めになっていますが、鎖が岩の向こうに消えているのを見るだけで、けっこうスリリング♪


 岩の狭間から六日町盆地田園風景。


 快適な岩の天空歩道。


 摩利支岳というそうです。


 八海山の縦走路展望なら、ここがいちばんかなあ。


 迂回路なんて進みません。ふうたろうは一途に岩を進みます(黒ハート


 後ろを振り返っています。梯子やら鎖やら、忙しい道ですね。


 白川岳、というところらしい。ここからの縦走路の展望もなかなかですが、もう、先にメリハリのある岩場があまり残っていない、という感じです。


 薬師岳の遙か先に、魚野川が西へ蛇行していく様子がよく見えます。


 またもや岩の狭間から六日町盆地。でも、ちょっとアングル悪いかな。


 こういう鎖横トラバースは、鎖の直登よりも質が悪い。岩が踏まれすぎていてツルツルになっていますから、滑る滑る。


 紅葉と曇り空。


 六日町盆地南部。


 ここで激しい岩場コースは終わります。


 あのピークは踏まなくても先に進めます(ピークを突っ切ることは無理)。


 この看板に、威しまくりの文句が書かれています。読みたい人はどうぞ。


 地蔵岳。ここが岩峰の端になりますか。


 眼下には千本槍小屋が見えます。


 北を向くと、魚沼丘陵、越後山脈の一部、などが折り重なっているようすがよく見えます。


 地蔵岳で行き止まりになるので、手前の鞍部から迂回することになります。ヌメッているので注意しましょう。


 岩肌を伝うように進みます。


 あそこに○ンコのような岩が見えます(黒ハート


 チ○コ岩を過ぎるとすぐに千本槍小屋です。


 千本槍小屋では、何やら商売をしているようです。休憩料まで取られるようなので、通過します。Bye-bye!


 もっとも、ふうたろうには休憩している暇なんてないのですね。出発はみんなよりも数時間分遅いと思っていいのですから。


 薬師岳。やや広めの山頂部に神社があります。


 ここで展望の得られる景色は終わり。あとはソバ屋のある登山口方面に降りればいいのですが…


 ここで、入道岳で先に降りていった兄ちゃん二人組をグイッと抜かしていきました。ふうたろう、昨日の絶不調の割に、意外と足が軽いですな。
 ただし今のこの道、ツルッと逝くとオワッてしまうので注意です。


 ふうたろうは弾丸下山しています。しかし、前を歩く人たちの邪魔をしてはいけません。草もみじでも眺めようではありませんか。


 天気の悪さも相まって、くすんだ紅葉がいとおかし(ヴォー読み


 女人堂避難小屋手前に水場があります。水場を汚さないようにとの札が下がっています。従いましょう。


 これが女人堂避難小屋。トイレはバイオトイレ。しかし、既に汚物が満タン(滅滅滅


 女人堂避難小屋で、さっきの4人組メンバーに追いつきました。弾丸下山しているふうたろうですからね…
 西北西の彼方に米山が見えます。


 ふうたろうがリトルジョンをしている間に、4人組は先に行ってしまったようです。


 ♪今日もまたひとり
 ♪ヤヴにたたずめば
 ♪だだくもりぞらに
 ♪寂しく走るぅ
 (「帰れソレントへ」のメロディで)


 コギ池とかいう、小さな水たまりがあります。モリアオガエルが生息しているとか何とか書いていたようないなかったような。


 単調な樹林帯が続きます。モクモクと歩くしかありません。


 何やら、今頃になって雲が切れてきたという罠。


 ガチで晴れて来やがった!


 ふうたろうと老夫婦で話をしていたら、みんなここで足を止めて写真を撮っていきました。今日初めての青空、みたいなもんだもんね…


 既に16時を過ぎています。とうてい、ソバ屋のある登山口まで歩くことはできません。タイムアップです。このままロープウェー乗り場を目指すことになります。


 やれやれ、この天気があと3時間早ければね…


 遙拝堂避難小屋。このすぐそばにロープウェー乗り場があるのですが、避難小屋…。


 老後、ねえ…。
 ふうたろうの老後なんて、存在が危ぶまれる。


 展望台、行っておこうと思いました。
 …が、上がって景色を見ようという気にはなりませんでした。所詮、作り物の景色ですからね。


 うす暗くなったロープウェー乗り場の展望テラス。


 どうも、クラブツーリズムのツアーにぶち当たったせいで、混雑しまくってしまいました。でも、バスが何時発か判らないので、早めに行っておくに越したことはないと。


 そして、八海山の山肌に、本日最初で最期の日差しが。


 片道1000円のロープウェーを降りたら、とりあえずバス停を探さねば…と思ったけど、バス停、ないぞ!


 さがしながら道路を下りますが、このニクタラシい晴れ方は何じゃ(゚Д゚メ)ゴルァ


 あそこにバスが止まるようなスペースがあります。が、肝心の路線バスは端っこに追いやられています。最初、ふうたろうはバス停を発見できませんでした。
 バスが来るまで40分ほど時間があったので、登りに来ていた母娘ふたりと話をしながら過ごしていました。娘さんは東京生活で、お母さんは新潟県内にいるそうで、今日はふたりで待ち合わせて登りに来、そのあと温泉に泊まっていくと言っていましたっけ。親孝行な娘さんです。
 ところで、今日は何人もの人と話をしたけど、300名山の話を聞かせた人で、驚かない人はいませんでした。まだまだメジャーではないのですね。
 今日会った人は、知っている範囲で、愛知県、岐阜県、神奈川県、東京都、新潟県、群馬県、そして石川県の人。八海山は色んなところから人が来る山なのですな。


 六日町駅であの仲のよい母娘おふたりと別れたら、ふうたろうはとりあえず腹ごしらえに出かけます。どうせ越後湯沢駅の店は殆ど閉まっているだろうしね…
 近くにイタリアン料理店っぽいのがあったので入店。ナスと白身魚のトマトソーススパゲティですが、けっこうなボリュームでありますな!ふうたろう、2割ほど減らしてもらうべきだったと、あとで悔いることに。でも、かなり美味かったですな。次、六日町に来たら、また食べに来よう。
 なお、店名は「食いんぐ」と書いて、"いーてぃんぐ"と読ませるようですが、最初、"ショッキング"と読んでしまいました(滅


 六日町駅前のスーパーの中に産直売り場があるので、そこにも入店。放射能分析にでも使うのかと言いたくなるほどの量が入った食用菊やえのきたけにはどん引き(滅
 あとは坊ちゃんカボチャとかニンニクとか買って帰りました。


 このあと、新幹線で大宮まで、赤羽からバスで家の近くまで帰ることになりますが、赤羽駅に着いたら雨が降っていました。しかも、直後のバスが大和町止まりで、要するに20分待ち。おとなしく池袋経由で帰った方が早かったね(じと目
 #193八海山クリア。


天気:くもり、東京では夜に雨(新潟県南魚沼郡六日町・大和町・東京都北区・板橋区、上越新幹線など)

  1. 娘のほう。
    10月 28th, 2013 at 23:52 | #1

    バスのりばでお話した母娘連れの娘のほうです!
    あの日はいろいろお話できて楽しかったです♪

    素晴らしい日記ですね!
    山の様子などマメに記述してあって、参考になります。

    ちょくちょくのぞかせてもらいます~

  2. ふうたろう
    10月 29th, 2013 at 09:01 | #2

     娘のほう。 さん
     おはようございます。あの時は、ふうたろうめも楽しゅうございました。仲のいい親子だなあと、話しかけてよかったなあと、思いました。

     それと、お褒めにあずかり嬉しゅうございます。ただ、みんなと同じ山日記を書いてもしょうがないかな、と思っては、書いています…

     どうぞ、今後もよろしくであります。

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