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逃げまどう人々

2008年 8月 21日

 今日もひまわりがガツーンと咲いています。
 モワッとした熱気が辺り一面覆っています。
 でも、ひまわりの後ろには都会の人工物だけでなく、この1ヶ月くらいずっと、というくらいの低層雲があります。九州山行の時よりも…多いかな。


 今日は農薬の抽出をパパッと仕上げた後、僕にオパーリンの『地球上の生命の起原』を紹介してくれたOさんに会いました。言葉のひとつひとつに正確を期すところは本当に相変わらずで、聞いていて飽きません。ただ、今日は会うだけではなく、ある「活動」をするためでした。ま、それは追々。
 夕方、いつも通り帰ろうとすると、空が猛烈に暗く、大粒の雨がパラリパラリと。
 この写真を撮った直後数秒で、一気にシャワー。同僚のSを振り切って、駅までダッシュ。


 池袋で、好日山荘に寄って地図類を買おうと思っていたのに、池袋駅ビルを出ることさえできませんでした。
 毒矢の雨どころか、串刺しの刑のような雨が叩きつけ、常時点灯のごとき雷。市房山や新燃岳~中岳で降られた雨なんか屁のカッパです。


 軽食屋の軒下を5分ほど借りていましたが、営業妨害になって悪いので場所移動しようとしていましたが、それにしても、目の前を突然の串刺しで慌てふためく人々がダッシュ。5m歩けば全身シャワーが浴びられるくらい、海パンをはけばサンシャインビルの屋上まで泳げそうなくらい、スゴかったのですから、これも致し方なし。当然、傘なんかあってもなくても同じというレベルです。
 所沢に帰ってきても、濡れた痕があり、常時点灯の雷。
 今日の雷雨は8月5日と10日以来のすさまじさでした。


 ところで、最近、パールという、日本の戦争を裁いた東京裁判の判事をやった人のことを書いた本を読んでいます。パール判事の論理はいわゆる靖国派といわれる人たちの金科玉条とされているものだそうですが、実は、これがまた単純ではなくて、スゴくおもしろいのです。ひょっとしたら、パール判事は、僕の考え方とも結構合う部分があるかも知れません。いや、少なくとも、パール判事を鵜呑み(正確には誤解)にする人々よりはずっと一致できそうです。
 また気が向いたらパールさんのことでも書こうと思います。


天気1:晴れのち雨、強風と落雷を伴い非常に強く降る(東京都板橋区・豊島区)
天気2:くもり、夜は雷を確認(埼玉県所沢市)

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