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気候変動から恋愛まで

2008年 8月 26日

 黒い朝は、もう4日目になります。霧雨時々雨、という天気で、湿度常時100%近し。いくら草に付く露がきれいだと言っても、いいかげん辟易してきます。


 ヤブガラシ(ブドウ科)にまぶされた露です。これでも意外と風が強くて、かなりイライラしながら何とか撮ったやつ。そして、出勤。


 実は、今日は腹が痛くて(また昨日の駅ソバか)、更に野菜の農薬抽出で包丁を使っている時に手を切ってしまって、ダブルショック。抽出効率ガタ落ちです。
 空はかくのごとく黒いし、サッサと終わりたい。


 しかし、夜、アレの班会がありました。一昨日の地区委員会の時とは違う理由でSが遅れると連絡してきて、Tくんは時刻通り来ました。結局班会をやめることにしたのですが、Tくんと2人でモスで食っていたら、それが班会もどきになってしまいました。Sには「21時まではいねぇぞ」と脅しておきながら、地球温暖化や医療ミスの話からつい8~9ヶ月前の忌まわしい記憶まで話していました。…恋愛については、中途半端な態度を取ってはいけない。そんなまとまり具合になるような話でした。
 ところで、サファリパークと榛名山の話、Sよりも早く、Tくんは僕の日記を見て知っていたようです。班会で話すよりも話が早い。彼が参加するには10月第3週・4週ということになりそう。
 実現するかどうかは、判らないけど。
 …いや、実現の主語はおいらたちだから、「実現させられるかどうかは判らないけど」、と書くのが正確な日本語。


 それと、パール判事のことを書いた新書『パール判決を問い直す』(中島岳志、西部邁 著)、を読み終わりました。パールについての勘違い野郎が日本には如何に多いか知りました。平たく書けば、彼が述べたのは、「A級戦犯無罪論」であり、「日本の侵略戦争無罪論」ではないこと。99.9%の「自称保守派」(筆者の表現)がその誤りに陥っていて、戦勝国側が敗戦国を裁いた東京裁判と同様、ダブルスタンダードであることも、やっと表沙汰になりました。
 …パールのことを知ったのは2年くらい前にまさに、とある「自称保守派」「日本の侵略戦争無罪論」を堂々たる姿で述べていた時でした。だいたい当時見ていた論理からして、その保守派はダブルスタンダード(例えば、同じことをやっていても日本ならOKでアメリカならNG、というような不公平な考え方)だとは思っていたけど、彼らがよりどころとしているパール自身も僕と概ね同じことを言っていたのですね。ああ滑稽なり。
 この本、法哲学云々の話は気怠いので読み飛ばしましたが、パールが何を言ったのかをザッと知るには良い本です。如何にネット上などで出ている「無罪論」が荒唐無稽か、ネコでも解る。


天気:くもり時々雨(埼玉県所沢市・東京都板橋区)

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