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旅行というものを

2011年 4月 23日

 長岡のMariさんの家にいる、居候ふうたろう。誕生日ケーキまでいただきました。シンプルなショートケーキかと思ったら、中のクリームの中にどうやら桃シロップ漬けの刻んだものが入っているらしい。
 ケーキをおいしくいただいたら、これから会津柳津温泉方面に出かけます。Mariさんは温泉が好きだそうで…。


 ここは温泉宿…ではなく、柳津温泉郷の名物である、粟まんじゅう製造所。軒の下に湯気を吐くパイプが出ていて、これぞ饅頭屋の目印であるかの如く、すべての饅頭屋にあります。看板やのれんより目立ちます。


 何という名前の寺だったか、満福寺…?客が少ない。雨のせいであると良いのですが。


 ここは裏手。あのお堂を回って表の入口に至ります。


 お寺から只見川一帯を一望。


 牛の銅像を撫でて幸福になれる(?)というものですが、撫でられすぎて緑青が剥げています。


 これが赤べこらしいです。首の動きが不気味です。


 もう一つの入口の、長い階段。


 あのたこ焼きのようなオブジェは、温泉に触れるための設備か?


 食堂を探し歩いていますが、意外とありません。


 普通の食堂を見つけ、入りました。Mariさんはラーメンか何かを食べていたような気がしますが、ふうたろうは玉子丼。七味をかけようと思ったら、油が酸化して使えないという罠。


 香月堂で粟饅頭を一つ。Mariさんは粟饅頭二つと茶饅頭二つを買い込んでいました。
 この粟饅頭は、皮というか、餡を粟でコーティングしているものです。


 観光案内所に行って、今夜の宿を案内してもらいました。その宿というのが、この『月見亭』。
 案内所のおばちゃんとは、もちろん、ふうたろうたちのことだから、井戸端会議爆裂ということです。


 醤油や米など、地元のものを求めに、道の駅などを探します。しかし、柳津にある道の駅、米も醤油もなく、どちらかというと、ハイパー・キノドク・スーベニア系かな…(滅


 それでやってきたのはこのスーパー。
 しかし、スーパーよりも、その駐車場にある小さな農家の爺ちゃん婆ちゃんたちがやっている店の方が、おもしろいものが置いてある上に、立ち話もできるという件。結局、ここで米と餅と青豆(納豆用)を買うことになりました。自分が誰の作ったものを使うのかを判る買い物をしたいのですな。ある意味そういう信頼関係に憧れているわけです。


 次にMariさん号でやってきたのは、地熱発電所。発電所は動いているようですが…。


 見学用の施設は休館しています。地震の影響で、節電対策、ですかね?それとも、放射能騒ぎで誰も来ない?
 会津は通常の放射線量の3倍ほどに上がっているそうです。


 十分に長いパイプラインが張り巡らされていますが、施設の外に、道路に沿ってグルッと続いている超長いやつもあります。


 これから、温泉に浸かります。『せいざん荘』
 震災の関係で、入浴だけであれば無料で利用できるようになっています。ただし4月30日まで。
 ありがたく使わせていただきました。


 温泉にいた頃はまだ明るかった空ですが、17時を回るくらいから雲が厚くなってきて、遠くの方ではどうやら本降りの模様です。


 18時近くになり、夕飯。どこもかしこも閉まっているし人もいないので、若干探すのが大変でしたが、このそば屋に。


 舌代ってのが気になる単語ですが、メニューのことですかね?


 ふうたろうはざるそばを注文ということで。かなりコシの強い蕎麦でした。


 ひとまず今日は序章。胃もたれに毎食後苦しみながら過ごしたけど、何の気兼ねもなく過ごせるのはとてもありがたいことです。明日はまた天気もよくなるでしょうから、もっと楽しめると思いますが…


天気:くもり時々雨(新潟県長岡市・福島県河沼郡柳津町・会津坂下町、移動中は含まない)

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