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どうしてふうたろうはそんなにタヒにやすいの(猿政山敗退:島根県)

2015年 4月 25日

 三次(みよし)駅到着。‥なんだけど、何か、様子が違うね。


 昨日言ったとおり、三次市で尾関山公園のMissionをやってから行こうと思います。備後落合行きの芸備線は6時56分発ですので、それまでにクリアしてから、です。


 5時46分発の三江線で尾関山駅まで。140円のリアル課金です(真顔


 朝もやの中、早足で尾関山の車道を歩きます。数個のPortalをHackするだけなのでそれほど大変なMissionではありません。


 ふうたろうとしては、こういう場所があったんだと、知る機会になります。


 ただ、時間に追われるのは厳しいですね。もっとゆっくりしたいものです。


 それから、なにか食べるものを手に入れないと‥しかし、セブン-イレブンしかありません。セブン-イレブンに限ったことではないかもしれないけど、その経営方針が嫌いなので、このコンビニはなるべく使いたくない。ローソンやファミマよりも欲しいものは少ないし。


 巴橋を渡ります。
 Ingressがなかったら、三次駅でヴォケ~っと待っているだけでしたね。


 亀井静香の名前が入った看板がそこにあります。そういえば、彼はこの辺りが地盤でしたっけ?昔の保守議員ですよね、確か。


 またセブンか。同じコンビニを固めて置くの、やめてほしい。


 さすがに朝6時過ぎでは歓迎もなにもないよねー


 周りの雰囲気に似つかわしくない、きれいな庁舎。よほど老朽化していたのでしょうか。


 すぐそこに、いつも行くインドカレー屋が。でも、雰囲気がなんか違うんですよね。


 やっぱり、あの三次駅が‥ね。


 というわけで、とりあえず備後落合駅到着。ここで68分の待ち時間があるわけです。ふつうの人なら店も観光地も近くにないこの駅で68分待つなんて、考えられないでしょうね。


 そしてふうたろうは、初めてここのトイレの水が飲用不可であることを知りました。飲むこと幾度(遠い目


 ふうたろうの感覚は麻痺しているので特になんとも思わないのですが、ここは、おそらく秘境駅です。しかも通常考えられないようなレベルの、秘境駅です。
 ふうたろうにとっては、ちょっとそこまでレベルのことなのですがね‥


 前、ここにはなにか建物がありましたよね?
 しかし、この位置に関する写真の記録が、ない‥(滅


 それでは、68分後の木次線に乗りましょう。


 いわみエクスプレスが寒かった上に妙に寝苦しかったため、木次線では途切れ途切れで寝ていました。そして目的地駅の出雲三成駅到着。10時45~50分の間くらいに到着したと思います。


 駅に電車は殆ど来ないが、この駅には道の駅も併設されていて、そこの地場野菜(山菜含む)系が大人気です。どこから来たんだというほど客がいっぱい。ふうたろうも帰りに買っていこう(フラグ


 奥出雲交通バスで内谷行きのに乗ります。終点まで。ここが島根県猿政山の公共交通限界地です。まあ、今後集落が崩壊していけばどうなるかわからないけどね‥


 花が咲いています。というか、咲きまくっています。北海道で竜宮城生活していたふうたろうは、こちらに戻ったらもう夏だった、という感じです。ふうたろうに春はこなかったのだ(爆滅
 ところでこの花はスズラン(ユリ科)かと思ったのですが、何かちょっと違う‥


 すっかり新緑の季節になってしまっています。初夏です。
 ふうたろうに春はこn(略


 ん?(・ε・;)
 なんだこれは、行き止まりか?‥と思ったら、右手に橋を渡るところがあります。


 八重桜、かな。きれいですね。色が薄めです。


 新緑のもみじも美しい。
 「新緑の紅葉も美しい」などと漢字で書くとワケワカラなくなるという、どうでもいいことを言ってみる。


 内谷川を覆うもみじの新緑が美しい。これが紅葉していたらまた違った美しさを見ることでしょう。


 さて、正真正銘(フラグ)猿政山の登山道へ続く道です。しっかり登頂して降りてきた暁(フラグ)にはIngressで派手に暴れるぞと。


 この花は、似たようなやつを以前調べたことがあると思います。でも、思い出せないのがクオリティ(滅滅滅


 これはコンロンソウ(アブラナ科)か、その仲間ですかね。


 う~ん‥これは、キンポウゲ科の花だとは思いますが‥


 これはスゲの仲間の熟したやつだと思いますが‥
 花の時期は(も)、日記を書くのが大変です(アヴラ汗


 林道を奥へ。


 沢が。降りられそうだったので降りてみると‥


 ニリンソウ(キンポウゲ科)かな。


 アッー!真正面に見えるのは猿政山!
 ‥ではないようだ(真顔


 何?このまま林道突き進んだらあかんの?
 看板には「(○○宅)へ入山」とか書いてありますが、まっすぐ進めばいいはず(地図にはそのルートしかない)なので気に留めません。


 この先にあるのはとにかく廃墟になった集落のようです。


 ネコノメソウの群落。絵になりますねえ。


 苔むしたU字溝。


 ブッ¨:∴(゚ε゚;)
 おいおい、通行止めじゃねーか!
 少なくともこれまでに登山口っぽい場所はなかったんだが‥それに、島根県分県登山ガイドではここを普通に真っ直ぐというものになっていたような希ガス(じと目


 というわけで、あてのない登山探しが始まります(フラグ一本目回収


 あの、駐車場っぽい看板に書いてあった「○○宅」とはここのことかいな。とりあえず進んでみるか。


 うん、ひどくアヤシい(真顔


 いやあきれいなタチカメバソウ(ムラサキ科)(ヴォー読み


 猿政山に渡渉なんてないよね。


 (Θ_Θ)どよーん
 ん?(・ε・;)


 ザクッ!
 グフッ¨:∴(゚ε゚;)
 どうやら手をついたところにミヤマイラクサ(イラクサ科)があって、毒を受けてしまったようです(滅滅滅滅滅滅


 荒れた竹やぶ。鹿や蛇の通り道になっている模様‥


 ヌオッ(゚Д゚;)
 ココは‥まっすぐ向こうに行くとまたあの林道に戻って‥


 ‥しかし、耕作放棄を通り越して、集落が消滅しているというのは‥日本の未来を見ているような気がして、ね‥


 いま一度さっきの駐車場の看板まで戻って書いてあることを確認してみると、やっぱりさっき砂防の渡渉やイラクサザクぐふゾーンや竹やぶウボァー(゚Д゚)ゾーンに入っていったあそこら辺のようですな‥


 でも、少し入る道が変わると何やら見えてきましたな‥


 少なくとも、ここまでは人の出入りがあると見た。


 少なくとも、ここまでは人の出入りがあったと見た(じと目


 劇的ビフォーアフターもビックリの変化を遂げた林道のようなものがあります。あくまでもようなものが。


 ‥まあ、どうせ行く宛もないし、お前を信じるよ‥(遠い目


 おや、さっきのウボァー(゚Д゚)に比べればずいぶんまともじゃないか。


 ウボァー(゚Д゚)


 そしてまた安寧な道。


 何だ、この花‥
 花の写真は撮っているところまでは天国、その名前を調べるのが鬼畜です。


 しかし、ほんとにひでぇコースだな(爆滅


 まあ、景色的にはある意味最高だけどね‥


 こんなところでツルッとか逝ったらほんとうに辛いぞ‥


 ミズゴケの上は滑りづらいので、まあ、そのあたりを歩くしかないわなと。


 深山幽谷すばらしいなあ(棒読み


 ん?(・ε・;)
 なぜにいきなりこんな階段が‥?
 もちろん、この上には何もありません。


 道はどんどんタノシくなってくる(真顔


 北海道に行っている間に賞味期限が近くなり、そして過ぎたバウムクーヘンを食べます。
 「『国内産小麦100%』を製粉して得られた小麦粉使用」とか、無理やりイメージアップしたところがタノシいやらミットモナいやら。


 これは、普通に考えて正規のルートではないということですな。あの王子製紙の立て看板に「正規ルートを云々」とか書いてあったけど、結局それがどこなのかは記載していないという。


 あ、詰んだ(遠い目


 いやいや、まだまだ諦めませんよ。


 上に向かっていれば、そのうち着くはず、そのうち(フラグ


 ほらテープだってあるじゃない!


 ウボァー(゚Д゚)


 尾根に出たようですが、悪路はまだ続きそうです。


 地面にみずみずしい草の芽が出ています。


 たぶん、これはサンカヨウ(メギ科)ですね。


 若干残る雪。


 ヌオッ(゚皿゚;)
 ‥詰んだ(滅滅滅
 こんな不安定な岩場、越えられん。


 仕方がない。時間も押してきているので、引き返そう。


 さっきのテープ。しかし、ここに戻ってくる予定ではなかったので、ちょっと焦りました。いや、この辺り、地形が複雑なのと、地図のちょうど境目であるのとで、読図が辛いのです。圏外なのでチートも使えないし。


 ま、大丈夫だけどね‥
 問題はやっぱり公共交通に合わせるために色々慌てることですね。登山の安全性を考えるなら、マイカー登山のほうがある意味高いと思います。


 沢のしぶきがかかるかかからないかするところに生えるネコノメソウ(ユキノシタ科)


 汚れまくったので、ここで顔を洗いました。


 登りも険しかったので、下りも険しい。


 沢とは、渡渉と並走を繰り返す。


 まあ、色々あるけど、この沢歩き自体は悪く無いですよ。


 天気いいし、新緑や苔もきれいだし。


 いつも近くにこういう散歩する場所があればいいのにね。取手市や所沢市にいた頃はまだ良かったんだけど。


 それにしても、ここが道に見えるのはもはや重症(真顔


 こういう場所がデフォなのも重症(真顔


 ここは道でしょう(真顔


 戻ってきましたね。結局正規の登山道はどこだったんだろうなあ(じと目歯ぎしりヴォー読み


 天然のワサビです。のどかですなあ‥


 しかし、このあたりの家々はほぼ廃墟です。田畑も放棄されてどのくらい経つんだろう。


 こういう場所も、生活(農業で生計)が成り立つなら、住みたいと思う人は絶対いるはずです。というか、いないわけがない。


 新緑の林道を、元来た道を、戻ります。


 幻の指導標だね(じと目歯ぎしりヴォー読み


 なにか食べようと蕎麦屋があったので立ち寄ったらやっぱり閉まっていますね(棒読み


 旧市町村名のまま残っている‥


 内谷バス停到着はバス発車の1時間ほど前でした。こんなことならもう少し猿政山攻略を粘っても良かったかと思ったのですが、それは結果論でしかありませんからね。今までそれで何度タヒんできたやら‥


 のどかですね‥あの、国東両子山(大分県)から降りてきた時の雰囲気に似ています。
 日本(政府財界)って、これほど豊かな自然や風土の価値を、なぜ、経済でしか認めようとせず、維持せず、壊そうとするのか。


 豊かさとは何か、って、考えませんか?金を持っていることが豊かですか?物とお金にあふれているのも豊かさの一つであることは認めますが、豊かさとは本来多様であるべきです。


 近くに鍬を持って畑を耕す爺ちゃんがいたので立ち話をしていました。猿政山の話をすると、どうもふうたろうが入っていった場所は違うらしい。その奥の廃墟の間をどうにかするらしいです。あるいは、呑谷(のんだに)から登ってしまうのも手だそうです。呑谷はふうたろうが今日歩いていた内尾谷のもう一つ南の谷です。


 槇原バス停でバスを待ちます。値段はどこまで乗っても一律なので変わらないんだけどね。


 ‥出雲三成駅に戻ってきました。が、ここが終点ではなかったので、危うく通過されるところでした。そして、今朝狙っていたあの山菜は、18時閉店(バス到着17時59分)の道の駅にてあえなくガラス戸の向こう側に(滅滅滅滅滅滅


 というわけで、今日のふうたろうもダイナミックにタヒんできました。そしてその足で出雲市に向かい(もちろん電車で)、出雲市駅前のゲストハウス「いとあん」に泊まります。
 しかし、宿の確認があまりにもテキトウすぎたため、チェックインやシャワーを使う時間など、あらゆることで支障をきたしました。
 こうして、ふうたろうのヒドい旅は今日も征く(どや真顔
 UC:2
 FD:1


天気:晴れ時々くもり(広島県三次市・島根県仁多郡仁多町・八束郡宍道町・出雲市、JR芸備線・木次線など)

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