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多次元の痛み

2009年 2月 15日

 ふうたろう、今朝は無気力で起きられませんでした。8時過ぎには起きたけど、9時過ぎまで布団から出られませんでした。寒いから、というのもあるかもしれないけど、それ以外のものがある。


 今日は後に示すように、何気に大きめの会議の、ふうたろうはむしろ主催者側の立場で動くのです。信じられないことですが、斜に構えたふうたろうが、ですよ?
 でも、みんなでここまでやってきた。だから、やるしかない。


 11時半集合でしたが、その時刻までに来た人は2人。まぁ、それはいい。ふうたろうは、「モチーフ」と書いて「アイテム」と読むものを探していましたから。
 早春賦を奏でるオオイヌノフグリたちが、咲き誇っていますね…。


 ホワイトボード、何も書いていないホワイトボードに、今日の会議の題名を書いていく。残念ながら、ふうたろうにこういうものを描くことはできないのですな。その時点で、もう、この会議がふうたろう1次元とはかけ離れたものであることが判ります。


 …とても、出来がいい。悲しいほど、出来がいい。
 出来がいいというのは、技術的なレベルが高いという次元ではなく、ふうたろう1次元だけでは絶対表現できない、そういう次元の出来なのである。これは、絵の才能があるなしの問題ではない。
 S吉撮影。


 そう、今日は子連れが4人いて、子どもも4人。多次元世界にふうたろうはいる。オーバーではなく、本当にそう思う。


 当然、会議そのものに参加している人みんなで面倒を見る。このコミュニティは、1次元ふうたろうには共産主義社会以上に判らない社会かも知れない。
 なお、K君撮影。


 一応、今日はみんなで闘い続ける、という闘魂込めた会議です。来賓(こんな小さな会議でも来賓です)に、日本共産党から地区委員長や青年学生対策の人たちも来ました。…といっても、来賓=会議中の保育係という方程式が成り立っていましたが。
 地区委員長だけは、来賓の挨拶をしてもらうことになっていて、発言は全部、レコーダに撮ってあります。
 ふうたろうにとってその挨拶の中で思ったこと。ホンダのとある工場が6兆円の内部留保を0.2%(12億円)出すだけで期間社員たちのクビを切らなくて良い、という話は、当然なのであえて言うまでもない。しかし、それ以上に許せないのは、自動車総連という労働組合が派遣・期間社員たちの4300人の首切りに対して、その機関紙で一切採り上げないという事実。その中にいる少数の共産党員が「それはヒドいじゃないか」と言っても、「かわいそうですね」で終わるとか。
 何という低次元の運動だろう。そんな運動が、労働者の多数の支持を得られるはずがない。
 JMIU(全日本金属情報機器労働組合)というのは、一般的に共産党系と言われるけども、こちらに相談が集まって来るという。労組が2つに割れていること自体異常だと思うけど、多数派を占める労組(民主党系)がこれなのだから、日本の労働者は悲劇です。労働組合は、ただ労組と名乗っていればいいのでも、ただ拳を振り上げていればいいのでも、ない。やる必要のあることをやらない労働組合は、要らない。
 なお、このふうたろうの考えは、ダイレクトにふうたろう自身に返ってくる。


 ふうたろうは会議の疲れでは説明できない、異常な居づらさでテンション下がりに下がっていた。ボールを持つ手に力が入らない。1ゲーム目は82という惨たんたる状況。11人の中で最高は134くらいのS吉。
 ふうたろうも何とか2ゲーム目はテンションを上げた。全身に力を込めて、集中してみた。すると、スペアの連続で133と善戦。しかし、委員長Sの178やAさんの139、Cちゃんの144など、これまた強力であった。Sはスプリットを取ったので、なお、沸いた。
 やっぱり、スタートがこれでは、限界なんだよ。


 子連れAさん、139と健闘。そういや、CちゃんもKダンナを大幅に上回って144だったな。母強し。
 95%気力で山に登るふうたろう、実はボウリングでも同じであった。気力で50の差が付くとは…。


 この後、魚民(うおたみ)で飲み会。9人参加。
 ふうたろう、今日の会議の決議に、「居場所となる班を作る」などと率先して盛り込ませていた張本人であるにもかかわらず、居れば居るほどエナジードレイン。こういう大きいことだけ言って実行できないのは小者だな。
 しかし、実は、今日の参加者の中に、かなり気になっている(女性として)人がいる。人妻を狙うほどヤボなふうたろうではない(魅力的ではあったが)ので、限られてくる。
 そんなふうたろうは、当然彼女の動きや発言に敏感になる。そうなると、針小棒大に全てを捉え始め、不安と安心に大きく揺れる。その感情が組織全体に投影されて、居づらい「居場所」になる。
 でも、11日の日記に書いたことは、ウソではない。ふうたろうは、ふうたろうがダメになったら機能しないところで長く動いてきた。しかも、それを10年続けてきたのだ。アレの組織に限らず、サークルでも「ふうたろうがいないとみんな動かないよ」とさえ言われた。事実、ふうたろうの代以降、動かなくなった。帰りにFさんとも話していたけど、ふうたろうは、現実として班員を信じ切っていないのだ。どこかで、バカの壁を作っている。「何かあったら相談できる人の集団」だなんて、決議文に書き込んでおきながら、一番実行できていない班員だろう。
 1から2に、さらに3や4の次元に飛んできたふうたろう。居場所がわからない。本気で判らない。自分で考えていることが、信じられないほどぶれている。今日、役員の更新をし、ふうたろうは引き続きその役員になったのだが、改めて自信を失った。
 世界の全貌が判らなくなっても、1次元でいれば居場所は一直線上だけ。ある意味、楽なのかも知れない。2が辛い。それ以上は考えられない。
 信任してくれたみんながいるのに、ふがいない。


天気:くもりのち時々晴れ(埼玉県所沢市)
覚え書き:洗濯・五分づき米・紙コップ・単4電池・コピー30枚・CK登録

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