Home > Ingress, ふうたろう旅日記 > トラウマの島(滅)

トラウマの島(滅)

2019年 7月 28日

 ここは、大阪沿岸部‥ではありません。三重県鳥羽市の沿岸部です。念のため、昨日は大阪・兵庫にいました。昨日それからの、ここです。
 昨日付は「18きっぷで東へ」とまでしか書きませんでしたが、昨夜は松阪市のネカフェまで来ていました。三重県の沿岸部とか、最近のふうたろう、通常では来られない場所です。せっかく痛院するのですから、多少寄り道イン活、しましょう。
 鳥羽には確か小学校6年生ころの修学旅行かなんかでイルカ島に行ったことがあります。もちろん、イルカ島のことなんか記憶の片隅にもありません。ただ、島から戻ってきたあとにどこかのホテルで食べた昼食のカレーが死ぬほどまずかったことは覚えています。小学生代表として選ばれた児童が「美味しいカレーをありがとう」みたいな定型文を発していた気がしますが、お世辞にもそんな事言いたくないレベルだった。なんだったんだろ、あの味。コーヒーでも入っていたのか?


 で、メインはそんな思い出深い鳥羽市の市街地ではありません。ただの荒れ地でプレイしていても暇つぶしにすらなりません。やっぱり、相手の陣に食い込まないと。それがリンク1本でもいいから。


 なので、始発の船に乗って向かっているのは‥


 手始めに答志島(とうしじま)です。三重県鳥羽市の市営定期船が運行されています。
 そういえば、高知県宿毛市の沖ノ島もそうでしたね。愛媛県松山市の興居島とかもそうだっけ?
 これを見ると、白ポ(どちらの陣営も専有していないポータル、橙色で示されている)と小さな青ポばかりに見えますが、ここは準備です。そしてこの地図から外れている左側のところに、緑のクソリンクが飛んでいるので、それを潰しておくのです。行きたいところに行って、やりたいことをやるためには、行きたいわけでもないところに行って、やりたくないことをやることも、時には必要なのです。


 島を自前の折りたたみママチャリで走ります。ひとつだけ、丘の上にポータルがあるので、そこをキャプチャしましょう。白ポなので、相手の意識の外にあるポータルである可能性も高く、徒歩でないと行けず、それでなくても離島なので、永遠の機動力ゼロのふうたろうでも、目的を果たすまで相手の攻撃からポータルを守ることができるのです。


 さて、ふうたろうのいるのは左下の答志島。本命は右側の神島です。この神島はこのあたりの緑陣営がこだわって確保しているポータルがあります。見てのとおり、伊勢湾(左上)までクソリンクが飛んでいて、広域で守られているようです。昔はここのポータルと乗鞍岳(日本百名山のアレ)と福井県の部子山(へこさん、ふうたろうは登ったことがない)を結んだCFも作られました。


 ‥しかし、ふうたろうにとっては公共交通機関があるところは難所ではないが基本です。最低、山道6時間は歩かないと‥
 ここは答志島のさっきの白ポでふうたろうが起点に使うつもりの場所ですが、その気になればあっさりと攻め落とされるでしょう。ふうたろうがガチ勢であれば、すぐに馳せ参じることでしょう。


 今日はとても暑い。今年のこれまでの7月からは想像できないほど、突然気温が上がりました。


 リンクを集めるポータルを確保したら、答志島発神島行きの船が出るまでに、島のポータルをキャプチャして回ります。UPC回収は重要なイン活の要素です。


 細い路地がいっぱいあります。徒歩や、よくて自転車でないと、無理ですね。そして、ふうたろうはこういうところ、好きです。住めるかどうかは別ですけども。


 ふうたろうは時刻表を眺めています。


 実は、大変なことが起こりました。あんまりここで悪いことを言うのはフェアじゃないのですが、これだけは言っておきたい。意味のわからん案内のせいで、船に乗れなかったのです。つまり、答志島から神島への最終便に乗れなくなったのです。
 ふうたろうは次の手を考えることを余儀なくされました。妻も遠くから応援はしてくれましたが‥


 結局、一旦鳥羽市市街に戻って、神島行きの船に乗り直す羽目になりました。時間をただロスするだけではつまらんので、日頃抜かしがちな昼飯を食べ、体力消耗を防ぎます。伊勢名物の手こね寿司です。普通のづけ丼と何が違うのかはよくわかりませんでしたけどね。


 改めて神島へ向かいます。今度は係員の案内を鵜呑みにしないで、自分で船乗り場に行きます。次の失敗は、帰宅すらできなくなるデンジャラスなものですから。


 幸い、混乱を招く案内はなく、ちゃんと船に乗れたので、予定より3時間ほど遅れましたが、神島到着です。ほんと、何ということでしょう(号泣


 さて、到着しても安心はできません。今から2時間ほどで、この島のすべてのポータルをキャプチャしなければなりません。小さい島ですが起伏のある島ですから、そんなに楽はさせてくれませんよ。
 まずは下(南)のポータルから伸びまくっているリンクを叩き切らないとだめです。これがなくならないと、答志島へリンクを飛ばせません。


 自転車で行けるところまで行きます。起伏が激しい上、これまでと打って変わっての猛暑ですので、厳しいです。


 これは小学校、ですかね?この近くに、あのリンクが伸びまくっているポータルがあります。


 リンクを切ったら神島灯台へ向かいます。相手が反撃に来るのは当然なので、その反撃に時間をかけさせることがポイントです。ふうたろうは永遠の機動力ゼロですからね‥


 実を言えば、もう、灯台まで行って戻ってくるところです。16時半の船に乗れなかったらそのままリアルゲームオーバーなので、急いでいます。


 このコンクリの建物は監的哨(かんてきしょう)というそうです。こないだ妻と和歌山県の友ヶ島に行ったのですが、そこにもこれと似たような建物の遺跡がたくさんありました。日本軍の当時の施設でした。離島は軍事施設として使われるなにか理由があるのですかね?


 南側から伸びていたリンクが一気に取っ払われれば、逆にこのエリアはがら空きになります。防御としては、強いようで非常に脆い、とも言えます。少なくとも、答志島からも引いておくべきかもしれません。もちろん、港から届かないところのポータルを使って、です。


 下山(灯台は高台にありますので)したら、残党(白ポ)狩りをします。浜の方に触られていない白ポがあるようです。


 神島の東にある答志島へ、その白ポだったところからも飛ばしておきます。相手の時間をどれだけ削り、自分はどれだけ素早く動くか、が、このIngressの唯一無二の要です。その要の片方がない永遠の機動力ゼロのふうたろうは、相手の時間を削ることでしか戦えませんがね(じと目


 残すひとつのポータルを取りに戻ります。灯台のポータルですが、自転車で来ているふうたろうは、この離島攻略に限って言えば、永遠の機動力ゼロとは言わせません(`・ω・´)キリッ
 離島攻略にわざわざ車を載せてくるプレイヤーはそうそういないでしょう。料金もかなり高くなるでしょうし、そもそも、車載せられたっけ?という話ですし。


 急な坂に広がる住宅地。答志島で見た幅1mもない路地がいっぱいあります。


 港の灯台ポータルを撤去しました。答志島までここからも飛ばして、CFにしてしまいます。
 ところで、右上側に、北に伸びるCFを張っています。これは、先週の痛院の帰りに立ち寄った、知多半島方面のポータルを使ったものです。そのときは同時に日間賀島(ひまかじま)と篠島(しのじま)にも寄っており、知多半島の引き潮のときにしか行けない岩礁の上にある像のポータルも攻め落としておきました。


 帰りは鳥羽市の市営定期船で三重県に戻るのではなく、民間の船で渥美半島側に渡ります。船は使い方によってはルートを大幅に短縮できて、いいですね。乗り慣れていないと、午前中のようになるけど。


 神島をすべてキャプチャしたのでマッタリ‥と言いたいところですが、暑さと渇きで若干グッタリです。


 ヌオッ(゚皿゚;)
 答志島のトラウマがまた!?
 ‥ということはなく、(ふうたろうが最後にポータルを潰しに行った)灯台のところに釣り客の送迎に行ってから改めて戻ってくるので、待っていてくれ、ということでした。とりあえず、乗れるということなので安心です。


 渥美半島に渡ったらそこからもリンクを張って、CF完成。もちろん、数秒でなかったことになるレベルのMUですけども。


 答志島の惨事のせいで、18きっぷで帰ろうと思ったらどう頑張っても池袋までしか行けないことがわかりましたが、妻がわざわざ迎えに来てくれました。ふうたろうひとりだったら、池袋らへんのネカフェに泊まるなり自転車でムリヤリ帰るなりしていたでしょうけど。
 さて、これで3回目の痛院が終わりました(始まりは友ヶ島に行った先々週です)。来週また行くことになりますが、来週は変則的な日程で行くことになりそうです。


天気:晴れ(三重県鳥羽市・松阪市・愛知県田原市、ほか)

Comments are closed.