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冬の脱北(姫神山:岩手県)

2019年 1月 12日

 クリスマス・年末・正月と、高知・愛媛→宮城→福岡・長崎・大分・佐賀という移動を続けてきました。年末年始は連休や正月休みが押し寄せてくるので、どうしても遠征が込みがちになります。そして、年末年始の最後の成人の日の連休を迎えたところで、ふうたろうは迷っていました。行くべきかどうか、を。
 ところが、この3連休限定で日本海側および北日本のみ晴れの予報が出るという、生まれ変わり2回分ほどの運を使い果たすレベルのことが起こっています。これで雪山に向かわなかったら、ふうたろう7代まで後悔するレベルです。奮い立っていかねばなりません。
 ‥というめんどくさい前置きがあって、とりあえず3連休パスを使って岩手県は好摩まで来ました。


 春のように連日晴れる予報が出ていても、所詮は1月の厳冬期。いわて銀河鉄道線好摩駅から姫神山へ向かう道路は、雪が凍ってところどころブラックバーン化しています。ふうたろうの移動手段は自転車しかないので、凍っているところは押して歩くしかありません。無念ですね(ヴォー読み


 姫神山は2011年2月に一度来ていますよね?渡島駒ヶ岳に登る途中に立ち寄っていますよね?あのときは何か仕事じゃない方のしょうもない会議のために出発が昼過ぎになって1日損したような夢を見た気がします(じと目


 雪、少ないでしょうか。とりあえず、冬山用の靴を履いて、山頂に向かいましょう。


 言うまでもありませんが、目的はこれです。姫神山の山頂に、意味ありげに百覇亞された緑Pがあるのです。これはこの晴れの吉日のために用意された天からの授かりものなのです。


 雪が深そうに見えますが、みんなが登りまくって圧雪されているので、微塵の苦労もなく登れます。しかも、110リットルのザックもないし。


 木に雪もついてないし、冬という感じが全くしません。もっとも、ここはいちおう太平洋側の気候に属するんですかね?もともと日本海側のように降る場所でもないのでしょうけど。


 よく晴れていて、暑い。さっさと登って、ポータルを毟りましょう。


 このレベルならノーアイゼンで登れます。急坂はつま先で雪斜面を蹴り込みながら登れば、問題なし。


 たぶん、小一時間ほどで山頂です。天気がいいって素晴らしい。天気さえ良ければ旅の計画も立てやすい。
 彼方に見えているあれは岩手山です。


 さて、これを貰いに来たのです。山ポをキャプチャするのはふうたろうがIngressをやるにあたって欠かせないこと。街のポータルなんてのは後でいくらでも毟れます。優先順位が違うのですよ、優先順位が( ゚д゚ )クワッ!!


 Hackしながら山頂の景色を楽しみます。以前来たのは晩冬で、春霞っぽい鬱空だったような気がしますが、今は春のような暖冬とはいえまだ厳冬期。多少見通しはいいです。


 これは北東方面を見ている図、ですかね。こちら側にはどんな山があるのか、実はあまり知らないです。せいぜいもうちょっと視点を右側にやったら早池峰山が見えるかも、くらいか。


 この「ひめかみ山」の標は手に持って移動させられるので、移動させます。もちろん、下界に下ろすとかはナシで。


 雪の上に霜が張っていて、キラキラしています。
 ところで、山頂とかに来るとたまに見かけるのですが、山頂標のところにザックとか置いて、ど真ん前で休憩している人。あれ、すごく邪魔です。堪能したら次の人に交代しましょう。このふうたろうすらもこの後、そうしていますし。


 山頂付近の木は氷の花が咲いています。雪山、いいですね(晴れていれば


 もちろん、ちゃんといただいておきます。
 姫神山はけっこう古くからあるポータルです。やっと取りに来られましたね。
 そういえば、姫神山が生えている頃にはすでにあった屋久島の宮之浦岳も、あるブログで生えていることが紹介されていて、真冬に取りに行くことを決めたんでしたっけ。雨と雪のコンボで大変だったけど、山頂だけ奇跡的に晴れて、氷の世界がすごくきれいでした。


 これは姫神山のMissionのメダルにでもしようかな。


 福岡で買ったばかりの乳酸菌飲料。
 2013年の同じ成人の日の連休の余市岳のときは、北海道産のお菓子を福岡で買って、北海道で食べていた気がします。


 では、そろそろ下山しましょうか。もうここで1時間以上マッタリしてますから。


 山頂で話し込んでいたふたり(それぞれ別の単独者)と一緒に、別コースから下山することに。多少雪まみれになってもいいと、なりふり構わぬ下り方をしています。


 今日は丸一日天気が優れているので、展望が良い。でも、秋田県の方をよく見ると、寒気の雲がしつこ粘っこく残っているように見えていたので、今日あっち行かなくてよかったなと。


 下山完了。‥いや、ふうたろうの下山は家の玄関の扉開けるまでだったっけ。山を歩いているときの転倒よりも、下界で車に轢かれたり階段から転げ落ちたりする確率のほうが高そうですからね(じと目


 雪道を話しながら駐車場()に戻ります。


 水場、ですかね?姫神山の夏は知らないので、どうなっているのでしょうか。


 キーが足りなくなったので、ふたりに別れを告げて、一度少しだけ登り返しました。‥これで、下界からちょっとした多重が張れます。もちろん、努力は(ryなので程々にしておきます。


 ガチ勢からすればこんなしょうもない多重は相手にするの馬鹿らしいでしょうけど、まあ、短期決戦(何)で一見なので、ご容赦。


 1月ということもあり、まだ16時になっていないのにこの薄暗さです。妻が車で来ていたら、たぶん6時間(半日)くらい前に下山とCF張りが終わっているでしょうけどね(真顔


 2枚前の地図のスクリーンショットの上の方のポータルに来ました。別に、どこでもいいので、張れるところを探してきました。


 多重を張る理屈は、こないだの佐賀でシコシコやっていたときと同じです。ここから姫神山の登山道沿いに伸ばしておいた背骨に向かってCFを張って、片身を完成させるのです。


 そして、電車で渋民駅まで移動して、駅からそのまま多重を完成。
 ‥593MUですって。これが片手間ってもんですな。


 このように、多重は、理屈がわかれば簡単に張れます。だから、勝負になるのは、ふうたろうには備わっていない機動力と、活動できる時間、住んでいる場所などがモノを言うのです。ふうたろうの住んでいるところ?ああ、あの、ただの平地ね(じと目歯ぎしりヴォー読み


 盛岡駅に戻ってきたら腹が減ってどうしようもなくなっていたので、駅ビルの中にあったラーメン屋に飛び込みました。今朝は(も)腹の具合が悪かったのでろくに栄養吸収できないままこの時刻になりまして、ふうたろうのHPはゼロなのです。


 さて、明日はどこの雪山に行きますか。まあ、もう決まっていますけどね。日本海側の雪山で緑色しまくっている山!しかも、公共交通のあるところといえば、だいたい自ずと1つくらいに絞られてきますんで(遠い目


天気:晴れ(岩手県盛岡市・岩手郡玉山村など)

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