山の上にも三年山の下(略)(野伏ヶ岳【南東尾根・北東尾根周回コース】:岐阜県)
ハナゲの子(何
今日は、いや、今日もふうたろうお留守番系の職場環境でした。まあ、それは構わないのですが、体調が水曜日から微妙で、不安が募る。それでも、あの箱根山に行った前後よりはずっとマシですが…。
そのお留守番系の時に、GC-MSをいじって農薬の分析をするのですが、またデータベースに登録されていない農薬が出てきて、ハナゲ解析しなければなりません。
化学に興味のない人からすれば何のことか解らないでしょうけど、物質の構造式を見て、それを適当な場所で区切って、原子一つ一つの重さを足し合わせて、これはクロルエトキシホス(という農薬)だろうか、とか言うわけですが、アテになりません(滅
もし、クロルエトキシホスかどうかを正確に確かめたければ、クロルエトキシホスだけを溶かした溶液を機械にかけて、溶液だけに出てくるものを見つけ、そのマススペクトルを登録するしかありません。もちろん、そのときに余計な物質が混じっていないとも限らないのですがね(滅
農薬も新しい物質がぽろぽろ出てきているので、分析も本当はそれに合わせて変えていかねばならないのですが、経費と時間がかかります。
明日・明後日は岐阜県北部の野伏ヶ岳と大日ヶ岳に登る予定です。明日が野伏ヶ岳(のぶせがたけ)、明後日31日が大日ヶ岳。明日は天気がよろしいのですが、明後日がアヤシいのです。ホントにダメそうなら、とっとと切り上げて帰るかも知れません。
天気:くもり時々晴れ(東京都板橋区、19時42分現在)
異国の言葉
昼飯に馴染みのタイ料理屋に行きました。入った時間帯が若干遅かったため客は最初ふうたろうひとり。店の主たち(男女二人)はタイ出身の人で、二人同士の会話はタイ語。店を出るときにもタイ語でありがとう"ขอบคณ "(語尾無し)で、見送ってくれます。
しかし、男言葉と女言葉で語尾が違うようで、男の場合は"ครับ "を、女の場合は"ค่ะ "をつけるみたいで、コップンカ/コップンカー と、それぞれ言ってます。ていうか、そう聞こえます。
そういえば、いつしか鹿島槍ヶ岳に登れず敗退したとき、下山口付近で出会った韓国の人から韓国語を少し聞かせてもらったときもそうでした(2008年11月2日)が、微妙な発音が聞き分けられませんね。でも、方言を聞いて解らないのと同じように、「おもしろいように解らない」。俺にはまったく解らない言葉を、向こうの人は自由に使いこなし、向こうにとっては日本語が同じように言えるというのがまたおもしろい。解らないから解ろうとする努力ができる場面だと思えば、なおのこと、言葉の違いも楽しいかも知れませんね。
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他の犠牲
昨日の夜中からビミョーに具合が悪い。でも、一時期の欠勤地獄を思えば全然マシなのですが…。
帰りの、いつもの八百屋で、アシタバと葉にんにく、そしてワラビを買いました。そうか、もうワラビの季節だったかと、今更のように思います。
ワラビには毒(発がん性物質)があるので、重曹であく抜きします。沸騰した湯の中に入れ、温度が下がるので再沸騰させ、また沸いたら火を止めて重曹を入れ、一昼夜置けばだいたい抜けているはずです。
グラグラ煮たった湯の中に放り込まれるとき、野菜も熱く感じるんだろうか、なんて思ったり思わなかったりします。生理学的には「熱さ」は感じることはないでしょうけど、組織を作るさまざまな物質に変化が起こって、もはや生命を維持できないようにしているのは変わりありません。
自分とは違う生き物の命をいただいて、その構成成分を組み替えて自分の構造物を作り、自分が生きている。独立栄養生物である緑色植物以外は逃れられない営みですね。
天気:くもり時々雨(東京都板橋区)
よその子
仕事帰りに、久しぶりに馴染みの自然食品店に立ち寄ってきました。そこには非常に美味い醤油が置いてあって、800mlくらいで1100円あまりするんだけど、うまさと心意気にはそれを払うだけの価値があると思います。
その自然食品店にはいつもネコふたりがウロウロしています。いつもドア際に立って、外を眺め、客が入ってくる隙にいつでも飛び出そうとしています。
そういえば、我が家(実家)のネコたちはもうひとりも残ってないんだよな…。この店のふたりを見ていると、重ね合わせてしまうのです。
今朝、北海道から帰ってくるときの船便を予約しました。久しぶりに苫小牧から大洗までの船旅を楽しみます。船の中で日記を書くのがけっこう楽しみだったりもします。ただ、問題は、地図が作れないこと、ですかね…。
天気:晴れのちくもり(東京都板橋区)
男鹿岳クリア時の地図(山行記録は3月23~24日付)
男鹿岳クリア時のコースです。アップダウンが多く、とても長いコースです。地図もコンパスも持たないでこの山域に入るのは自殺行為だとふうたろうは思っています。
しかし、樹林と雪景色が非常に美しい…(目がハート
より大きな地図で 男鹿岳【七ヶ岳登山口駅~大佐飛山~穴沢バス停横断コース】 を表示
天気:くもり時々雨(東京都板橋区)
遙かなる下界(男鹿岳【大佐飛山黒滝山経由穴沢バス停コース】:栃木県)
冬がうそのように(男鹿岳【七ヶ岳登山口駅中沢経由国境稜線コース】:福島県)
汚染された地球へ捧ぐ
…残留農薬試験をするとき、既に農薬ではない物質を分析することがあります。日本では農業資材として使うことができなければそれはもう「農」薬ではないからです。
しかし、分解されにくい物質は長く土や水、海の底などにたまるようです。ここにあるのはジクロロジフェニルトリクロロエタン(Dichloro Diphenyl Trichloroethane:DDT)…の変化物です。決して二酸化炭素と水に分解されるわけではなく、形を変えて残留します。こうして残る有機化合物を特に、残留性有機汚染物(Persistent Organic Pollutants:POPs)というそうです。
化学物質の場合は存在条件によって半減期も変わります。光が当たっているかどうか、温度が高いかどうか、酸素が触れているかどうか、などなど。でも、条件によってはセシウム137よりも長いかも知れません。日本ではDDTは42年前に農薬として使えなくなったのですが、DDTがそのまま出てくることも…あったと記憶しています(記憶違いであればいいのですが)。
そして、POPsはDDTに限ったものではありません。
→環境省POPsパンフレット
これらの汚染物質がどんな悪さをするのか、ふうたろうは知りませんが、それが「悪い」と判った頃にはもう遅いでしょうね。
天気:晴れ(東京都板橋区)
サクラ全開
愛着なき休日
信濃黒姫山の地図(山行記録は3月17日付)
猛烈な急坂の雪山でしたが、意外とすんなり進めました。滑落や雪崩に注意しましょう。
より大きな地図で 信濃黒姫山【黒姫高原スノーパーク~戸隠大橋縦走コース】 を表示
今朝は早めに家を出て、家賃を4ヶ月分(ほぼ給与1ヶ月分に相当)を耳そろえて先払いしてきました。いつも話をする奥さんもびっくりしていましたが、旦那さんは「そんなバカな…」って表情でした。
そして、奥さん、「もう払ったからいいやって、無駄遣いしないようにね。」
…読まれておる。
天気:晴れ(東京都板橋区)
空が落ちてきそうなのに
Dark Princess(信濃黒姫山【黒姫高原スキー場~戸隠大橋縦走コース】:長野県)
後始末
ブラック・ナットウ
小粒納豆を久しぶりに仕込みました。この頃、2年前のあの頃のようにやたらと納豆が恋しく、職場に置いてある(←こら)大豆で作りまくっています。無尽蔵にあるので無尽蔵に食えます。そして一部は職場のメンバーに還元します。なんだかんだ言って、美味いといってもらえると嬉しいものですね。
ところで、一切経山に置いてきた荷物(ゴミ)を回収しに行かなきゃ。早く磐梯吾妻スカイラインが開通してほしいけど、4月8日にならないと開かないらしいから…。できれば、4月8日に休みをもらっていきたいけど、よりにもよってこの日、月曜日なんですよね。これが水曜くらいであればさっと行ってさっと帰ってくることもできるのですが…
天気:晴れ(東京都板橋区)
吾妻連峰縦走リタイア時の地図(山行記録は3月9~11日付)
箱根山の時とはまったく違う意味で厳しい山行でした。でも、辛かった、というと、生きて帰って、救助要請も出さなかった(出せなかった)今となっては、嘘のような気もします。箱根山の時は本当に辛かった。今回の山は、生死をさまよったけど、全力で生きている実感も同時に持てました。その差は肉体的なつらさとは別のものです。
より大きな地図で 西吾妻山~一切経山縦走遭難騒ぎ を表示
天気:くもり時々晴れ、朝のうちみぞれ(東京都板橋区)
ダルい生き方の見本
タンパク質補給に、カレイの煮付けをしました。まだ熱もあって、回復しきっていませんので、なおのこと栄養をつけねば。しかし、トイレに行っている間に焦がしてしまったという罠(滅滅滅
カレイの照り焼きになってしまった(滅
熱はまだ残っていたけど、どうも仕事がたまっているようなので出勤しておきました。仕事だけ終えたら帰ることにして。
でも、本当ならもっとやることはあるような気がする。実験材料をそろえたり、纏まった時間を取ったりするのがそれでも難しく、億劫だったりするのです。
ひとまず、セシウムの吸着試験と、ネオニコチノイド農薬のマススペクトル発見を何とかしないと。しかし、だいたい机に着いた瞬間、やるべき仕事の内容が頭からフラッシュするのです。
天気:晴れ、夜は雨で強風を伴う(東京都板橋区)
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