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Archive for 2006年2月

たまには料理も

2006年2月28日

 今日は主任が出張中。主任がいつもやっている仕事(の3分の1くらい)をやりましたが、とても穏やかでした。他のメンバーはそれぞれ違う持ち場で作業をしていたので、たまには僕が料理をしようと思い、塩辛いみそ汁と苦いすり下ろしわさびを用意しました。あとは、パートの方が持ってきてくださったほっけの焼き魚とほうれん草のおひたしを並べ、アボカド(これにわさびを使用)を切りそろえました。

 もっとも、このわさびすり下ろし生成物は長い冷凍の月日を経て、シニグリンをイソチオシアン酸アリル(辛味成分)に換えるチオグルコシダーゼなどの、風味に関わる各種酵素が失活しており、ただ苦い緑の粘体でした。

 夕方のデザートはネーブルオレンジと甘夏。ネーブルオレンジの輪切りが食べやすいと好評だったので、調子に乗って甘夏まで輪切りにしてしまいました。それが敗因。種が多く、房の皮が厚い甘夏は、逆に食べづらいものになってしまいました。しかも、これが甘いネーブルとミスマッチ。クエン酸の打撃をモロくらいました。今、僕はパブロフの犬状態です。

左がネーブル、右が甘夏(夏みかんか八朔かも知れない)
 甘夏(?)は、外の皮をむくのが面倒であれば、グレープフルーツのようにスプーンで掬うと良いかも知れません。

 こんところ、やたらとハードです。昨日も一昨日も3時寝。眠すぎる。今日こそ早く寝るぞ。日記適当に、今日は終わろう。ちょっと化学の勉強も出来たし、オレンジの切り方の勉強にもなったしね。ちょっとムリがあるか…

天気:曇り(茨城県取手市・東京23区)

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寒い都会

2006年2月27日

 睡眠不足。昨日寝たのは3時。今日記書いているのも3時。眠い。しかし、それ以上に、辛いこともあります。また、同時に楽しいこともあります。でも、やっぱり今日は、気持ちが沈みました。なぜって…。

 職場の仕事は今日は楽でした。糖度計での検査や、主任の講演会準備の手伝いなどをしていたくらいでした。
 昼ご飯は、少し季節はずれのハタハタ。1匹50円だそうです。しかし、美味い。

 骨は少し身をしごいて引っ張ると抜けます。鮎みたい。

 14時半頃、買い出し(仕事)で外に出ました。凄く精神的に落ち込むことがあり、意気消沈しながらでした。曇った空がよけいに寒く感じます。しかし、都会の喧噪は変わらない。

 住宅街は静かです。寒いです。

 春はもうそこまで。椿の花びらが散っていました。

 疲れて途中で休憩。ダイエーでドーナツを一つ食べました。疲れは取れませんでしたね、やっぱり。

 夜は会議。牛久まで。睡眠不足あれども、みんなと話すことに苦労はないです。次なる活動が三つも決まったし、満足満足!そして、Iさんとまた、2時半頃まで哲学議論をしていました。こんな話が出来る人は、本当に希有(けう)です。

天気:曇り時々晴れ(茨城県取手市・牛久市・東京23区・埼玉県和光市)

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水の世界へ

2006年2月26日

 天候は昨日の快晴に近い状態から一転して、雨。蔵王も気温が上がり、雨でした。二日目の今日もスキーに行ったメンバーも、強風と大雨にやられ、ずぶぬれになったようです。
 僕は、今日は温泉街を楽しむことにして、危険なところにも仲間を引っ張り回して、遊んでいました。ごめんなさい。
 ここは温泉街。硫黄のにおいがぷんぷんします。よく見ると、トイレの鉄パイプが、黒く錆びています。これは…!普通は緑青(銅の酸化:緑っぽい青色)や鉄さびとして現れます。しかし、黒いのは珍しい。硫化反応が起こっているのではないでしょうか。この黒は硫化鉄か硫化銅…?

 下は町中で自然にわいている温泉です。藻が生えています。

 仲間とともに、まず、温泉街に土産物買いに出発。ここで、友にはがきを出すことを思い出しました。樹氷の絵はがきを買って発送しました。本当は自分の樹氷写真で送りたかったですが。土産物屋では仲間のIさんがやっぱりつまみ食いキング。つまようじに3個もサンプル用の牛タンの薫製の切れ端をつけてパクパク。…。すでにこのとき風雨が強くなっていました。

 しかし、その雨が強くなる中、めげずにアイスバーンと化した坂道を通って、閉鎖された大露天風呂へ。凍った上に雨で濡れた道に、全員四苦八苦。やっぱりごめんなさい。

 とりあえず、大露天風呂の看板と、外から見える限りの露天風呂の青い水を見てきました。

 凍結路面でやっぱり「こけまく」ったみんなで、温泉へ。大きな露天風呂があって、やっぱりそこも水が青みがかっています。成分表を見ると下の写真のようになっています。硫化水素イオンの表記はありませんが、硫酸水素(HSO4)や硫酸イオン(SO42-)濃度は他の数値より多めの787.2mg・1171mgのようです。そして、pHは1.7。低いですね。スキー靴でこけた時の傷にしみます。

 昼ご飯はジンギスカン料理。しかし、肉が食べられない僕は鰻。やたらと時間かかった割に、焦げたあまり美味しくない鰻。ま、こんなもんでしょ。ジンギスカンはそれなりにボリュームもあって、みんな美味そうに食べていました。

 店の2階には、提灯が飾られています。色鮮やかです。サンプル用のビーフジャーキーをさっき3切れもムシャついていたIさんが発見。

(拡大写真あります)

 この後、帰ります。みんな爆睡。仲間のEさんによると「私だけ起きて、みんな寝てる。どうしよう。」だそうです。後半は、語りモード。それなりに寝て疲れ取れた、血の気の多いヤカラが騒いでいます。さらに、土浦に着いた後はデニーズなんかで会食。なかなかこれも醍醐味。
 ここで感想交流などをしたのですが、スキー自体より、知らない仲間と、あるいは知っている仲間と、交流して成長していける過程が重要であることを何人かの仲間が明らかにしてくれました。その先見性に鱗が落ちました。

 とにかく、今日はみなさま、お疲れさまでした。また、会いたいね。また行きたいね。そう思いました。それではみなさん、また会う日まで。
 画像を一部、アップロードしています。蔵王樹氷原シリーズと、提灯。
ダウンロードファイル2月27日付 計7枚

天気:雨時々曇り・午後は強く降る(山形県山形市・茨城県土浦市・稲敷郡阿見町・取手市)

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氷の世界へ

2006年2月25日

 未明の1時前に茨城県土浦市を出発。総勢18名の「こけまくりスキーツアー」メンバーは山形県蔵王温泉スキー場に向かいました。

 到着は、5時半頃。いつの間にか山形県。みんな眠い。それでも容赦なく夜は明けます。7時から眠たい消化器に旅館の朝ご飯をねじ込んで、スキーへ出発。でも、もたつきます。団体行動はどうしてもこうなる傾向があります。改善の余地あり。

 少しの空き時間は周辺の散策。寒い晴天の朝の蔵王温泉街は、そこら中立ち上る温泉の湯気で悶々としています。成分は二酸化硫黄(SO2)あるいは硫化水素(H2S)と思われます。湯気は霜となって、結晶化しています。流れる川全てが温泉で、湯の花がいっぱい。

 スキー場に到着。とりあえず、ゲレンデが目の前にあります。

 しかし、蔵王と言えば、樹氷原で有名だそうです。…ということで、そこへ向かっていきました。…が!好天ということもあり、凄まじい人です。常磐線が蘇るよう。まさに松戸駅、柏駅状態です。うぎゃぁ!仲間の一人、「早く滑りたい。向こうのリフト乗ろうぜ。」…僕もその誘惑に駆られそうでした。結局、待って上まで行きましたが。

 しかし、行って正解でした。あまり今年は綺麗ではないと言われていた樹氷でしたが、頂上付近では気温が充分下がり、強風だったため、ちゃんと出来ていました。

(拡大写真あります)
 頂上で、みんなで記念撮影。「こけまくり旗」がはためきます。

 その後、仲間のIさんと、重いスキー靴を履いていることも、鞄を置きっぱなしにしていることも忘れて、地蔵山の方まで登りました。上から見る雪原は見る者を圧倒。来て本当に良かった。

(拡大写真あります)

 スキーはひたすら「こけまくり」でした。基本がなっていないらしい。どうしても恐怖で後ろにのけぞってしまう。これがいけないようです。エッジを効かせるにも何にしても、まず前に力をかける訓練。時間かかります。でも、厳しい教育(?)の成果あって、少しうまくなったかも知れません。

 仲間も「こけまく」っていました。

 スキー後は色んなトラブルありつつも、みんなで会食と2次会。飲んだくれてからむ人、聞き役に回ってふんふん言っている人、腹をこわして寝ている人、ばたんきゅうの人など。会食では、意外と津軽農民連のリンゴジュースと細江農民連のみかんジュースが好評。みかんジュースは全て消費。どちらのジュースも、旅館の方にも差し入れたのですが、「味が濃いですね」と絶賛。この両産地の方、喜んでください。

 こうして、密度も味も濃かった一日は終わりました。みなさん、とりあえずお疲れさま。

天気:雨のち晴れ・雨は茨城県のみ(茨城県土浦市・山形県山形市)

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あまい一日…でもないか

2006年2月24日

 今日はとにかく眠かった。常磐線では日暮里駅で寝過ごし、上野まで行ってしまいました。でも、仕事はしっかり。量は少なかったけど、自分なりに集中しました。今日はまだこれからスキーに出かけるので、燃え尽きていたら大変。

 職場に新しい味方が到着しました。糖度計。百分率で出ます。10%の砂糖水をセンサーに乗せると、「10」と出ます。もちろん、蒸留水は「0」です。僕は別の仕事をしていたので、これには関われなかったのですが、他に、たんかん(柑橘類)の果汁やサイダー(「地サイダー」と言っていましたが)などで遊んで動作確認していたようです。…が、付属の電池が不良品で、最初、本気で驚きました。
 終わった後は、この「地サイダー」を飲みました。これは全員で。遊んだ仕事した後は、一息。今度、僕も実験してみようと思います。二つ三つほど、試してみたいことがあります。

 午後はひたすら睡魔との戦い。ネーブルオレンジをしこたま切って、イナヅマ食いしました。これは、静岡細江のネーブル。ウマい。ウマいものはみんなも食べたいから、気が付くと、半分くらいなくなっていました。


 そう言えば、今日、「フィギュアスケートで荒川選手が金メダルを取った」と世間は大騒ぎしていました。家帰ってニュースつけると、インタビュー食らってる人全てが、荒川選手のことばかり。果ては「日本に金メダルありがとう」です。なんだか、殆どの人が本当にスポーツ楽しんでるように見えないのは、僕だけですか。それに、他国の選手はどうでもいいのかな。僕は、トリノオリンピック自体をあまり興味持って見ることはないけど。誰でも、いいプレーをすれば、それでいいのかなと思うし、転倒などのアクシデントもそれはそれで、また一興(いい言葉が思いつかない)だと思います。そう言えば、小泉首相が荒川選手に電話してたっけ。荒川選手の何とも言えない(苦)笑顔が印象的。あくまでもこれは僕の主観です。

天気:曇り時々雨(東京23区・茨城県取手市)

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春ですねぇ

2006年2月23日

 このごろ、暖かい日が続きます。数日前、まだ下旬に入ってない頃から、「菜種梅雨」といわれ、3月下旬頃に使う言葉ではないかと記憶していた僕には、早い感じがします。でも、一昨日から気になっている芽キャベツのような木の芽も、職場の近くにあるすいせんも、なんだか早春を感じさせるではありませんか。
上は茨城県取手市、下の二つは東京の職場近く

 一番右のは、井野団地の前に生えている芽キャベツみたいなユキヤナギの花です。東京は茨城よりも少し暖かいのでしょうか。

 今日は職場でも、帰りに寄った農民連の本部でも、気分が良うございました。なんか、一日楽しい気分。燃え尽きて灰になっていた昨日から、寝不足にもかかわらず、復活。帰りの電車では、いつもは殆ど一緒になることがない本部の方と一緒に帰りました。海外生活経験のあるその方は、日本の抱える矛盾により敏感で、話が新鮮です。

 それはそうと、今朝はメシも食べる暇なし。バスに乗り遅れ、ユキヤナギなんかの写真を撮り、取手駅の『NEWDAYS』なんかで味のないタラコおにぎりを買って食べました。そんなばかげた食事でも、めげていられません。食べかけのおにぎりの具であるタラコ。昨日のポスターカラーのようなピンク色。何の色かいな。…タラコの原材料の中には「その他」としか書いてません(右写真)。これをキャリーオーバーっていうんですね。後の方に、紅麹色素(べにこうじしきそ)と書いてあるけど、タラコの色じゃなければ、何に使ってるんでしょうね。

 というわけで、今日も一日楽しゅうございました。で、灰になりました。

天気:曇り時々晴れ(茨城県取手市・東京23区西部)

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灰(ハイ?)になった私

2006年2月22日

 朝、無印の激辛カレーを食べ、出勤。今日は夜から会議なので、仕事集中しないと!とりあえず、まず、芽キャベツのようなユキヤナギの接写に失敗して、バスの運転手さんを撮ってみました。

 バスの運転手も大変なんですね。話にしか聞かないけど。

 今日の仕事は、精神的ダメージに来るものでした。とにかく、ニオイがたまらない!しかも、油ぎとぎとの作業で、げっそり。でも、テンション高く、仲間の助けもあり、何とか17時終了。後は、掃除などをしていました。
 「農薬とかの毒性の勉強したいねぇ…」
 僕以外の人からその発言が出たのが嬉しかった!二つ返事。製薬企業出身のその方は医薬品がどれだけ厳しい認可をくぐり抜けてきたかをご存じです。標準品ないとか、分析方法確立されてないとか、通用しないそうです。さて、農薬はどうでしょう。そこですね、まず勉強学習したいのは。医薬品と農薬の認可の違い。チョー興味深い!あまりの嬉しさに、その方の言葉を私物のノートになんて記録してみたりして。

 夜はスキー交流会『茨城県南こけまくりスキーツアー』の最後の実行委員会。旗まで作るという本格的なものです。夜な夜な、管理不行き届きで固まったポスターカラーを、紐や刷毛(の破片)と割り箸なんかで作った即席絵筆で、安売りカーテンを切って作ったキャンバスにズバッと描いてみました。

 …なかなかいいじゃないですか。なんか、進むにつれて、ハイテンション。完成は日付が変わった後でした。ふぅ。がんばりすぎて、燃え尽きて、本当に灰になってしまいました。

天気:曇り時々晴れ(茨城県取手市・牛久市・東京23区)

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「魂を切り裂く~それは愛」

2006年2月21日

 晴れるかと思っていたけど、今日は一日曇り。しかし、暖かい。慌てて家を出て、目の前のユキヤナギでしょうか。一斉に緑の芽を吹き出していました。芽キャベツのミニチュアを見ているようです。そして、いつものように出勤。

 今日はいろいろありました。初めてのことでした。でも、お互いの思いをぶつけ合うことは、遅かれ早かれ避けられないことだと思う僕は、「来るべき時が来た」気分です。ああしていろいろ言い合うことで、解ることもあります。まだまだお互いが本当に解り合えるようになるまでには相当長い時間がかかるでしょうけど、僕は焦らないことにしました。これから新しく人も来て、その先もそのまた先も、ずっと続く。その中で、必ず変わっていくと思います。
 とはいえ、その過程は辛いでしょう。精神科の先生もいってましたね、この前。「すごく苦しいよ」…それくらいの覚悟はしとかないと。焦ったらそれだけ辛さ倍増。ふぅ…。

 そういえば、今日、『男はプライドの生きものだから』を読み終わりました。長い時間かかりました。でも、解ったことは、僕がこの本を読めたのが「共感できる立場にあったから」ということ。決して、教科書にするべきものでないこと。だから、これからは、この本を薦めることはあっても、「この本にこう書いてあった。」というのは一切やめよう。ただ、自分と向き合い、他人とのつながりを取り戻す努力なしに、幸福感を得られないというのは、ほぼ間違いないということだけ、肝に銘じて。

 特に焦ることも、食欲が落ちることもなかったけど、やっぱりなんか考えさせられるというか、しんみりとはします。でも、感情を出すことは大事。相手の顔が見えないままで信頼関係は、僕は作れませんから。

天気:曇り(東京23区・茨城県取手市)

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人の顔

2006年2月20日

 宿泊で昨日分の日記を書けませんでした。で、今日は農民連青年部総会の二日目です。昨日の夜に飲んだたった1錠のフルニトラゼパム(商品名:『ロヒプノール』および『サイレース』)が強烈に効いていて、眠い盛りでした。やっぱり半錠にしとけば良かった。朝食にはもう早々と来ている人がいました。

 今日の午前中は青年部をどうやって盛り上げてゆくか、という話でした。分科会形式で。…僕は「地域の青年部にいないからなぁ…」と悩みましたが、それでも「負けないぞ~!」って。しっかり自分の職場(もうバレてるだろうから、そろそろ白状してもいいかな…)の主張してきました。「農家の方の苦労とか、思いとか、願いとか聞きたいと思って来ました!」って。その方が、相手の顔が見えて仕事もやる気ばっちりですから。職場は今の僕の最後の牙城。やる気を引き出すためには、人情に訴えるしかないのです!農家の方が消費者の顔を思い浮かべるのと同じように、僕は農家や消費者の方の顔を思い浮かべながら仕事がしたい。
「検査には(期間は)どのくらいかかるの?」
 茨城県の農家の方の発言でした。なんか、とても他愛のないことかも知れませんが、すごくうれしかった。何でかなぁ。そして、青年部をどう作るかを話し合う場で、僕のことを気遣ってくれたチューターの方にも、僕の話をちゃんと聞いてくださったみんなにも感謝です。

 しかし、残念ながら、総会用に準備していた決議案は討論できませんでした。たくさん疑問もあったし、納得したところもありました。そういう意味で、僕は保留。あえて、保留にしました。…茨城でやっている活動の『冬の乱』早速役に立ちました。この、活動の統一感が僕は大好きです。

 終了後は職場で普通に業務。そんなに気分がすぐに変わるわけではありませんが、でも、こういうこと繰り返しているうちに、きっとやりがいを掴めるはず。先週の月曜日の、主任の指摘がどれだけ大きいものか。単なる精度に関わる問題ではないということに気づかされました。…それを感じられただけでも、この総会、有意義だったのかも知れません。

 今日は、朝晴れ間もあったけど、昼には雨が強く降りました。でも、なんだか。
朝8時過ぎの東京はまだ晴れ間がありました
 帰りの、いつものスーパー・マスダも、いつものように明るいようです。

天気:曇り時々雨(東京23区・茨城県取手市)

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最近会った旧友

2006年2月19日

 朝は8時半すぎに起きて、9時半には家を出ました。今日は農民連青年部総会。農業のことしっかり学ぼうと勇んで出発。4日ほどまえに「与えられた機会を利用する努力をしろ」といわれたばかり。「それじゃぁ、やってやろうじゃないか。」まさに絶好の機会です。
 しかし、その前に、農民連青年部総会の会場が本郷三丁目の近くということで、ちょうど府立大時代からの旧友と会えることになりました。ついこの前、11月6日に一緒に東京タワーに行った彼女です。駅を出てすぐ左にある『Little Marmaid』で、「茶をしばき」ました。
 『Little Marmaid』はとてもおしゃれなお店です。僕みたいな小汚い格好をした(…というと、「どんどん来てください」と彼女は語気を強めます)のは場違いな感じもします。…が、一つ一つの賞品(作品)のきれいなこと!カメラのシャッターをこっそり。ごめんね。みんな。でも、みんなすてきですよ。トングからトレー、「禁煙マーク」まで、ひたすら撮りました。このカメラ小僧め!
 さて、お味の方は。…ウマいっす!しかも、きれいすぎて、食べるのもったいない(…というと、「食べてくださいよ」と彼女は語気を強めます)。ほら、このイチゴののっかったチョコレートデニッシュ。食べるのもったいないと思いませんか!?…身内贔屓?そんでもって、イチゴを取ったらまたきれいにイチゴの型が。

 彼女は12時から仕事。あまりゆっくりは出来なかったのですが、僕は話せて良かった。また会おうね。

 農民連青年部総会にそのまま直行。WTO協定や『品目横断的経営安定対策』といわれる、いわば、大規模化・補助金カットの政策についてなど、学習しました。国会議員や農民連の本部の先輩(年配…というと、Sさんは怒るかしら)が来てくださって、濃厚な話をしてくださいました。…難しいけど、おもしろい。…って言っちゃいけねぇな。農家の人は本気で苦しんでるんやからな!
 とにかく、小麦や大豆につけられている補助金制度は廃止され、一定の広さ以上の耕地面積を持たない農家には補助金が出ないことになるそうです。つまり、殆どの農家がアウト。残るのは、株式会社参入といわれている大規模農園その他少数ってな感じか。なお、WTOでは、自国の農業を活性化させるための補助などをしてはならないとか。ふざけんなぁ?(怒)…とここで怒っててもしょうがないけど。なお、検査についても、SPS協定とやらで、自由にやらせてもらえないらしい。…それでいて今回のBSEか?

 夜は交流会でしたが、きりたんぽ鍋(うちの主任特製)をぺろりと食べた後は、懐かしい旅館周辺を散歩していました。泊まったのは『ふたき旅館』というところでしたが、かつて、僕は『つたや旅館』を使っていました。50m程ふたき旅館から行ったところにあります。かつて通った銭湯など、ぐるっと回って、帰ってから、旅館の風呂に入ってもう寝ました。次の日しっかり学習できるように。その傍ら、殆どの人は2次会で大騒ぎしていました。

 下の二つは散歩コース。

天気:晴れのち曇り(茨城県取手市・東京都文京区)

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首を挙げろ!

2006年2月18日

 今日は久しぶりに鬱状態。さすがに苦しかったぁ!
 しかし、夕方以降、だいぶ落ち着いてきました。

 今日は昼から取手駅前の開発の一つである『芸術の杜』企画を考えるシンポジウムに参加しました。鬱を堪えていきましたが、行って正解。発言したり、発言を聞いたりして、落ち着きました。
 …もっとも、参加というより手伝わされた手伝ったという方が正解ですが。

 反対派ばっかりかと思っていましたが、そうでもありません。パネリストの中にも賛成派はいたくらいで、さすが。取手の取り組み?
 その賛成派の女性は、「本物が大事なんです。(藤代庁舎の議会場を作り替えるような物ではだめだということです)」
 それはそうでしょう。本物の方が音響も雰囲気も出ますから。しかし、取手市の財政は今、収入344億円、支出が400億円といってましたか。民生費が今後削られるのは必至です。そんなときに、本物の芸術劇場を作る(全体のプロジェクトでは数百億円)とは、「年収350万円しかない家庭の庭に、100万円のものを作るようなものだ」と別のパネリスト。
 財政赤字は庶民の暮らしを直撃するでしょう。そうすれば、芸術なんていってる場合ではなく、芸術家にとっても本末転倒です。
 それにしても、みんな施設に頼りすぎ。金がないなら頼らない方法を考えるべきです。
 でも、あの賛成派のパネリストの女性は、本物の芸術で身を立てている人ですから、そう思うのもムリありません。僕も、彼女のそういう立場を理解すればもっといい話し合いが出来たかなと思います。

 帰りは、知り合い、でもまだ僕は名前を覚えていない、仲間の方が家まで送ってくださいました。
 …というわけだ。首を挙げて、しゃきっとせんかい!!
 明日から農民連青年部の総会。去年は石垣行ってて不参加だったし、今年こそ、楽しく参加したい。

天気:晴れのち曇り(茨城県取手市)

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2連敗

2006年2月17日

 朝から我が家はドリルとのこぎりの音が止みませんでした。配管工事です。平日の朝から夕方まで、ふすま一枚隔てた向こうで、ガーガーいっています。この前の『いも煮会』と3月にやろうとしている歴史探訪企画のニュースを4~5時間ほどで作り、予定していた会議のレジュメを適当に作りました。
「まあ、こんなもんやろ」
 しかし、急遽会議は中止。慌ててすることもなかったなぁ。会議に出す夕食の準備もしていたが、まぁ、こんなこともあるのだろう…。暇ではない、みんな。

 そういえば昨日の夜、二日ぶりにメールボックスを開きました。メールが来ていました。…悪意のないことは解っていても、何となく置き去りにされたような気分。まぁ、こんなこともあるのだろう…。考えすぎなんだ。

 昼間、いや、朝から壮絶な配管工事。何時間もやっているとだんだん耳が慣れてきます。不快さも重なると免疫が出来るのか、麻痺するのか…。網棚(ちょっと意味が違うが)の移動に始まり、二つもある大きな冷蔵庫のスライド。大変です。今パソコンのキーを打っている部屋も散らかり三昧。逆に片付ける良い機会ですか。

 16時過ぎに終わって、慌てて市役所。自立支援放棄法に基づく手続きを。薬を飲み忘れて、苦しくなっていました。市役所のウォータークーラーで薬を。手続きのために何でこんなしんどい思いを…?ま、誰のせいでもありゃしない。哀れな金権政治家たちのはけ口になっているわけですな。
 なんだか疲れて、言葉を選ぶ気力もない。

 工事のおっちゃん。出ていくときに電球を忘れていったみたいです。連絡先が解らないから、連絡のしようもありません。どうしよう。

天気:曇り・一時小雨(茨城県取手市)

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炎のダッシュ

2006年2月16日

 人気のない取手駅。朝は昨晩の夜更かしにもかかわらずいつもより一本速い電車で出勤でした。なぜか人が少ない…?

 職場では新人研修。化学好きな青年。僕と共感できるかな?一緒に食べようと思った、主任差し入れの超美味いクッキー。健康的に朝飯を食べてきた彼はお腹がいっぱいだそうです。

 でも、おもしろいクッキー。『製造者(めん)』って…

 今日は精神科通院でした。精神医療のプロと見込んで、先生に『男はプライドの生きものだから』をさらっと見ていただきました。
 …本のことはご存じありませんでしたが、著者のテレンス・リアルさんがおっしゃっていることと、基本的には同じことをおっしゃいました。僕がこの本でも理解できなかった『ナルシス』のことを注視(同じ立場で)していました。でも、なんておっしゃったっけ…?
 ただ、僕が変えたいと思っているこの自分自身の中にも巣くう心の闇。周りのみんなも一緒に…というのは苦しいぞと。精神医療のプロフェッショナルがおっしゃる言葉。光の矢に射抜かれたよう。僕はどうすればいいのか?。
「あなたの生き方を見て(周りの人は)変わっていくでしょう。」
 返す言葉がありません。僕自身もっと成長したいと思った一言です。さすが精神科のプロ…。「ありのままの自分(とは何だ?)を受け入れることができるようになってこそ」という先生。う?む、まだ理解に時間がかかりそうですなぁ。
 先生には、もう診療時間たっぷりオーバーしてたのに、話を付き合わせてしまったような気分でした。それが仕事なんでしょうけど…。
 薬局の薬剤師さんも待たせてしまいました。薬の処方と精算を待つ間に、黄色いゴミ箱。何となく一枚。

 取手到着21時10分頃。いつものスーパーマスダ。信号が変わりそうなところ、炎のダッシュ。なんかヤケに走りたくなりました。クーポン券を使ってただでさえ安いかぼちゃの天ぷらと半額のネギトロ、タルタルソース。レジの兄ちゃんが僕の顔を覚えていました。
「いつも来る人の顔って覚えているんですよ。いつもレジ、僕のところですよね?」
「ええっと、他にも何人か覚えている人いますよ。レシートの名前から、○○○さんとか□□さんとか。」
「夜いる人って限られてますからねぇ。」
 店の出がけ、如何にも高校から直行って感じの少女。バイトの人でしょうか。なんだかチーフっぽい年上の女性店員さんと話しながら楽しそう。よそ見に僕とドアの取り合い。そして、お互いが譲り合い。僕が譲ってもらい、仕事上がりの彼女は照れくさそうに
「ありがとうございました…」
「おおきに。」

 外は霧雨が降る冬景色なのに、なんだかあったかいなぁ。

 どこが都会なんでしょ?いつもの風景、いつもの取手、いつもの職場。都会だけど、都会も悪くないのかな。

天気:曇り時々雨・霧雨(茨城県取手市・東京23区)

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親父よ・・・

2006年2月15日

 今日はそういえば、父の誕生日。おめでとうのメールくらいしようと思っていたのに、忙しすぎてできませんでした。
 この場を借りて、おめでとう。年は言わないよ(個人情報の関係で)。
 それに、わが友が修士論文の発表をする正念場の日でもありました。朝、「がんばれメール」は送ったのですが、返事を返せずじまい。下りの常磐線ででも打てば良かったのに、すっかり『男はプライドの生きものだから』にハマってしまいました。

 夜は(実は昼も)『冬の乱』?会議。感情を顕わにする議論は、好きになりました。しかし、今日のは穏やか。職場の会議は前向きだったと思いますし、今度のスキーの事務局会議も悪乗りしながらあそんで議論していたし。
 終わったあとは、夜中の2時までしをの仲友と話をしていました。不思議です。十人十色というけれど、大同小異ともいえます。人の不思議さよ。でも、解らないものではない。ある現職議員が言っていたみたいな(怒・泣)。

 今日はカメラを忘れました。写真撮れない。無念です。

天気:晴れのち曇り・夜は小雨(茨城県取手市・牛久市・東京23区)

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健康のありがたみ

2006年2月14日

 昨日はある仕事の依頼を受けて、少し寝るのが遅くなってしまいました。そのせいか、その思いこみか、今朝、地下鉄で具合が悪くなり、途中駅で一度外の空気を吸いに出ました。アルプラゾラムを池袋駅で20分ほど前に服用しており、30分ほど歩いていると治りました。


 朝、常磐線(まだこのときは体調は大丈夫だった)で、新聞を読んでいると、国民健康保険料を滞納している世帯が470万人、1年以上の滞納で保険証を取り上げられた人が初めて30万人を超えたという記事がありました。保険証を取り上げられた人は、『資格証明書』というものが発行されるそうです。何のことはありません。とりあえず、医療費を全額負担しろということです。
 とりあえず窓口で10割負担。高いよ?いつか、大腸の検査受けたとき、2万円近くかかったことあります。割る0.3で、7万円近く。僕の給料の3分の1。払えるかー!!まだ僕は独り身。マシなもんです。これで子どもがいたら、パートナーがいたら…?終わりです。僕は国保じゃなく、社保ですが。
 そういえば、一昨日の新聞で、秋田県の医師会長さんがおっしゃっていました。

秋田県医師会長 寺田俊夫さん

(中略)郵政民営化で簡易保険を官業から追い出し、民間と同じ土俵に乗せた。残った官業保険は健康保険だ。この分野を民間に開放してもうけさせてくれ、というのがアメリカの企業の要求です。そのため米政府は、公的保険の診療と、公的保険のきかない自由診療の併用を認める「混合診療」の解禁を求めているんです。(中略)

―とある新聞一面 『医師会長は語る』より

 この前、僕も民間の保険に入ろうとして、母親に勧められたパンフレット。
『手術(内視鏡検査も含む)を受けた人は加入できません。』との文言。あれはどの保険会社だっけなぁ。でも、民間は大同小異。簡易保険でさえ怪しい(郵便局員さんのお話を聞きました)。とにかく、特約縛り。かかりつけだったお医者さんも「ひでぇよな!」
 構図は郵政民営化と同じ。便利だから少なくない人が郵貯を使う。僕からいわせれば、銀行は高い手数料やユニバーサルサービスの無さなど、フットワークの重さに辟易していて、できれば使いたくありません。…何で便利な郵便局をわざわざ民営化するんでしょうか。保険も、なぜ僕には正当に使う権利すらない民間保険のために国民健康保険(誰でも入れるもの)が犠牲になるのか…。理不尽です、本当に理不尽です。立て続けて自立支援法に特定疾患医療の「改革」。偽善的な名前に加え、負担増。余計に怒り心頭。

 体調の安定しない僕は、医療の不安まで抱えます。医療費が上がれば生活はそれだけしんどくなる。これは悩んでも仕方ないことか?

天気:晴れ時々曇り(茨城県取手市・東京23区西部)

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ようやくまともに

2006年2月13日

 今日は寒いながらも何とか起きて、ピザみたいな白飯を食って、出勤でした。体調は万全。ちゃんと寝ました。
 しかし、職場では失敗。正当化も自虐もなし。次の教訓にしよう。
 帰りは予定より遅めの19時過ぎ。写真は19時48分頃の日暮里駅の雑踏です。『男はプライドの生きものだから』を読みふけっていて、人が周りにいること自体はあまり気にならなくなりました。ただ、涙が出るほどなので、顔が人目に付かないようにコソコソと。どっかで「常磐線で泣きながら本読んでる変なやつがおるぞ?」なんて噂されてたらどうしよう。

 帰る前に買い物。今日は最寄りのスーパー・マ○ダのクーポン券が使える日です。地元のスーパーとして応援はしたいのですが、もっと地元産にこだわってほしい面があります。あと、値段の付け方が…。がんばれ。


 帰ってきたら、朝に浸水させておいた五分づき米を炊飯。広島県の棚田で取れた、うまい米です。スーパーの刺身や揚げ物と一緒に食べました。
 圧力鍋で炊飯しています。温度が上がるとおもりが回ります。
 しゅしゅしゅっ!!
 いったい中はどのくらいの圧力で、何℃なんだろう…?

 この前計算しました。合ってるかな…?おもりを上に引っ張って取ると、直径3ミリほどの穴があります。3ミリとして、半径1.5ミリ(0.0015メートル)。穴の面積7.06×10-6平方メートル。おもりの重さ、測ったら78g(0.078kg)。穴の上にかかる圧力は

0.078(kg)×9.8(km・s-2)÷{7.06×10-6(m2)}=1.08×106(Pa)

※下付きの6や8は有効数字外の意味。9.8(km・s-2)は重力加速度。

 おもりには、『80kPa』と書いてあります。僕の計算値をkPa単位に直すと110kPa。ちょっと計算値は大きいです。間違ってるのかなぁ。穴にかかる圧力は、おもりと大気圧の合計値のはずですし…。それとも、おもりが錆びて重くなった??…そんなアホな。でも、おもりが回る前にしゅーしゅーいって圧が抜けてるみたいだから、実際は80kPaなのかもしれません。
 ちなみに、110kPaの時沸騰して(おもりが回って)いるとしたら、130℃を超えているよう1.です。130℃でご飯を炊いているのか…?本当か??物理に疎い僕の計算は全く信用できません。80kPaの時でも120℃以上あるみたい。ちなみに、もう一個のおっきい圧力鍋は『100kPa』と書いてありました。計算したら、確か104か107kPaくらいだった気がします。それなら納得…。

 ついでに、見ている人を疲れさせる話題もう一つ。でも、僕は大好きな化学。NHKの教育テレビで、高校生用の化学の講座番組が。よりにもよって、わざわざビデオを撮ってまで見てしまいました。たまたま、フェノールの性質についてだったので、面白そうだと思って。フェノールは奥が深いからなぁ。
 フェノール自体は馴染みのない化学物質ですが、チョコやワインのポリフェノールだとか、緑茶のカテキンだとか、病院の消毒液(クレゾール)だとか、みんなフェノールの仲間。その反応は面白いから、大学院の時もハマりました。
 ちなみに、テレビでは最後に、サリチル酸メチル(カルボキシル基にメチル基。湿布薬のニオイ)を作っていました(アセチルサリチル酸は水酸基にアセチル(CH3CO)基)。何気にフェノール性水酸基が関わっていない反応でした。でも、サリチル酸メチルのとけた液体を筆につけて、真っ白な紙に『かがく』と書いて、塩化鉄(+3)の溶液をかけると字を出す場面がありました。あれはあぶり出しみたいで、おもしろい。

 あ?あ、もっと化学勉強したいなぁ。ゆっくりと。

 何気ない一日。でも、やっとまともに出勤できました。ふぅ。

    参考文献

  1. 東京化学同人 『アトキンス物理化学 上』 P.W.ATKINS著 千葉秀明・中村亘夫訳

天気:晴れ(茨城県取手市・東京23区)

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一皿1000円のサラダ

2006年2月12日

 朝起きたのは8時43分頃。朝ご飯(昼と一緒)は10時過ぎに食べ、みそ汁と納豆ご飯。ご飯が、先週火曜日あたり、圧力鍋で炊いたままかき混ぜずに出勤したのでカチカチになっていたのを食べました。お茶碗にこんもり乗っかっているご飯のイメージはこの際捨て去るべきです。分厚くなったピザのようです。…

 昼間は掲示板の返事とホームページ作り。本当は日光か袋田の滝に行こうかと思っていましたが、体を休めることにしました。今日はだから17時まで家にこもっていました。

 夜のご飯を買いに近くの生協へ。だいぶ日が長くなって、17時半でも空がうすら青い。

 狭い店内を30分くらいうろうろしながら、新鮮な野菜を物色。先週食べていた人参とスナップエンドウのサラダがべらぼうにうまかったので、また作ろうと思い、目立たない感じの袋に入った314円のスナップエンドウを手に取りました。お店の方も、絶賛。
「塩ゆでしておいておけば、いつでも使えますよ。」
 ん?この季節に…?
 細身のアスパラガスが並んでいました。この生協の店には外国産野菜は一切おいていません。安売りでも1束220円のそれを2束。新鮮なアスパラガスは、香りも甘みも抜群です。
 あと購入は、みかんの花の蜂蜜(安売り)、生協のノンフライラーメン3袋(非常食?)、薬剤不使用表示のエノキタケ2株、青森県産にんにくの微塵切り瓶詰め(100円)。高いが品は確かです。

 帰ってきて早速調理。生鮮野菜は鮮度が命。さっさと料理しないと風味が落ちる。先週に1kg150円で買った茨城県産の人参(小さめの10cm程度)3本と、さっき買ってきたスナップエンドウは切らずに両側の太い筋を除きます。アスパラガス2束を適当な大きさに切ります。人参は縦に4分割し、3cmほどの長さに切りそろえます。アスパラガスは根元の固い部分を除いて5cmほどに切りそろえます。
 鍋に水を張ります。野菜が完全に浸かるくらい。人参だけ、水に放り込んでから火をかけます。沸騰して、しばらくしたら(ほんの数分)、スナップエンドウとアスパラガスを、人参を茹でている鍋に一緒に放り込みます。5分(は長いかもしれない)程度茹でたら、ザルにあけて水でさっと冷やします。色が鮮やかになります。水玉がスナップエンドウの表面で踊ります。
 スナップエンドウもアスパラガスも、何もつけずに食べられます。甘い!!でも、僕はマヨネーズをつけて、もりもり。
 ガス代、水道代、人参代除いても、754円。トータル1000円というところでしょう。外食したら、1500円は取られます、絶対。外食店が日本の新鮮な野菜を使えない(使わない)理由が何となく見えてくるではありませんか。これは消費者だけのせいですか?これは外食店だけのせいですか?それとも、日本の物価や人件費が高いという理由ですか?不況、利潤追求、同一労働同一賃金…色んなこと考えるなぁ!

 そういえば、もう一つ作りました。エノキタケのなめたけ。2束分です。エノキタケを2~3センチに切りそろえ、空の鍋に入れます。唐辛子(3本:多いです)の細かく刻んだもの(種も一緒に)を散らし、酒を少々加え、火をかけます。かき混ぜながら焦げないように注意していると、エノキタケに含まれる豊富な水分が加熱と共にしみ出し、エノキタケが完全に水没します。そこに砂糖(黒砂糖)をティースプーンすり切り1杯くらいと粉の出汁を入れ(好みの量で)、みりんを適当に加えます。一煮立ちしたら、醤油をやっぱり適当に加えます。適当とは、自分好みの味という意味です。ご飯にかけて食べるものなので、ある程度塩辛くても大丈夫。なお、みりんと砂糖は入れすぎ注意です。甘いとやってられません。
 作ったら、密栓可能な瓶に入れ、数日間は食べられます。一人暮らしの良き友となるでしょう。

 今日はこれで終わり。美味いもの食って、明日は健康に出勤。

天気:晴れ時々曇り(茨城県取手市)

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川の流れの中で

2006年2月11日

 昨晩は遅くまで掲示板のレスを打って、今朝は10時過ぎまで大寝坊。ま、かなり大事なレスだったからいいか。

 お昼から、知り合いの方と取手市内をお散歩。西地区にとても閑静な住宅街があり、その近くの利根川土手が心を和ませます。しかし、一緒にお話をしていて、必ずしも明るい話題ばかりではありません。辛酸を舐めてきた歴史が、お互いあります。穏やかに流れる利根川にもいろいろ思いを馳せます。

 散歩の途中、幼稚園がありました。イチョウでしょうか、並木があり、その下にはカラフルなタイヤがずらりと並んでいます。誰もいない幼稚園。辛いことや楽しいことがあっても、太陽も木も川も、いつものように、無情です。
(拡大写真があります)
 幼稚園内に、ウサギ小屋がありました。舌を鳴らすとほいほいぞろぞろ出てきて、相方の彼女が差し出した芝の葉を食べます。動物って可愛いな。…でも、僕は残酷です。動物が可愛いといいながら、色んな残酷なことしてきました。人工の川のドブガエルに、ブドウの木のスズメガの幼虫に、栗から這い出してきたクリシギゾウムシの幼虫に、水槽のタニシに。

 最後に、彼女宅にお邪魔しました。
「ハーブティーと紅茶(何を紹介されたかな…?)どちらがいい?」
「ハーブティーでお願いします。」
 ハーブティーはカモミールとハイビスカスを原料としていたものでした。カモミールの味はよくわかりませんでしたが、ハイビスカスの独特の酸味がします。僕にはまだ強いみたいです。
 お母さんが山の写真をご披露してくださいました。ああ、僕も行きたい…でも、金と時間がぁ…。いつか山一緒に行けたらいいですね。おかあさん!

 帰る頃には取手市は日が暮れていました。今日も一日が終わりました。

天気:晴れ(茨城県取手市)

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トラブルはやっぱりやってくる

2006年2月10日

 今朝の寝覚めはなかなかよいものでした。久しぶりに家で朝ご飯を食べ、…といっても野菜サラダと納豆ご飯ですが、出勤。今日こそまともに…!!
 しかしそうは問屋が卸さない。ゴミ捨て場があざ笑います。いつもゴミ捨てやがって…って?ちがいます。落とし物です。中見ると、キャッシュカードとかが入っています。
「…これ放っとくわけにいかんやろ!」
 きんちゃく袋が僕を手招き。「おいでおいで~」って。

 近くの交番に届けました。おきまりの手続き。ゆうゆうセーフのバスを乗り過ごし、職場には30分遅刻。これで今週1週間は最悪の勤務員になりました。昨日早く寝て、朝ご飯もしっかり食べたのに…!
 みっちり始末書拾得物預り書をとられ、朝から事件。

 一方、今日はとても体調がよく、職場でも活発でした。いつも反発してしまう人からの指摘も受け入れられるくらい、余裕がありました。僕に欠点はこの、人のことを受け入れられないこと、あるいは受け入れるまで時間がかかること。体調と心理は強く関わっているんですね。やっぱり「勝つは体力」(母校なる高校の標語でした)です。

 夜は、仲間と会議。燃えに燃えまくりで、帰ってきたのは23時58分。遅っ!!
 しかも、3度目のストーブ消し忘れ。どうしたら防げるだろか…。

天気:快晴(茨城県取手市・牛久市・東京23区西部)

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心と化学と

2006年2月9日

 昨日の夜からほぼ10時間ほど寝て、今朝はかなり調子がよくなりました。しかし、肛門部のアレが気になるので、やっぱり病院。かかりつけの診療所は最近診療体制が変わり、使いづらいものになってしまいました。僕の大腸検査もできなくなりました。今回か、次が最後かもしれません。

 病院でいただいた今日の薬は、メサラジン製剤(ペンタサ錠)とジフルコルトロン製剤(主成分)(ネリプロクト軟膏)。あと、いつも飲んでいるアルプラゾラム(抗不安薬)について、取手市内の倉持薬局の薬剤師さんに相談しました。

効能・効果1.

心身症(胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、自律神経失調症)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害

 アルプラゾラムが十二指腸などの潰瘍に効くとはどういうことか…?
 プリンペラン(塩酸メトクロプラミド)は(嘔吐のための)神経伝達に関わっているドパミンD2受容体というものを阻害して、吐き気を止める2.とされているようです。つまり、潰瘍を直接治さず、潰瘍から伝わる気持ち悪さを抑制するだけの物質なのです。
 神経細胞の細胞膜にある「ベンゾジアゼピン受容体」に結合して不安を抑えるアルプラゾラムが、どうやって潰瘍とかに効くんでしょう。しかも、「症状を緩和する(=痛み止めみたいな)」じゃなく、「症状を改善する(=治す)」のですから、すごく不思議じゃないですか。
 倉持薬局の薬剤師さん。分厚い薬物辞典みたいなのを持ってきて、アルプラゾラムの説明をしてくださいました。神経的な不安を抑えることで、自律神経(迷走神経など)が直に関わる胃や十二指腸のバランスを整えるのです。つまり、不安を抑えると、自律神経のバランスが整い、胃酸胃を守る粘液のバランスも整い、ひいては、胃やそのすぐ下にある十二指腸の潰瘍も抑える、という仕組みです。ただし、その潰瘍がただの神経性であればの話ですが。ピロリ菌の場合は、ピロリ菌が胃や十二指腸を直接攻撃するので、潰瘍になるようです。この場合は、胃酸をプロトンポンプ阻害剤(ランソプラゾール製剤:『タケプロン』(武田製薬)など)という薬で止め、同時に抗生物質でピロリ菌を破壊しなければなりません。僕の場合はピロリ菌はいなかったので、たぶん、アルプラゾラムが効くんでしょう。だから、ムリに断薬するのはやめます。

 遅い出勤。実は、あるところで軽食(というのもはばかられる)をとってきて、昼ご飯は要らないはずでした。しかし、シェフの主任がまたこれ、うまい鱈ちりのキムチチゲを作っていらっしゃるじゃありませんか!!要らないはずの昼ご飯でしたが、美味しくいただいてしまいました。ごちそうさま♪
 ついでに、主任のお知り合いの方から届いていた金柑もいただきました。皮が甘くて香りが強くて、チョー美味いんですね。

 帰りの電車ではずっと『男はプライドの生きものだから』を読みふけっていました。世の男性(全員とは述べていない)が鬱病を持っていても、弱さを見せることが許されず、自分の恥を隠すために、仕事や恋愛、アルコール、ドラッグに依存したり暴力的になったりすることなどを「隠れた鬱病」と著者は呼んでいます。なんだか、今世界で起こっている色んな事件や犯罪、戦争などの問題に根深く浸透しているように思えます。

 帰宅。昨日の夜中、寝付くまでにやっていたプレイステーションの『クロノクロス』がつけっぱなしになっていました。なんだか音楽が懐かしくて、やってしまいました。そのゲームの画面を撮ったのですが、画像が荒い荒い…!

今日は色んな事あった一日でした。毎日、苦しいけど楽しいね。

    参考文献

  1. 説明書:『コンスタン0.4mg錠 コンスタン0.8mg錠 武田薬品工業株式会社 2002年11月改訂(第2版)
  2. 「セロトニンと制癌剤誘起性嘔吐」:『薬学雑誌』Vol.124 No.8 p.491

天気:晴れ(茨城県取手市・東京23区西部)

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