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千載一遇のめぐり合わせに大感謝

2019年 1月 14日

 昨日、秋田県から電車で馳せ参じた青森県弘前市より、さらに北上します。津軽鉄道の津軽中里駅へ。この路線に乗ったのはもう4年近く前ですか、そうですか‥


 津軽中里駅に到着したら、現地の青の人がわざわざお出迎えしてくださって、ふうたろうの自転車ともども登山口()まで送ってくださいました。


 彼らにとっては緑に取られて非常に困って戦々恐々していたようですが、ふうたろう的には、彼らに瞬時に取られないか戦々恐々していたので、この流れは安全が確保されたようなもので、左うちわです。素晴らしいのです。


 ところで、青森県の1月なんて、言うまでもなく厳冬期の雪山のはずです。下界でもこれですし。でも、なんか違うんですよね‥


 こういう森の中のシャリシャリの雪の上を直線で進むのは、だいたい早春~残雪期と決まっているのです。だから、ふうたろうには今がどうしても3月くらいに錯覚するのです。


 地図がないと判りづらいのですが、この林道みたいなところのスノーモービル跡のあるところを進みます。


 バカ正直に林道を進むのはアホらしいので樹林帯を突っ切ろうとしましたが‥


 この地形図見て、突っ切れる要因が見つかりませんけど?ふうたろう、人生折り返し地点に差し掛かって耄碌始まってますか?


 山に取り付くには、あの「不動の滝」の「滝」の字がある辺りの尾根から東に向かいます。


 それにしても、恐ろしく良い天気ですな‥これが1月‥!?


 ここが取り付き地点。何やら小屋みたいなのがありますが、冬季閉鎖ですよね?


 冬山とは思えない質の雪から小枝が罠のように突き出していて、ふうたろうを刺してきます。


 そして、人的行為による登山ルートの破壊が起こっています。なんとなく、竜爪山(りゅうそうざん)から賤機山(しずはたやま、静岡県)の縦走のときに、第二東名(高速道路)に行く手を阻まれたあれとか思い出したりします。‥あれももう、6年前ですか。第二東名とは大きさ違いますけど、あっちは階段とかついてたし、雪もなかったし、不快だったけど楽ではありました。


 さて、ここから山頂まで、一切道というものはありません。まあ、あったとしても雪に埋もれているでしょうけど。ただ、さっき、人的にルート(尾根筋)が分断されていたせいで、若干(けっこう)難儀しています。


 それでも、尾根まで上がってしまえばどうとでもなります。地形図上、崖っぽいのもないしね。


 それにしても、この尾根、何だかもともとルートがあるかのような雰囲気ではありません?積雪深も夏の雰囲気もわからないので何とも言えませんけど。


 ますます歩きやすそうな道になってきました。なお、ワカンは必須でしょう。あくまでも雪山ですからね?


 明るい樹林帯に急坂の尾根が続いていたのでとりあえず突撃してみますか。


 ‥結局さっきの突撃はクソルートで間違いだったのですが、楽しんだのなら問題ない。‥楽しんだよね?たぶん。


 そして、またまた来ました、ウルトラデラックスハイパーヤヴこぎゾーンが。どうしても尾根筋のルート(ヤヴなし)が見つからなくて、地図にない林道(っぽいもの)を進んだら、何か一向に上に進まないし、しまいに雪斜面に消えるしで、ヤヴァいんですもの。


 昨日弘前市内のドラッグストアで買ったあまり美味しくないシュークリームでリアルリチャージしました。


 これは下山方向を振り返っています。ふうたろうは右側の尾根筋で小枝に乳繰り回されながら抜けて、この場所にいるのですが、左方向にいかにもな道がある感じではないですか?


 ところどころに誰かが枝に結わえたリボンがあるのですが、これはもちろん、アテになりません。というか、基本尾根筋登ったら解決するこのルートに、リボンなんて必要なし(真顔


 さて、ここで明かされる行き先があの、袴腰岳です。何を隠そう、ふうたろうが4年前に申請したポータルなのです。生えてから程なくして確か青くなって、ふうたろうの視界に入ることなく経過してきたのですが、今ここで緑になったのです!
 ところで、一本アホ毛(リンク)が出ていますね?妨害、かな?


 針葉樹(植林?)主体の森から雑木林へと林相が変わりました。


 もうこの新雪の樹林帯ってだけでもかなりいい感じの雪山登山なのに、爆裂晴天キタコレ、ですな。


 だいぶ近づいてきました。向こうさんの緑も、まさか誰かが登ってきているとは思ってないでしょう。雪山、ですからね。しかも、普通の夏山とは装備も技術も違うものですから‥


 明るい樹林帯にテンション上がります。


 動物先生たちの懇談会の跡があります。
 先生、これじゃ、道がどこに続いているのかわかりませんよ(何


 まだまだ樹高はありますが、明るい森の雪原にワクテカを隠せません。


 足跡がいっぱいあって、すでにいっぱい誰かが登っている風ですが、みんな動物先生たちの校内点検の跡です。


 いやー、ほんとこれ、雪山大開放ですよねー(*゚∀゚)


 しかし、テンション上がる割には、結構坂もアレで雪も深めで、思ったように進みません。昨日の午前10時台くらいに相手の緑は取りに来たので、24時間以内陥落を狙っていたのですが、ちょっと厳しかったですね。


 ‥!
 ここにふうたろうのではない足跡がっ(*゚∀゚)


 さてさて、どんどん上を目指しましょう。この景色、ほんまヤヴァイですぜ。


 ここまでのド快晴雪山なんて、年に何回も行けるもんじゃない。ましてや今の山行頻度でこの天気と積雪量を引き当てるのは、宝くじを当てるようなものでしょう?


 11時は回りますか。Guardian1日、付いてしまいましたね(ぇ


 それにしても、青の人の話では、かの緑の人は蓬田(よもぎた)側から登ったと言っていました。蓬田といえば、中里の西側に対して反対の東側です。ふうたろうが4年前に降りた側ですから、何となく判るのですが、なんでこんなところに踏み跡が付いているんでしょうか?


 樹林がなくなり、ここは夏なら笹原ですから、展望が恐ろしく良いのです。


 さあ、ポータルもいよいよ見えてきました。ふうたろうはこれを、このチャンスを、待っていたのですよ(*゚∀゚)


 南の彼方に岩木山。この霞み方がすでに春ですよね。


 そして山頂が見えてきました。


 ここからは津軽半島の低山が一望できます。かつて北海道に行くときの電車の車窓から、この一帯の山を見ていました。いつかは必ず登りに来るんだ、と。それが4年前の袴腰岳(中里)の登山であり、さらに2014年7月の袴腰岳(今別?)です。津軽半島には他にも良さそうな山があるのです。


 2回目の登頂です。110リットルザック担いでここでテント泊したのは懐かしい思い出です。車を持っている人なら、こんなところ、一泊なんてしなくてもいいですよね。
 ‥って、冬山で日帰りやってる今日のふうたろうが言うことじゃないか。


 (*゚∀゚)ダァー
 このめぐり合わせに、ひたすら感謝です。天気も雪質も素晴らしい上に、ポータルまでふうたろうの来るときに合わせて緑になってくれた!そして、青の人に先に盗られる心配もない。安全にポータルを取れるのですよ!?素晴らしいではないですか( ゚д゚ )クワッ!!


 よく見てみたら、4年前よりもこの祠の破壊度が上がっていますね。このまま、見捨てられていくのかな。


 昨日登ってきた緑の人のワカンのあと、ですかね。


 この雪質のこの地形なら、いろいろ自由に歩けそう。


 この尾根が、蓬田側から続いている登山道のある尾根です。おそらく昨日の緑の人も、こちら側を通ってきたのでしょう。なお、ふうたろうは4年前のあのときは、そのルートを見つけ出すのにかなり難儀しました。


 ところで、突然雲が増えてきました。天候が崩れることはないでしょうけど、景色はちょっと悪くなりそうなので、そろそろ下山しましょうか。


 ふうたろうは、ここをキャプチャできて、とても嬉しいですっ(*゚∀゚)


 笹が出ています。やっぱり雪、少ないでしょうか。それとも、風で飛ばされただけ?


 これからまた、来た道を戻ります。ふうたろうが今みたいに自転車でIngressやりまくるよりもまだ以前の時代では、考えられませんね。絶対テント担いでまた蓬田に下山しているはずですから。‥というか、2回目来るってのがそもそもありませんね。


 足跡が二人分。ポータルは天下の回り物。


 昨日来た彼(彼女?)も、同じ景色を見たのでしょうか。


 下界の田んぼや畑もしっかり雪が積もっています。やっぱり、今は冬なんですね(何


 緑の彼がどんなルート歩いたのか気になっているので、少し足跡の先を追っています。


 これは動物先生(きつね?)の足跡っぽいです。


 こちらは斜面の向こうに消えています。追い続けたらキリがないし、そこまで重要なことでもないので、そろそろ、自分の道を下山しましょう。


 来た道を戻るので単純。


 たまに見たことない場所もあるけど問題なし。


 ふうたろう最強のツール、国土地理院の地図が載ったIngressのマップがあれば、問題なし。


 上りとはあからさまに違うところを歩いているようです。下の方に見覚えのある場所と足跡が。


 でも、ちゃんとゴールすれば問題なしなのです。


 あっという間に、尾根が人為的に破壊されたあの場所まで戻ってきました。


 来たスノーモービル跡を戻っていきます。


 途中、少し近道カマシましたが、ま、いいですよね。


 これはふうたろうの足跡です。もう、自転車の置いてある、地元の青の人に送ってもらった公園みたいな場所はすぐそこ。


 ところで、どこかでネックウォーマー落っことしたらしい(滅滅滅


 はい、下山完了です。いくつかポータルがあるので毟っておきましょう。


 下山後は電車で再び五所川原まで戻ります。その駅前の食堂のような土産物屋のようなところに飛び込んで、今日初めてまともなメシを食べます。ラーメンと‥若生(わかおい)おにぎり?昆布でおにぎりが包まれてある。食べにくいような、素朴な味のおにぎり。好き嫌い分かれそう。


 妻に帰りを知らせておきます。大宮から先は内緒ね?


 ‥でも、きっぷの大宮到着時刻が違いますよね?これはね、新青森駅の切符売り場が在来線からの乗り換え場所から遠くて、しかも買おうとしたらエラーで買えなくて、乗り遅れたのです。こんなしょうもない駅で30分以上待つのはだるいですよ(苛



 さて、ここから今日の補足です。
 林道終わりのところ、小屋があると述べたところからこのように尾根を進みます。ただ、途中で寸断されている箇所もあったりするので、まったくこのとおりとはいきません。



 途中から登山道(夏道)と合流する感じになります。もちろん、積雪期に、現地で、明確に合流しところを判別するのはほぼ無理ですけどね。



 昨日の緑の人のものと思われる足跡はこの緑の線のように付いていました。もちろん、見えた範囲でしかわかりませんでしたが。


 大晴天の雪山3日目。このめぐり合わせにしても、3代あとまでの運を使い果たした気がするほどです。九州の遠征で疲れてはいましたが、奮い立って来て本当によかった‥
 ‥こんな楽しい遠征、今後も続くといいですね。


天気:晴れ時々くもり(青森県北津軽郡中里町・五所川原市・弘前市など)

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