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大阪府秋田市(滅)

2023年 8月 18日

 硬い床の上に転がって寝る幸せ。こんなの、家にいたら絶対に味わえない!ステイホームなんてくそくらえだ!!
 さて、小豆島のジャンボフェリーとは違ったシアワセを伴い、18日の朝を迎えました。もう、みんな下船のためにホールに集まっているようです。
 ところで、このフェリー、なんて言うんだっけ。


 そうそう、津軽海峡フェリーでしたね。函館から青森に行くなら、新幹線より800円くらい安いです。寝不足と硬い床と毛布なしを我慢すれば宿泊しながら移動できます(じと目
 繁忙期は交通機関も宿泊施設も値段を上げます。閑散期であれば、新幹線よりおそらく2000円弱安くなると思います。


 青森港からとりあえず青森駅に向かいます。ご当地モンスターです。
 この薄汚れた感のある船は‥?あ、あれか。青函連絡船ってやつか。船に車両を乗っけて渡るやつ。もちろん、ふうたろうは現役で動いているところを見たことありませんが。


 自転車があると、こういう移動は本当に快適です。自転車でこの快適さですから、車やバイクならどんなに自由なことでしょうね。燃料代や高速代、日々の維持費は莫大なのでしょうけど。
 でも、自転車には、途中で比較的自由に立ち止まれる、というアドバンテージもあります。ま、それは公共交通限界地(最寄りのバス停や駅)から遠い登山口まで歩いて行っていたふうたろうには常識ですが。


 青森駅到着。
 て、なんかまた工事してますね。何作るんですかね。
 ここから電車に乗って弘前にいって、弘前城へ、といいたいところですが、そのまえに三内丸山遺跡がお土産ポイントになっているので、ここからバスで向かいます。


 はい、有料施設である三内丸山遺跡。ふうたろうは、こういう歴史系博物学は興味が持てません。他に同じような感じで興味を持てない分野は、恐竜や天文学。でも、そういうところほど観光地、すなわちドラクエウォークなどの土産ポイントなどになっていたりするのです。数学や物理学など、得意ではないけど好きです。分子や軌道などの仕組みや理論も、やっぱり得意ではないけど好きです。ああ、なるほど、博物学系に理論がないと思いこんでいるから、たぶん興味が湧かないのか。でも、博物館のようなところ(戦災資料館とか恐竜博物館とか城とか)は、理論を学べるような作りにはなっていないように思います。難しいなあ‥


 ヌオッ(゚皿゚;)
 マイナンバーカードラッピングカーだ!
 しかし、そこまでしてマイナンバーカード作らせたいかね。紙の保険証廃止するとまで脅してまで作らせたいかね。マイナポイントで釣ってまで作らせたいかね。その必死さはどこから来るのかね。震災や洪水、新型コロナなどで苦しんだ人への援助も、そのくらいの必死さでやってくれないのかね。
 こういうのは何が嫌かというと、為政者や権力者の個人的な願望が透けて見えるところなのです。


 あれ、弘前の写真が一枚もないではないか。弘前駅から弘前城は自転車でそれなりに走りました。しかし、天守閣を見た記憶がありません。お土産取って、竜王狩って、そのまま駅に帰ってきたような記憶だけしかありません。
 そしてここはどこかというと、秋田市?のマリンタワー?いや、秋田市ポートタワー「セリオン」だそうです。ドラクエウォーク制作側も、よくこういう系統のポイント集めてきますね‥ふうたろうの好みをここまで徹底的に外してくれるって、ある意味凄い。


 ここは千秋公園という場所のようです(自分が行ったところなのにもう書き方が酷いったら)。
 秋田市ですが、さっきのポートタワーのところで見たように、薄曇りです。でも、蒸し暑さが30年前の大阪を超えています。楽しんでいる余裕なんてなし。そもそも、お土産マラソン自体、中強度の苦痛です。


 今日の最後は角館の武家屋敷跡とかいうので締めます。うん、興味無いです(きっぱり
 武家屋敷というものがそもそもどういう特徴を持っているのか理解していません。そして、その造りになった建築学的な必然性も当然わかりません。なぜ角館にあるのか、他の場所ではだめだったのか、そういうのがわかってくると、面白いのかもしれません。


 角館は雲が多いです。そういえばこの駅から歩いて和賀岳に登ろうとしたけど、登山口が発見できなかったんでしたっけ。金だして買った地図がまったく役に立たず、地元の人に助けてもらったんでしたっけ。2012年6月2日ですね。ほとんどの人が使うルートはほとんど通らず(通れず)、角館から入って高下(こうげ)登山道から抜けたんでしたね。ふうたろうの黄金時代、いい山行だったな。


 ところで、雷がそこらじゅうで鳴っています。しかし、雨はぱらついているものの、本気で降ってくる様子はありません。したがって、全然涼しくなりません。小さい頃の九州の思い出にもこんな蒸し暑さはなかった気がします。


 今年の秋田県は、青森県や新潟県などと並んで猛烈な暑さだそうです。新潟県は干ばつもひどいそうです。ふうたろうが訪れている今日などはまだマシで、ふうたろうが来る直前は最高38℃クラスの暑さが猛威を振るっていました。ふうたろうの職場には秋田県や青森県出身の人がいるのですが、30℃を超えること自体、年に何度もなかったそうです。たしかに、統計上のデータもそうなっているようです。平均最高気温が5~10℃高いのは尋常ではない。
 なお、あとで調べてみたところ、8月1~31日の平均最高気温は、埼玉県に匹敵しています。熊谷の平均最高気温は35.45℃(平年31℃)。秋田市は34.91℃(平年29℃)ですが、内陸部の横手は35.39℃。東京で8月全日が30℃を超えた(平均34.27℃、平年31℃)、と後日ニュースになりますが、秋田はそれを上回っています。インパクトは全然違いますね。


 というわけで、北国にいるというバイアスが余計暑さを増幅させていて、湿度も相まってすこぶる不快です。きっと明日も明後日も、移動する先々で猛烈な暑さでしょう。
 明日は男鹿半島のなまはげ館という、これまたとびきり行きづらいところに行ってから、象潟の道の駅を経て、銀山温泉、そして山形市へと行きます。象潟の道の駅を電車からアクセスできるかどうかがキモとなります。


天気:晴れ時々くもり、雷を伴った雨が降る(青森県青森市・弘前市・秋田市・仙北郡角館町(大仙市?)、ほか)

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