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Archive for 2007年3月

トマトも萎れる春の曇天

2007年3月31日

 菜種梅雨ですね。先週末くらいからずっと雲の多い日が続いています。天気予報も当日か前日の夜にならないと確実な予報がでません。今朝は伊豆天城山に行こうと思って4時50分に起きたのですが、空は激しく曇っていて、まず行く気を50%くらい削がれました。そして、5時の気象庁の予報更新を待って、インターネットで確認。すると、4月1日が雨から晴れの予報に変化していました。…というわけで、次起きたら10時くらいだった…かな。
 明日はくもり雲に代わって黄砂が飛ぶそうなので、また視界悪いかもなぁ…。

 今日は殆ど家にいました。夕方、ちょっとすり切れた服を補うために、無印でシャツなどを買い込んできただけ。取手ボックスヒルの無印って、小ぎれいな店員さんが、丁寧な対応してくれるんですね。がんばれ、労働者!

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エバポレータが回る

2007年3月30日

 ピーーーーーーーーーーーー!
 このロータリエバポレータ(回転式蒸留器とでも訳そう)から延々と鳴り続ける音です。だいぶ年季の入った蒸留装置で、先っぽ(写真右)の方に付いているフラスコの中の圧力が下がってくると、まるで、焼き芋屋さんが来たかの如く騒ぎます。もちろん、音だけなので、うま味はありません。ってか、うるさい(怒)。
 それでも、農薬抽出には欠かせない道具なので、ポイッチョ!というわけにはいきません。
 右の道具はこれもまた何度も紹介した、「ミニカラム」です。これは、油脂(だけ?)を取り除くもの。通常真っ白ですが、左端のがやけに黄色い。大豆の油やレシチンなどを取り除いてくれています。
 実は、この「ミニカラム」、使わないで油をとる方法があって、圧倒的にそちらの方が安いのです。しかし、その作業、「分液ろうと」という器具を使います。この器具、形が難しいので、扱いが面倒臭い。それに、事故が多い。しかも精製率はミニカラムの方がいいのです。
 …でも、これ一本600円くらいで、一度使えば、ゴミになります。この前の有機溶媒の廃液のように「どなどなど~な~」って感じです。産業廃棄物なので、しかるべき処理をされるのですが、産廃処分場って、山の中に穴掘って、いつ穴が開くか判らないシートを敷いて、有毒(?)物発生覚悟の埋設。自己矛盾だね。捨てるだけじゃなくて、一度処分場の様子を見てみたい。

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チームワーク

2007年3月29日

 今朝はちょっと気分が悪く、朝ごはんを躊躇しました。しかし、食べて、何とかなり、出勤。プリンペランは飲んでいません。
 今日の農薬抽出サンプルは9件。多いように見えますが、最近スピードに磨きがかかっている(自分で言うのもなんだが)ので、早く終わります。昼飯前(14時半)には作業の9割以上が終了。
 写真は、サンプルの抽出液とかすをろ過で分けているところです。
 その後ろで、八ヶ岳や武尊山に一緒に行った仲間が、GC/MSのマトリックス効果のことで色々悩んでいました。
 僕も作業が終わってから彼の考察に参加してみましたが、なかなか奥が深いものです。
LC/MS/MSによる農産物中の残留農薬一斉分析法について(高知衛研報)
 この論文の中に書いてあることを色々検討していました。仲間の彼は、勘違いして理解していたそうですが、それが意外と良いアイデアに繋がりそうです。うまくいくといいなぁ。

 ところで、僕がやっている作業。頭をあまり使わない作業のように思うかもしれません。そして、僕は何となく最新機器を触っている仲間の彼に後れをとっているように感じてもいました。でも、それは違いました。抽出作業があって、機械での分析がある。これは当然です。更に、抽出作業にも実は技術が必要なのです。手作業だからね。
 両方を大事にできない奴は、分析ができないということだな。こないだの定期演奏会のようなときに同じ思考回路でやってたら、オーケストラは成り立たない!
 ま、それがチームワークってことやな。ほ。

天気:晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)


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ハイゼンベルグの苦悩

2007年3月28日

 …今朝もなれ合い的に、生化学の教科書を読みながら納豆と酸味の出たキムチとアシタバの炒め物を食べていました。においの強いもの尽くし。そこに生化学だから、人のよっちゃ、地獄の朝かもしれないね。
 朝の電車では新聞。これも当然の日課。だから毎日の区別が最近付かなくなってきたのです。危ない。
 そして、右の写真。変わったスイセンだなー、と気になりました。職場最寄り駅の前です。

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夕焼け小焼けの昼飯

2007年3月27日

 このところ、良し悪しは別にして、朝飯を食べながら、生化学の教科書を眺めています。そのほかに考えていることと言えば、山と『シムシティ4』のこと。あとは通勤・帰宅に読む本や新聞のこと。端から見れば、今年の3月を象徴するような「ドライな」生活。
 しかし、この気持ちは、3月25日の定期演奏会をきっかけにより強くなったような気がしなくもない。いや、「ドライ」という部分ではなく、科学や登山のこと。三日坊主かもしれないけど、あの一生懸命な姿は僕も見習いたいと思ったからね。

 はたして、今日は、その一生懸命を、仕事の中で肉体表現することになりました。
 題名のとおり、昼飯を食べる時間がありませんでした。朝10時から、米の農薬添加回収試験を始めたら、12時を回って「午前中必着」の荷物が緊急を要するサンプル付きで届き、昼飯を食べるべき時刻である14時に来客があり、終わったら避難訓練の訓練というものがあったのです。緊急を要するサンプルを処理し終わったのが、16時45分頃。板橋区の「お帰りコール」である『夕焼けこやけ』が流れる中、昼飯を食べました。っていうか、家に帰ってきても夜を食べる気がしないので、昼と夜のブランチですが。

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階層的、春

2007年3月26日

 …昨日の定期演奏会で歌と振り付けつきで披露された、『たらこ・たらこ・たらこ』が頭から離れない。誰か止めてぇ~~~~~!!

 今朝は健康的に目覚め、流しにある非常に汚い生ゴミと排水口を浄化しました。この家で最も汚染の激しいところ。
 そして、今朝は天気が良く、駅まで徒歩。前から咲いているのに気が付いていましたが、タネツケバナ(アブラナ科)。花の真ん中から軸(子房)が突きだしています。色は赤黒い。たぶん、ポリフェノールたっぷり。…なんてこと言うと、食べる「ポリフェノール信者」がいそうで恐い。
 これは恐らくケマン(ケシ科)の系統の葉です。花盛りはもう少し後だと思います。花はホトケノザやヒメオドリコソウなどに、一見似ていますが、ちがう科です。去年の春、初めてこの花を見て、遥か北の国北海道に咲く、エゾエンゴサクを思い出しました。今年も行くのでまた会える。


 そうそう、ちょっと遅い気もするのですが、今年初めてつくしを見ました。台宿の道路脇にこの2本だけが顔を出していたので、写真を撮っていましたが、後ろから歩きタバコをする中年男が歩いてきて、集中力削がれつつ…。
 もう、胞子は飛び散ったあとですね。


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雨の子

2007年3月25日

 今日は予報どおり、すごい風雨。雷は鳴っていませんでしたが、空は暗い。
 本当は伊豆半島の100名山、天城山に行く予定でしたが、速却下。っていうか、昨日の夜から行くつもりはなかった…。
 今日は13時半から「(憲法)9条の会」に誘われていましたが、行くつもりは正直なく、別件。

 さて、その別件が、右の写真。松陽(しょうよう)高校音楽部による定期演奏会への参加です。携帯のメールで誘われていました。行くか行かないか迷っていたのですが…、結局来ました。
 松陽高校関連でいえば、松陽高校文化祭もありましたね。
 直に演奏を聴くのは生まれてたぶん3回目。高校生の時、後輩のを聴いたのと、大学1年の時、同級生のを聴いたのと、今回、誘ってくれた彼女のを聴いたので3回目。


 音楽部員のみなさんが出てこられました。いよいよ演奏が始まります。しかし、みんな黒い制服姿。なんか味気ないなぁ…なんて思う僕でした。

 しかし、演奏はやっぱり直に限りますか、強直球のシンバルから地鳴りのように響いてくる金管楽器。音楽になれない僕の目はまん丸でした…。


 

 3部までのあるのですが、一部ごとに10分(以上あったと思う)の休憩。客席は演奏中暗いので、休憩中に撮りました。保護者の方などの他に、高校の友だち、OB/OGなどが来ているようです。演奏者に圧倒的に女子が多いことから、観客の女性優位も必然的…。


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ふうたろう旅日記

会うは別れの始まりなり

2007年3月24日

 今日は9時過ぎまで寝ていました。一応、7時過ぎに目が覚めていたのですが、二度寝してしまいました。愚かなり。
 やけに生暖かい風。嵐の前触れですな。

 夕方から土浦で「会議もどき」と、牛久で「惜別会&卒業記念パーティ」。勿論、わたくしではありません。
 卒業旅行に中国に行ったときの土産だそうです。箱だけだけど、中はなかなかうまいクッキーです(パンダ)。
 卒業旅行かぁ。僕の修士修了時は中途半端に学校のイベントが入って取手市に越してからも何度か京都に戻ったなぁ。(つまり、旅行はしていない)でも、長野県の友だちのところに転がり込んで遊んだっけ。あれは忘れられないいい思い出だな。写真は消えちゃったけど、忘れないっす。

 一方、上京するMさんへお祝いの品です。てっきり高級の鞄でも包んだのかと思ったのですが、中はきれいなお菓子でした。
 このほかに、Mさんを知る仲間からメッセージを添えました。
 最初、僕含めて3人くらいで企画を持ちかけたのですが、具体化は他のみんながやってくれて、結構まとまりのある行動がとれました。集合場所とかにちょい不備もありましたが、今日の雰囲気からすれば、誤差の範囲ですな。良かった。
 送られた人も、楽しかった…かな?

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70万円?

2007年3月23日

 まず、今日の怒りの一言。昨日告示された知事選挙。マスコミが勝手に叫んでいる二大政党「制」に世間は踊らされているようですが、その踊りに一人70万円以上もかかっている事実は驚きでした。
 石原都政で、オリンピック関連、外環道などの公共事業で、8.5兆円が費やされようとしているといいます。東京都の人口は確か1200万人。生まれて間もない赤ん坊から、年金生活のお年寄り、末期ガンで苦しんでいる病人まで、全都民をあまねく含めて、平均して70万円の負担になります。…。
 どこかで、ワーキングプアとか、健康保険証の取り上げとか、産婦人科の消滅とか、聞いたことあるなぁ。…理由は、金がない(石原氏の場合は、自分のこと棚に上げて「福祉は贅沢」と宣った)?
 東京都民は、この事実を突きつけられても石原慎太郎に投票するんだろうか。それとも、宮城で同じことをしてきたという浅野氏に入れる気だろうか。前も述べたけど、吉田万三氏を推薦した共産党に向かって、「共産党は一緒に浅野を応援すべきだ」などと言っている奴がいるらしい。昨日のタバコの件といい、唖然とします。

 右の写真はなんだと思いますか?(読んでいる人にだけ問いかけ)
 答えは、ピペット。ポリエチレン製のピペットを誤って乾燥機の中(80~90℃)に入れてしまい、ご丁寧に網の跡がついてしまったのです。ポリエチレン(スーパーのポリ袋、家庭用のゴミ袋、ダイオキシンのでないラップなどはだいたいこれ)の耐熱温度は80℃程度。沸騰したお湯の中に入れただけで変形します。
 タッパなどの容器に使われるポリプロピレンは120℃くらいまで耐えられるようです。お菓子の袋なんかもポリプロピレンである場合が多いようです。最近は「プラ」の表記しかなく、判別が難しくなっていますが、気にしてみると、意外と勉強になるし、プラスチックにも色んな種類があることに驚きます。そして、きっと「燃えないゴミ」として捨てられているプラスチックゴミのことを再考できると思います。

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どなどなど~な~

2007年3月22日

 久しぶりに職場で普通の仕事をする日のような気がします。しかし、夕方から病院で、早退することになります。…歯医者から逃れたい。
 右の写真は職場から連れ去られていくタンクたち。中には、使用済みの有機溶媒(つまり、廃液)が詰まっています。ざっと200リットル。みんな焼却されるんだ。ヒモで縛られてひかれていくタンクが、なんか寂しい。代わりに回収業者の置いていった真新しいポリタンクがひとしお寂しい。
 使い捨てというのは、なんか物に対して申し訳なく思う。この寂しさは、手元から世話になった物が離れていく感覚か。置いといてもどうにもならないんだけど、運命を知っているだけに、ジレンマを感じます。

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住井すゑさんを訪ねて(茨城県牛久市)

2007年3月21日

 今日は不手際の極みでありながらも牛久散歩計画を強行しました。
 なお、参加者は1月3日の鎌倉と同じメンバーです。
 取手駅で既に眠く、慢性的な睡眠不足…なんだろうね。一日24時間が足りない。暇な時間なんて、ない。

 牛久駅に着いてから、道端の花を見、道に迷い、実際の目的以外のことも多かったのですが、メインは住井すゑさん宅の訪問と小川芋銭(うせん)の碑を見てくること。…なんで芋銭だけ呼び捨てなのかって?ゴロでしょ、やっぱ。
 ここは住井すゑさんの家の、学習ルームらしい。ここですゑさんは仲間を呼んで勉強会などをしたそうな。
 なお、こういう活動をするとすぐに「共産党だ」などと言う人がいるようだが、残念ながら、彼女は党員ではない。自分の判断で戦前の「天皇=神」の思考停止状態から抜け出した人物の一人です。もっとも、共産党を作った人たちも同じなんだろうけどね。
 すゑさん宅の前には共産党のポスターが貼ってはいるが、管理をしているボランティアの人も、「決して共産党員ではない!」と断言しています。
 …勝手に思いこむ人は要注意。恥をかいても知らないよ。

 さて、ボランティアをやっていると言った前述の方が、気前よく、住井すゑさんの作品である『夜明け朝明け』の紙芝居をやってくださいました。3年前にこの小説は読んだのですが、後書きしか覚えていません(もちろん、この後書きも名作ですが)。丁度いい。
 農民の生活というものを描いた作品であったのですが、これがまたひどい。「供出」という制度があって、農家は自分で作った米を自分で食べることができなかったのです。当時の茨城県結城市を舞台にしたこの作品は、この地方(だけじゃないと思うけど)の差別意識を強く描写していました。
 …具体的な中身が知りたければ、作品を読むか紙芝居を申し込んでみるかすればいい。

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寒い労働

2007年3月20日

 今朝、まず、米を1時間も火にかけっぱなしで、圧力鍋が焦げまくりました。部屋中焦げ臭が充満して、鼻が曲がりそうでした。…詳細は述べまい。
 そして、いつもより丸1時間早い出勤。常磐線他の鉄道の混み具合はハンパじゃない。上野駅、人の頭の上を歩けそう。
 昨日述べた通り、今日は「出張」です。しかし、昨日述べたのと違うのは、「展示と実験」というところ。これは殆どやる機会がなく、ぶっちゃけ、昨日白衣を持ち帰り忘れて正解だったというくらいです。
 基本は物品販売。交差点で看板を持って突っ立っていました。暇でしょうがないのですが、それ以上に寒い!北風が強く、朝の米騒動でついいつもどおりの服装で来てしまったため、動けなくなること多し。冬山より寒い、東京の都会。買い出しに行ったりして紛らそうとしても、帰ってくると、また寒い。しかも、午前中の売れ行きは鈍い。
 しかし、僕が突っ立っていたのはまんざら無意味でもなく、歩く人の視線を見れば、看板の「産直市場」の矢印の方を一定割合が向いています。その中で、話しかけてくる人はほんの数人でしたが、詰めかけた人数は予想よりも多い。結局、全部売れたんですね。
 …一緒にするのも何だけど、キャバクラとかで看板持って突っ立っているのは、「必要とする人」にとっては重要なんだなぁ。

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孤独な労働

2007年3月19日

 昨日の疲れとれぬまま、今日は出勤(当たり前…)。最近、電車で新聞を読む気がしない。新聞は選挙一色で、正直、つまらん。流し読みして、寝ます。
 今日は、二人体制。残りの二人は、出張で、明日僕が行くところで展示をやっています。お疲れさま~…。
 でも、こちらも決して楽ではないのであります。最初、米が数件ある程度と思ったら、玉葱数件発見。更にゲリラで追加3件くらい来て、ただでさえ人数少ないのに、大わらわ。うぉ~~~!!機嫌が悪うなる。体に悪い。
 昼を食べる暇も惜しいくらい忙しく、14時半頃の遅いメシ。外食の塩辛いスパゲッティ。わびしい。なお、この昼飯くらいかな、孤独でなかったのは。
 夕方、残っていた二人のうち一人も用事で帰り、ついに僕一人。寂しくガスクロだけが暴れています。

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まさかの2度目のスキー(猫魔スキー場:福島県)

2007年3月18日
 おんせんロッジこはんで目覚めました。贅沢な朝。外は激しい雪。3月です、一応。
 朝ごはんをロッジで食べて、スキーに出かけました。職場の仲間二人と一緒です。
 檜原湖は半面が結氷していて、ワカサギ釣りをしている人たちがテントを張っています。いつかこの氷上を僕も歩きたい。
 場所は猫魔スキー場。駐車場1000円。高いね。ここまで、公共交通機関はちゃんとでてるんだっけ?今日は仲間の車(レンタカー)で来たから解らない。
 スキー場も激しい雪。とりあえず、4時間券で滑ります。雪激しいのに人も多い。
 スノボー初挑戦の仲間二人。スキーはやっぱり孤独なスポーツですね。能力や好みがちがうから、一緒に…なんてムリ。
 大粒のあられが叩き付けます。見通し非常に悪い。っていうか、こんな坂下るんですか。まだコブがないだけマシか。
 樹氷が出来ています。強風と低温の共同作業。

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流れなかった音楽、流れ続けた音楽(裏磐梯:福島県)

2007年3月17日

※記録:3月18日

 今日は職場の仲間つながりで裏磐梯までスキーに出かけました。朝5時49分発のいわき行きの鈍行で行くつもりでした。
 …が、買って5年のクソコンポがまた起動時にフリーズして、起きたら5時47分!夏川りみさんの歌は、流れませんでした。そして、JRに8000円も貢ぐハメになりました。(新幹線でちょっこー)

 とりあえず、新幹線(上野駅~郡山駅)と、磐越西線(郡山駅~猪苗代駅)はずっと寝ていました。気が付けば猪苗代。
 駅前にバス停があるのですが、ホテルなどの送迎バスで路線バスは探しづらくなっています。正面左奥手にバス乗り場の看板があり、そこで切符を買っていきます。駐車場からは磐梯山(表)が見えます。バスと電車との接続は非常によい。
 裏磐梯高原ホテル(裏磐梯高原の次、870円。本日現在)から、裏磐梯スキー場を経て、銅沼(あかぬま)、イエローフォール(黄色い滝)を往復するコースです。折からの雪で路面凍結。ホテル~スキー場の道(所要30分目安)です。
 上の道中に、池があります。水は澄んでいるのですが、やっぱり沈着した金属成分がきれい。見通しは意外と良いので、気にとめておくといいでしょう。
 スキー場は、冬季、ゲレンデを歩くことは出来ません。リフトを使うか、向こうの林を歩くか(これは実質ムリ)。リフト代300円×2(2本乗り継ぎ)の往復分を買って、登ります。
 リフトを上りきると裏磐梯の荒れた山肌を見られます。スキー場閉鎖期間は、スキー場を歩いて上ります。その場合、最後のスパートは、意外とキツい。

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いつもの通勤、いつもの東京、いつもの日本

2007年3月16日

 今日は、帰宅時のことを書こうと思います。写真は実は昨日撮ったものですが、チョー忙しそうに、店員さんが走り回っているパン屋さん。マイクで喋りながら雑用をこなす姿には驚き!
 山手線。知的障害を抱えたと思われる30歳前後の男性がいました。隣のおばちゃんらに何かをしきりに話しかけています。おばちゃんらは困り果てたように避けていました。西日暮里駅で降りた彼は、喫煙所近くで別の女性に話しかけていたようですが、今度もまた無視されていました。そして後ろを振り向けば、さっきまで彼が座っていた席から雑誌がこぼれ落ちました。隣にいた女性がその席の上に置いて、終了。
 …何なんだろう、この異様な空気は。いや、異様というか、これが普通すぎていて異常に感じる。みんな、どんな気持ちで彼を見ていたんだろう。
 しかしかくいう僕は、彼女らの立場であればどうしていただろう。どう対応したらいいか解らず、オタオタしていただけだったかもしれない。
 思い返せば、「障害」者たちと関わる機会が20年以上生きてきてどのくらいあっただろう。その関わりを教育される機会がどのくらいあっただろう。そういえば、今朝の新聞に、荒れた子どものことを、「認めることが大事」という記事があったことを思い出しました。「認める…?どうやって??」
 しかし、僕にはそうして「認め」なければならない人は多いはずだ。それとも、これは単なる考えすぎかい?

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頭仕事

2007年3月15日

 今日はほぼ午前中に農薬抽出作業が終わりました。しかし、明日は一応トランス脂肪酸についての発表があります。…とはいえ、一般企業のような背広+パワーポイントっていう雰囲気でもないので、ある程度気楽に。
 それでも、適当なことは言えないし、時間を使うので、下調べ。
 …月曜日、欠勤したときにある程度調べたんですね。だから、最初眠たいの我慢してやっていたら、レジュメは完了。分析方法もゲットしたし、あとは、僕なりの、「トランス脂肪酸」に対するこだわり(考察)でも加えたらOK。そう、「トランス脂肪酸を十把一絡げに扱っていいのか」ってこと。
 トランス脂肪酸は、通常あるべき姿のシス脂肪酸が、熱や触媒によってトランス化したものです(例外あり)。シスとは、大雑把にいって、「く」の字型に曲がっている状態。トランスとはまっすぐ伸びた状態。あくまでもこれは脂肪酸についての話なので、塩化ビニリデン(サ○ンラップの原料)のような小さい分子のときには別の説明が必要でしょう。
 ま、とにかく、そのトランス脂肪酸がヒトの身体の中にはいると、悪玉コレステロールが増える(「悪玉」が何をもって「悪」なのかは知らない)といわれ、実験でも疫学調査でも、動脈硬化や炎症反応、痴呆などが叫ばれているようです。
 トランス脂肪酸は、一般の食卓に上がるものではマーガリンに特に多く含まれるそうです。そのデータが、「食の安全協会」のホームページにでています。
食の安全協会ホームページ
 また、食用油でも検出されているようです。これは、油の抽出方法によってちがう…?例えば、有機溶媒で抽出して、有機溶媒を蒸発させる(加熱する)方法と、圧搾法では加熱の有無という、大きな違いがあるから…。
 …てな感じで、色々調べていました。ノルマに追われなければ、調査は認識を高めるいい機会です。

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凍える芽

2007年3月14日

 今朝も、昨晩の遅寝にかかわらず、普通に目が覚めました。7時半くらい。炊きたての米とビンチョウマグロの刺身とキムチを食べ、駅まで歩きました。目的は昨日と同じ。
 しかし、結果も昨日と同じで、寒気と強風。空は快晴。恐らくモクレンの花だと思うのですが、つぼみのまま凍えています。2月より寒くない?
 また、この右の写真、お馴染みホトケノザ(シソ科)。余談ですが、七草のホトケノザは、コオニタビラコ(キク科)という植物だそうです。
 このホトケノザも、カメラでズームアップしてみると、やっぱり毛が生えていました。昨日のヒメオドリコソウと同じ。昨日と同じく、拡大図。
 気象情報では、桜の開花予想が遅れそうだとの話。そういえば、ちょっと小耳に挟んだことですが、エルニーニョが終息に向かい、ラニーニャ(エルニーニョの逆)になりつつあるとか。
気象庁ホームページ「エルニーニョ監視速報No.174(2007年2月)」

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いちおう、春。

2007年3月13日

 今朝は久しぶりに朝の散歩。ずっと前からオオイヌノフグリやナズナ、タネツケバナ、ヒメオドリコソウなどが咲いているのに気が付いていながら、ずっと見過ごしてきました。
 でも、冬にならなかった冬の後の春とはいえ、やっぱり春なんだね。花も愛でたくなるのです。
 右の写真は、ヒメオドリコソウ(シソ科)です。今のカメラになってから、ピント合わせにズームが利くようになりました。その結果、この花に毛がついてることに気が付きました。
 ちょっと、その毛がついているのを強調するために切り抜いたのを右下に。緻密で、おもしろい。実際の大きさは5ミリに満たないくらいなのにね…。
 最近、あまり取手市内を散歩してないけど、しばらくは山に行くからできそうにないな。山では歩いているとなかなか花を撮る余裕がないし…。名刺の肩書きに負けないようにはしたいな。「週末は花や緑と戯れている」なんて。

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「自民か民主か」的選択

2007年3月12日

 今日は例の症状が出ました。しかし、症状だけ。不本意ながらも休むことになりましたが、明日は余裕で出勤できるだろう。

 起床自体はいつもよりも早かった。ってか、具合が悪くて、寝つけなかったから。日の光を浴びると体調はやや良くなるので、8~9時くらいになって、徐々に良くなってきました。
 写真は、「ねぎとろ風」のマグロのすり身ですが、中身、マグロの他に、植物油脂、トレハロース(ブドウ糖残基の二糖類、還元末端同士でグルコシド結合。マルトースとは違う)…など。これが朝飯。ネギをたっぷりきざんで、食べましたが、当然、美味くはない。マグロの植物油和えなんて…。

 やっぱり、職場と家は遠い。でも、東京に住むのは辛いし、茨城の仲間と離れるのもなんか名残惜しい気がする。たぶん、後者は心配ないと思うけど。引っ越しの数だけ仲間の輪が広がるだろうからね。
 どうしても譲れないのが、生活環境。都会生活は、シムシティー(エレクトロニックアーツ社)だけで充分。取手みたいに落ち着いたところはないだろうなぁ(家賃に至っては絶望的)。こういう選択を「自民か民主か的選択」と、僕は言います。

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