旅の夢の終わり
ヌオッ(゚皿゚;)
‥ふうたろう、再び寝坊(爆滅
宮崎県まで来たのは、ただ通りかかったわけではなくて、せっかくなのでCFの仕上げをしようと思ったわけです。モッチョム岳と妹背山とに、日南からリンクを飛ばせばいい、と。始発の電車で南郷駅に向かい、そこから10km以上離れた幸島まで自転車を漕ぎ、CFを張って13時前くらいに大分に向かう電車に乗る。‥そんな予定でした。
寝坊してしまったものはしょうがないので、愛車を必死で飛ばして目的地である幸島(の近く)に向かいます。幸島の猿がどうの、とかいうのには目もくれずに、ね。
寝坊せずにちゃんと電車に乗っていたらここからスタートで、体力も温存できたのですが、ね‥ほんと、公共交通で旅をすると、少し寝坊しただけで確実に死ねるからスリリングですよね(じと目
喉が猛烈に渇くので自販機で飲み物(ゼリーだけど)を買いました。
ところでよく見てみると左下の方に、「人工甘味料不使用」という文言があります。まだまだ「ゼロカロリー」や「カロリーオフ」を売りにしているところもありますが、一方で人工甘味料を排除した商品を売りにする時代でもあるのだな、と、10年前を思うとしみじみします。
そういえば、人工甘味料も、職場の機械を使って分析できるので、いつか、調査とかしてみたいものです。使われている、といっても、実際どのくらいの量入っているのかは、よく知りませんし。
思えば高知県の最果ての島に行き、九州反時計回りに移動して、屋久島に渡って、やっとここまで来たのです。10日に妻と徳島県の貞光で別れてから8日ですよ?このくらいの迂回路、なんてことないですよね!?
まあ、ふつうに峠(トンネル)越えるのしんどかったです、はい。
南郷駅からバスに乗ってきていても、ふうたろうの自転車のほうが早くここに着きます。わかりますかね?Ingressで公共交通機関が使い物にならない理屈が。このゲームをやっていると、行きたいところに行けない不便さを実体験できます。宮崎市から幸島という観光地に向かうのは、ふつうならあり得るルートだと思いますが、自転車に劣るバス便なんて、使えるかっての!
住民や観光客が公共交通機関を利用しないのは、それが利用するに値しないからです。「交通機関」として本当に機能していますか?電車やバス、船などがうまくつながっていないと、人は移動できませんから。本数減らすのは採算の面でしょうがないとしても、減らすなら減らすで、接続についても考えてくれないとね?考えているところもあるのかもしれないけど、大体は実効性を感じません。
さて、さっきのバス停から目的地であるポータルまであと少しです。でも、こんな道路沿いのポータルから離島の山に向かってCFなんか張っても、あまり価値はないです。マイカーなりを運転できる人にとっては、道路沿いのポータルなんてものはぜんぶ同等なのです。ふうたろうが自転車3時間漕ごうが、5時間峠越えしようが、そんなものは関係ない。
‥まあ、この辺が限界なのでしょうな。マイカー無しで10万MUを超えるCFを張るプレイヤー、何人いるんでしょうね。成功の秘訣を聞いてみたいです。いや、あの埼玉県富士見市や和光市などの荒川沿い辺りだとできたりもするのかもしれないけど。それでもふうたろう、6万が限界だったな。しかも、妻が張っていたリンクなども使ったから、厳密には自力じゃないし。
‥というわけで、幸島には目もくれず、さっさと目的地へ向かいます。何か、丘の上の公園のようです。
その丘の上の公園にあった緑のリンクとポータルを押しのけて‥
モッチョム岳に百覇亞!
まあ、ほとんどが海なので、1.3万は妥当なところでしょうかね‥さすがに2辺1000km、1辺10kmのCFを島根県出雲市あたりで張ったときに出た25000MUが、東京都板橋区で張った1辺3kmくらいのやつよりも小さかったときはショックデカすぎましたけど。
まあ、そう考えると、ふうたろうって、何やってんでしょうね、っていう疑問にぶち当たります。手段が目的化しているとさえ思える時があるほどです。それを本末転倒、といいますかね?世間では。
しかしそんなふうたろうでも、この辺のエリアで2位だったりします。8日がかりでフラッとやってきて1万張って、2位‥って、なんか栄誉のあることなのかどうか、正直わかりませんな。
さて、このあとどうしますかね。帰りはバスに乗って、12時44分油津発の電車に乗ったら、大分→神戸のさんふらわあ号に間に合いそうだから、そのバスまで時間とキーを消費しましょうかね。
‥というわけで、竜頭蛇尾な流れですが、このあたりから多重を張っていくことにします。少し内陸に入るだけで、MUは3倍になりました。何が起こったのでしょうね。
最終的に最大5万7000程度にまでなりました。いちおう、ふうたろう完全単独で張ったCFの中では最大MUです。これは素直に喜んでいいですかね。
そして、さり気なく狙っている全県ソロIngress制覇(宿泊)も、完遂間近です。滋賀・岡山・山口。岡山と山口は苦戦するかな~
程なくして大粒の土砂降りが来ました。バスが来るあと数分、待てんのかよ!
折りたたみ傘を唐津駅ビルの閉店セールをやっていた店で買っていたのが、今ここで、役に立たなかったようで役に立ちました。
でも、自転車はあの雨宿りしていた軒下に置きっぱなしだったので、バスが来そうになったとき、大慌てでした。ふうたろうの輪行袋、べつに防水機能ついてませんしね。濡れた輪行袋担ぐと服のアチラコチラが濡れるじゃないですか。
5重のCFが張れたということで、もうこことはオサラバします。ふうたろうのCFなんて、恒久的な維持や再構築なんて考えてはいけません(ていうか、再訪する気はない)。
再訪の可能性がないのなら、若干適当にキャプチャしても、地雷(ダブルキャプチャ)を踏みに来ることもあるまい‥
JR油津駅は、なんか、カープに染まっていますね。カープファンではない人も住んでいるだろうに、争いになったりしないんでしょうか。よく、宗教と政治と野球は商売の中ではタブーと言われるようですが、それくらいナーバスなやつではなかったのですかね?
‥まあ、大人の都合だし、どうでもいいか。
電車で大分方面に北上します。宮崎を出発して程なくだと思いますが、なんか、高架の上に太陽光パネルが大量に張られています。あれ、何でしょうか?ふうたろうにはかなりわからないものです。
さんふらわあ号は、最後の1席が確保できたので、乗り込みました。ところで、この乗船名簿の左下にある、活魚車の海水入替ってなんでしょうか。正直、凄まじいサービスだな、と、驚かずにはいられません。
大分駅で少々待ち時間があったので、このまま夜飯を食いそびれるのも忍びないということで、駅ビル内の惣菜屋でエビマヨとご飯を買っておきました。思えば今日もろくなもの食ってないですし、エネルギー補給しとかないと。
こんなところで食っていました。行儀悪いけど、さっさと食べて荷物を減らしたい。
そして、九州から近畿への船といえば、あの強制送還のトラウマしかありません。小さい頃のあのトラウマ。子どものふうたろうが欲しい物すべてが奪われるかの如き大阪への強制送還。自然もともに遊ぶいとこもいないふうたろうの故郷、拘束と校則と給食と一緒にいたくもないクラスメートがいるだけの故郷に強制送還される、あのトラウマ。
‥でも、今は違うはず。あのときのようなつらい送還ではない。‥いや、本当に辛くないのかな?本当に帰りたいか?4年前に北海道に逃病していたあとに板橋の家に戻るとき、本当に帰りたかったか?
泣いても笑っても、明日の帰宅移動で旅は終わり。船旅をせいぜい楽しもう。
天気:晴れのち時々雨(宮崎県串間市・日南市・大分県大分市、ほか)