必ず、舵を切りますから
昨日の夜、池袋から青春18きっぷで向かったのは愛知県豊橋市のネカフェでした。いつも西宮の歯医者に行くときは浜松止まりにしているのですが、今回は出発後もまだ行き先に迷っているので、1本でも早く始発に乗るためにそうしました。行き先候補の一つである紀勢本線は、多気より先がウイルス性胃腸炎になっているときの小腸なみに機能不全なので、豊橋出発でもたいがい18きっぷなんぞで旅なんてできたものではありません。豊橋から熊野市の鬼ヶ城と那智の滝に寄ってからいちばん近くのネカフェに行くことができません。なので、このたちの悪いオニとナチは松阪あたりを起点にできる旅程を組んだときにでも退治してやろうと思います。
というわけで、ここは岡山県倉敷市児島半島。ドラクエウォークのランドマーク(ダンジョン)攻略は中国・四国地方ということになりました。
児島半島は、2020年1月4日にも来ました。あのときはどこかの非民主的な企業が取り仕切っているゲームに必死で気が付かなかったのですが、児島駅から線路沿いに南下したところに鷲羽山(わしゅうやま)という車で出入りできる展望台があるのですね。ドラクエウォークのランドマークになっていなかったら生涯のうちに立ち寄ることはなかったでしょう。
ランドマークに触れるだけなら公園内に行く必要はないのですが、トイレも行きたかったし、せっかく来たのに何も見ずに帰るのも虚しいので、木の間からチラッと見える煙霧に霞んだ瀬戸大橋でも写真に収めて次行くことにします。この先、高松経由(佃経由は不可)で徳島まで行かないといけないんでね‥
マリンライナーで瀬戸大橋を渡って、高松駅に到着しました。ここで、高徳線阿南行きの待ち時間が1時間半くらいあります。栗林公園がランドマークになっているのでちょうどいい時間です。
ところで、高松といえばいつだったか、家族で大阪か神戸あたりから高速船で渡り、そこから愛媛県の親戚の家まで超遅い特急列車に乗っていった記憶があります。高松から多度津が恐ろしく長かった記憶がありますが、あの頃は若かったから(遠い目
今は鈍行でもすぐに着いちゃってヨカッタね(黒ハート
高松駅前になにやらテントがあると思ったら、新型コロナウイルスの抗原検査を無料で受けられる特設会場のようです。今は第8波ということで感染者も爆発的に増えていて、ふうたろうも11月に家族から(強調)感染しました。39℃程度の発熱が24~30時間程続いたあと、下痢が2~3日ありましたが、この年末の惨事よりは全然マシでした。感染力や社会的な関心と、個人的に感じる症状やダメージとは、必ずしも比例しませんね‥。多くの人がこぞって接種しているようですが、個人的にはワクチンはインフルエンザほどのメリットもないと思っています。でも、感染性胃腸炎のワクチンがもし実現したなら、毎年でも打ちますよ!
高松駅から栗林公園に向かっていたら、独立行政法人水資源機構という看板がありました。なんでそんなところに関心が行ったのか自分でも不思議です。たぶん、最近仕事で水道水の残留農薬(ネオニコチノイド系農薬を含む十数種類の成分)を調べていて、検出率が猛烈に高くてびっくりしっぱなしということなのかなと。
水道水中の残効塩素(次亜塩素酸ナトリウム)で殆どの成分が急速に、あるいはゆっくり違う成分に変化するのですが、一部の成分は化学変化が緩慢(あるいはしない?)です。考えたら当然なのですが、水道水(特に日本のは)はそのまま飲めるほどに優秀だと思っていたので、びっくりしたのです。
交差点でいちいち地下道に潜らされながらたどり着いた栗林公園は有料コンテンツでした。ま、街中の公園ごとき、入らなくてもいいよな‥
この後高松駅から徳島駅まで向かいました。徳島駅に着いたのは19時半過ぎ。阿波おどり会館がランドマークになっているので近くを通過して、徳島城跡にも立ち寄っておきました。
しかし、このドラクエウォークのランドマーク(百名城もそうですが)巡りは、かなり苦行です。位置ゲーとしてはやはりIngressには敵わない(でも、運営はドラクエウォークのほうが誠実)。
徳島城跡に寄ったら、今日はもう鮎喰(あくい)駅近くにあるネカフェに行って休みます。実をいうと、この時点でまだ明日の身の振り方が完全には決まっていなくて、調べなければならないのです。11月からずっとドラクエウォークのランドマーク巡りばっかりやっていますが、さっきも言ったとおり苦行要素がかなり含まれているので、いつまでもこんな旅はやってられません。今回は少し舵を切ります。
天気:晴れ時々くもり、姫路~播州赤穂付近で一時雨(愛知県豊橋市・岡山県倉敷市・香川県高松市・徳島県徳島市、ほか移動中)