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至福の空

2009年 6月 23日

 雲の多い朝。隣の子どもが朝から一人で野球をやっていて、ボールをそこら中に飛ばすので、家の窓に当たって飛び起きました。さすがに勘弁してほしい。
 でも、遊び場もろくにない都会だから、空さえ眺められない都会だから、仕方ないのかもね。


 日中、天候が回復してきて、空がエラく澄んでいましたが、分厚いコンクリートの壁が覆っていますよ。しかも、今日、勇んで取り組んだHPLC(高速液体クロマトグラフィー)の実験は、あらゆる方法で犬死にさせられました。


 今日は、蛍光を使って分析する予定でしたが、その蛍光検出器の光を当てるセルと呼ばれる部分が大破して、水漏れしていました。主任は自分が、注射器で水を注入したため壊したのではないかと悔やんでいましたが、注射器で水を入れたくらいで壊れるような華奢なヤロウなら、いらねぇ!
 というか、こいつ、うちの施設に来たとき、技師が取り付け作業をしていたときも簡単に壊れよったな。構造的な欠陥があるのではあるまいな。


 で、今日の日記のどこが至福の空かといいたいでしょうから、これからです。
 GC/MSのオペレータSと仕事を終えてから、外に出ると、昼間の底抜けに澄んだ空がまだ続いておりました。ええ、ここからふうたろう、スーパーハイテンションですよ。


 川越街道のど真ん中に立って、ビルの隙間を取りました。車に追い立てられなかったらもっと良いのに。


 もっと広い空がほしい。電線もビルもない空が。


 でもたまには、ビルや木、避雷針なんかがいいアクセントになってくれることもある。


 この季節の空が、一年でもっともきれいだと言っても過言ではない。冬の空が澄んでいるのとは少し違うのだ。


 そういえば、川越街道のど真ん中で写真を撮っていたら、おばちゃんに声をかけられましたよ。山モードですな。この瞬間だけ。そして、みんなも気が付きさえすれば、この空の美しさには納得するであろう。


 陸橋から川越街道ごと撮りました。改めて思うけど、ふうたろうの持っている一眼レフの、17mmというのは、広く撮れるレンズなんだなと。
 しかし、ダッシュしすぎて疲れました。
 このあと、池袋まで、何の疑問も持たず、ドラクエ風に歩きました。あー気持ちよかったッス。(´ー`)d
 所沢に帰ってくると、夕焼けの跡が見えていました。こちらもきれいだったんでしょうね。今年も逃すまい、夕焼けちゃん(略して『ゆうちゃん』)。


天気:くもり時々晴れ(東京都板橋区・豊島区・埼玉県所沢市)
覚え書き:移動相AcCN;200ml,MeOH;125ml,水;175ml,リン酸;7.5ml・油多くて分析不能・ガスクロデータ消失(マススペクトル-化合物登録)

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