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つぶらな銀杏

2012年 11月 29日

 最近、少しずつ職場に舞い込んでくる仕事の量が落ち着いてきました。福島第1原発事故の影響で放射能の分析がアホほど多くなり、いい迷惑です。本来ならしなくても良い分析をしているわけだし、買わなくてもいい機械を買ったわけだし、何より土地とすみかと食べ物と職業を奪われた現地住民は…。
 ともあれ、一段落つけば、座ってちょっと違うものを食べたりする余裕も出てきます。


 でも、ぎんなんも木の実です。多くはないけど、明らかに福島の事故由来と思われるCs-134が出ることがあります。あと3ヶ月もすればちょうどCs-134は半減期を迎えるので、放射能量は75%くらいになりますか。
 ちなみに、30年経てばCs-134は1000分の1になります。しかし、Cs-137は半分にしかなっていないので、事故から30年経ってやっと25%になることになります。60年経って13%、90年経って6%、300年経って約2000分の1になります。60年後の13%を見ることは、不健康スペシャルのふうたろうではないでしょうね。ましてや、この事故の前に私腹を肥やした原子力ムラの人々は、25%になるときさえもいないかもしれない。
 しかし、焼きぎんなんは恐ろしく美味い。魔性の味です。


天気:くもり、夜は雨(東京都板橋区)

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