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防戦一方労働

2008年 1月 8日

 今日は昨日の蜂蜜の実験の続き。本来は濁らないはずの反応液が濁りまくるので、吸光度測定できません。イソプロパノールや酢酸、少量の水には溶けきらないものが含まれているのです。
 今日は、その濁りを濾過する作業。濾過は、笊(ざる)にうどんやそばを茹で汁ごと注ぐようなもので、あれは、そばが濾過されて残ったものということになります。
 今日はその笊の穴(2ミリ平方くらい)の100分の1くらいの穴が開いた膜を通して濾過作業。


 結果は、期待も空しく、大失敗でした。結局濁りはとれず、フィルターが2個犬死にしました。どうやら、コロイドのようです。透析でもしないともう無理です。いったい、濁りの正体は何なのか。
 今日は、すぐに代替案が浮かびました。水の量を増やしてやれば溶けるかもしれない。
 サンプル1mlに、さらに水を1ml足して、昨日と同じように試薬Aと試薬Bを入れました。そしたら!
 大成功!!
 濁りは消えました。
 …しかし、標準となる試料がないのは変わりません。標準試料(国産の製品)を、夜、さいたまコープの店に求めてみましたが、全部中国産orカナダ産。コープは、医療部門以外死に体ですかね。
 で、結局、あの結果をどう纏めるか。それは明日以降の問題です。僕はデータを出すところまでしかできません。…というのも、その実験のいきさつを把握していないから。

 あと、またGC/MSがだだをこねました。サンプルが詰まった小瓶(バイアル)をセットする機械が、明後日の方向に行って、エラーを吐き続けているのです。挙げ句の果てに、バイアルを床に落としました。Sくんと2人でポカーンと見て、最後は爆笑。金だらいが落ちてくるようなオチです。
 そこで、島津製作所のサポートセンターに、慌てて連絡。連絡したのはオペレータのSくんですが、1度目は電話が繋がらず、2度目は「係の者」の接客を待たされて、3度目はけっきょく代理店への丸投げでした。結局、馴染みの代理店に連絡したら、もう営業時間も終わっているのに、懇切丁寧に対応してくれて再起動だけで無事復旧。最初からここに連絡すればよかったと、2人で相づち。サポートセンターでは「修理が必要」と言われましたが、今回は再起動で済みました。

 今日は、HC/SDカードリーダーを職場に忘れてきて、今日の画像がアップロードできませんでした。本当は、そのおマヌケな機械の画像とかも載せたかったのですが。


 で、非常に大変なことに、夜中から明け方にかけて、部屋が猛烈に寒く、毛布付きで布団を被っているにもかかわらず、半端じゃないくらい寒いのです。体感では、石丸避難小屋の夜よりひどい。布団をもう1枚出さないと、ヤヴァイ。いや、今日既に、頭がぼーっとしていたので、手遅れかもしれない。

天気:晴れ(東京都板橋区・埼玉県所沢市)

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