ちょっとアンフェアに思う
2008年 9月 16日
朝は雨。山から帰ってきて、すぐ明けた朝ですから、まだ気力は温存されていました。
大長編になるだろうことはある程度予想していましたが、火打山・妙高山の日記はその予想以上に手こずりました。
出勤までに、半分書けませんでしたから。
農薬の抽出もダルく終わって、疲れがたまってきました。不定愁訴。
でも、世間では汚染米の事件が騒がれていて、山で出会った人たちの話を聞いていると、現実と一直線に繋がっていました。できることは本当になかろうか。
アフラトキシンの標準品の瓶です。上のも同じ。
アフラトキシンには4種類の化合物群があって、通常、液体クロマトグラフで分析します。でも、うちには液体クロマトグラフも、いわゆるほとんどの分析機関が扱っているような、LC/MS(液体クロマトグラフ質量分析計)ではありません。汚れ物質との分離があまりよくないし。何より、解析装置がむちゃくちゃです。
今日、農薬などを分析しているGC/MSの方で分析できるかどうかを実験してみて、翌日の結果を待つことにしました。
ところで、何日か前、「~のことが気になっている」などと僕は書いていました。妙高山・火打山に向かう朝、それとなく、もみじ狩りに誘うメールを送っておきました。
が、2日半後の15日夜になっても返事は来ない(ここまでは判る)。帰ってきてmixiを見ると、今まで示唆すらしていなかった彼の存在を示すかのような、紀行文。
…これが返事だったのかな。
さようなら。3日間のアフラトキシン希釈液のような恋よ。
天気:雨のち晴れ(埼玉県所沢市・東京都板橋区)