Home > 未分類 > 世の中は移ろうものなり

世の中は移ろうものなり

2008年 12月 21日

 ここはJR山手線目黒駅。どうも、品川区らしいけど。


 目黒まで来たのは、寄生虫博物館に行くためです。行く道は、東京ですから混んでいます。


 寄生虫博物館は、入場無料です。でも、当然運営費がかかっているので、寄付や物品販売で補ってはいるようです。そりゃ、肝臓から線虫やエキノコックスなどがモリモリ出てきているのをこうやって保存して展示するんですから、それだけでも貴重なサンプルですよ。従業員だっておりますし。
 …でも、実際、グッズにはあまり興味をそそられるものが無くて、刊行物にしても、もう一つ専門的なものがほしかったところでした。だから、ふうたろうは1000円ほどの寄付にて。税金の控除も受けられるから、得した気分にさえなります。
 なお、グッズというのは、寄生虫の標本をストラップやキーホルダーにしたものだったり、あとは絵はがきだったり。寄生虫の絵はがきを買うくらいなら、寄生虫図鑑があった方がいいし、寄生虫の絵はがきを送るのか…?
 でも、若い女性の入館者が多くて、しかもくぎ付けなんですね。世の中は移ろうものなり?


 このあと、秋葉原にGo!思い切って、今扱っているデスクトップPCのビデオカード(グラフィックボードとも言うらしい)を乗り換えてやろうと。
 しかーし!ふうたろうのPCは、グラフィックボードを差し込む端子が、一昔前のものでPCIバスと呼ばれるものだったのでありまーす。つまり、今主流のPCI Expressなどの、安くて性能の高いものは使えないのデース!(゚◇゚;)ガーン
 値段の違いは、概ね1.5~2倍でしょうか。数ヶ月前よりも、PCIバスタイプのやつは少ないようですな…。世の中は移ろうものなり。
 結局、カチカチに固まって効果のアヤシくなった、CPUの冷却用グリースひとつを買っただけで帰りました。


 更に、池袋の好日山荘にも寄っていきました。数日前から、スキー板のシール(滑り止めみたいなもの)が入荷したと連絡があったものでして。あ、こいつがまた21000円と高いのですよ。しかも、そのシールを装着するには、ワックスとリムーバが必要なんです。ワックスは板の滑りを良くする油で、リムーバはそれを剥がす(文字通り、Remover)有機溶剤です。
 ふうたろうは、予てからGPSも欲しいと思っていました。雪山で迷子になったらシャレになりませんから。でも、金額地図のソフトも入れて15万円弱。…。
 結局、スキーから始まって、25万円ほどの出費。おぞましいですね。好日山荘の商魂逞しいみなさんには敵いませんわ…。でも、ま、Iさん、Yさん、Sさん、と、馴染みの店員が増えてきたので、よりお金を取られやすく買い物に行きやすくなりましたね。


 帰り、しげしげとGPSの説明書を見ていましたが、実際に動かした方が早い。
 とりあえず、帰宅後にやるべきことは満載なので、手始めにスキーの初期設定から。まず、スキー板の裏を、リムーバで掃除。リムーバはチョークサい揮発性炭化水素で、デカンかなと思ったり。意外と板の裏、汚れているんですよね、きれいに見えるけど。
 リムーバが乾いたら、写真のワックスがけ。Iさんの話によると、ワックスを掛けてから何日かおいて、余分なワックスを取り除いてからシールを貼って、調整するのがいいそうです。今、地震が来たら寝ているふうたろうを直撃しそうなところに、ワインを寝かせるがごとく立てかけています。


 次はグリース。リムーバとかワックスとか横文字が出てきて意味が解らなくなるのですが、とりあえず、写真のヒートシンクという、パソコンのパーツを冷やすブロックと、パーツであるCPUを密着させるグリースを塗る作業です。3年前に導入した、グラフィックボードが古いといわれるくらいのパソコンは、ネジも固くなっています。やたらほこりっぽいし。そして、買った時から付いていたグリースはカチカチ。まるで、乾いた絵の具のようです。
 何とか装着を終え、元通り(?)に。


 最後の大御所、GPS。こいつが何かと厄介でした。パソコンのグリースを先にやったのも、こいつの設定にはパソコンとインターネットの環境が必要だからです。
 勘のよい人は、既にふうたろうが何を言いたいか判るかもしれません。
 マイク○ソフトみたいな不親切設計すんなー!!ヴォケ!!!
 この世には、インターネットを使わない登山家だっているのですよ。一応「××社が代行することはできますが、時間はかかります。」みたいなことを書いているんですね。あほか。
 さて、このGPS、別売りの地図をインストールするのにCDドライブとインターネットを使うということですから、シリアルナンバーなどを入れていくのですね。よりによって、入れなければならないシリアルナンバーが、マニュアルの解説しているところに書いていない(正確には、但し書きみたいなところに書いてある)のです。更に、
 「シリアルナンバーを間違えて入力しますと、いかなる理由でも後で変更や取り消しは、一切出来ません。十分ご注意の上、入力して下さい。」
 だとさ。もう一つ更に、紛らわしいことに、インストール用のCD-ROMの裏にも、使い方のよく判らないシリアルナンバーが書いてあって、これを入れたら、間違いなくポアされます。ソフト代、2万円ですよ。判りますか?
 で、更にもう一発弾丸が残っていて、この流れ弾をうっかり食らうととんでもないことになるのですが、個人情報を書く欄が保護されていない領域っぽいのです。住所や電話番号まで書かせる欄があるのに?
 入力1(ガー○ン社)
 この「新しいお客様」の空欄に、シリアルナンバーとは違う、クーポンコードというものを入れるのですが、誰のか知らないけど、ネット上にクーポンコードやシリアルナンバーがだだ漏れです。さすがに、そのリンク先まではおぞましくて書けないけど、ユーザーの名前くらいは判るみたいです。
 「garmin ロック解除」でグーグル検索
 …ふうたろうは、うっかり名前を書かずに済みまして、嗚呼良かった。世の中は移ろうものなりというけど、こいつは移ろいについて行ってないな。こんな検索、やっちまうよな、普通?
 なお、当然、公開されているのは他人のナンバーなので、このシリアルナンバーを自分の欄に入れたら、ちーん…ですから。
 住所欄は市町村名まで、電話番号は書かない、メールアドレスはウェブメール、名前は偽名。…自分を守りたければそうするしかないのですな。ヒドい会社だ。
 …というあり得ない認証手続きに心臓を打ち抜かれたふうたろう、ヤバい、もう1時半だ…。


天気:晴れ時々くもり(東京都目黒区・品川区・千代田区・豊島区・埼玉県所沢市)
覚え書き:強風・ノートPC廃熱シート・山手線1周・Spice・年賀状10枚完成&投函・洗濯物ケチョンケチョン

Comments are closed.