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ウイルスのやつ

2009年 5月 12日

 イモカタバミムラサキカタバミか。イモカタバミなら、根っこを掘れば解るらしい。


 ところで、今、ふうたろうの顔を蝕んでいる口唇ヘルペスは、単純疱疹ウイルスというウイルスに依って起こるようです。しかもこいつは神経細胞の中に潜んでいて、疲労やストレスのみならず紫外線などの物理的な刺激によっても表に出てくるそうです。ひょっとしたら、化学的刺激によっても表に出てくるのかも知れませんな。
 そういえば、細菌類に取り付くファージというウイルス類は、化学的な刺激ででも細菌を破壊して飛び出してくることがあるそうです。溶原化というそうですが、乳酸菌にファージが感染し、ヨーグルトなどの製造がうまくいかないこともあるようです。ふうたろうの顔面でも、似たようなことが起こっているんですかね。
 あとひとつ、帰りの電車の暇つぶしに、釧路の古本屋で中途半端に買った「GTO(グレートティーチャー鬼塚」の欠けている部分を最寄りの古本屋で買おうとしたら見つからず、しょうがないから、2冊置かれていた読み切りの「感染列島」という漫画を買いました。
 これが買って後悔しましたわ。パンデミックが怖いとかいうんじゃなくて、男女の仲まで通じ合っていたと思われる主人公ふたりの、女性の方がその感染症で死んでしまうのが切のうて、(゚Д゚;)なのですよ。最初は機械みたいに振る舞っていた彼女が、町医者である彼や他の病院スタッフたちの中で変わっていったのに、もの凄く切ない。
 ふうたろう、この漫画を帰りの電車で読んだため、夕食が喉を通りづらくなってしまいましたよ。
 しかし、この漫画の設定、ブレイムという新型ウイルスによって1000万人以上の死者が出るということなのですが、症状がいくら何でも出血熱っぽいのに、鳥インフルエンザと誤診するってのは、無理がなくないかい?それとも、鳥インフルエンザは出血熱様の症状が出るものなのですかね。それに、ヒロインが、死ぬ間際になって伝家の宝刀的な治療法を進言するってのが、余計やるせないという。3ヶ月弱で街に死人が溢れているのに、科学的根拠が何とかって宣っていたらアフォですから、余計やるせない。
 読むんじゃなかった。気持ち悪いし、切ないし。
 っていうか、この時期にこの本を手に取るってのは、くーちゃんのいる場所をたまたま一眼レフを持って歩くのと同じくらい、勘違いされやすいことですね。
 読むんじゃなかった(゜Д ゜;)


 ところで、ウイルスが病原性を発揮したり細胞に感染したりする機構、またはウイルスそのものの起原はどうなっているのか気になります。
 ウイルスは、基本的に色々な受容体などを介して感染すると聞いたことがあります。受容体に接触する本態はそれならば何なのか。
 ウイルスの中にある遺伝子が真核生物などのゲノムにも見いだされるという。ウイルス→生物という生物学的作用を目にするけど、生物→ウイルスの中でも、生命現象によらない生成はないのか。既に生物そのものが、機能する遺伝情報を含んだDNAやRNAを持っていて、その生物個体の死と同時にそれらの機能がすべて確実に停止した状態で朽ち果てるとは限らないのだから。
 気になってしょうがなくなったので、生化学の教科書引っ張り出したら、ウイルスのことは殆ど触れられておらず、挙げ句の果てに他のページをたまたまめくったら熱力学的な数式が気になって手の着けようがなくなったとさ。
 ウイルスの基礎的な事実は、ウイルス学を当たるしかないか。本屋に行って漁ってみよう。


天気:くもり(東京都板橋区・埼玉県所沢市)
覚え書き:NPK・OCNアクセスがメチャクチャ多い

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