Home > ふうたろう旅日記 > 茨城県の屋根(筑波山:茨城県)

茨城県の屋根(筑波山:茨城県)

2006年 4月 22日

 今日は仲間を集めて筑波山登山。昨日は遅くとも1時までに寝ました。たぶん、12時半にはもう寝付いていたかと。今朝の起床は洗濯と炊飯があったので、少し早めの7時半。タッパーに御飯を詰めて出発。
 11時頃、筑波山神社に到着。遅い歩き始めは、去年の10月1日に一人で行ったときと同じです。しかし、今日はコースがあの時と逆でした。筑波山を巻くコースで、筑波山神社からつつじヶ丘方面に行き、弁慶茶屋を経由、女体山、男体山、ケーブルカーというコースでした。
 筑波山神社にはガマガエルを見せものや土産物にしているところがたくさんありましたが、大体は陶器の作り物です。しかし、モノホンも一匹いました。あまりにもリアルで、プラスチックの成型かと思えるほどです。鼻の穴やイボ、模様など、とても細やかです。本物には気の毒ですが…。

 筑波山登山道の入口付近の駐車場。地域住民の駐車場だと思いますが、なにやら変な花が。まさか、イソギンチャクのようなあの黄色い花は…!そう、奇形タンポポ(キク科)です。花の軸が人差し指から親指ほどの太さもあるものです。一時期どこかで大発生したこともあり、問題になったそうですが…。

 弁慶茶屋までの道は、ひたすら森の中です。フィトンチッド(これが何の成分なのかは知りません)いっぱい(と誰かが叫んでいました)の中をひたすら歩きます。同行者の中に、小学生が二人いまして、そのうちの一人が「死ぬ!死ぬ!」といいながら、ばてまくっていました。筑波山は確かにきついコースですが、歩き方の技術と体力で乗り切っていきましょう。

 弁慶茶屋を越えるとすぐに、「弁慶七戻り」というところがあります。恐らく、岩が今にも落ちてきそうなので、弁慶でさえも二の足を踏んだところという意味でしょう。…が、今となっては安心しきった一般人がすいすいと歩いています。

 筑波山にはこの季節、カタクリ(ラン科)が大発生するようです。弁慶茶屋付近からカタクリやニリンソウ(キンポウゲ科)の他、まだ知らない花がたくさん咲いていました。去年の秋はトリカブト(キンポウゲ科)を見つけたこともあります。

 筑波山最高峰は、男体山ではなく女体山(877m)です。しかし、狭くて混雑する女体山よりは、男体山の方が楽といえば楽です。一応、展望もできますし。周りに山がない筑波山は、遥か向こうの地平線、日光連山などが見渡せます。筑波山麓には、田おこしが終わり、代かきに入ろうとしている田んぼがたくさんありました。

 帰りは時間の都合でケーブルカー。乗り心地はあまりよくありません。満員電車の具合は常磐線並です。

 人のペースにあわせて歩くのは久しぶりでした。疲れました。さて、来週は北海道の旅。まだ実感がわきませんが。なくしたカメラの三脚を再準備しないと。もうそんなに時間はありません。

天気:晴れのち曇り(茨城県取手市・土浦市・つくば市)

Comments are closed.