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子どもたちとおとなたち

2013年 7月 20日

 昨日の夜、大宮駅で買っておいた、福井県名物ノルウェー産焼き鯖寿司を、苫小牧駅ではまなす号から降りるやいなや、食べます。ここで1時間ほど待ったあと、室蘭本線経由で最速、清水沢駅に向かいます。でも…


 (Θ_Θ)どよーん
 空は低い雲がびっしりしき詰まっていて、テンション・サゲサゲ(滅
 しかも、
 (Θ_Θ)どよーん
 さっきの福井県ノルウェー国産鯖寿司が胃にもたれているという件(滅滅滅


 しかし、清水沢駅に到着して、この前恵庭まで連れて行ってくれたFwさんに迎えに来てもらってシューパロ湖方面へ向かって程なく、一気に下層雲が消えました。
 まあ、実を言うと判ってはいたことなんですが、天井が低いってのは普通にテンションが下がるものなんですよ(滅滅滅


 先行して着いている人もいる…?


 とりあえず、この夏空の北海道です。


 ふうたろうが同じ山に、理由もなく何度も行くことはまずありません。今回は「第5回産炭地域こども交流事業」ということで、去年も参加したやつに来ました。ただし、今年は要員としてかり出されることが決定済み(笑


 しかし、やることが判っているので、気楽なものです。これなら、同じ仕事でも苦痛にはならないかもな…。


 さて、4回目の夕張ヒュッテ。ふうたろう、右にある小屋を見るのは、今回の来道で最後かもしれません。まあ、何かの事故でもない限り(ぇ


 到着した子どもたちのうち数人、実は書道家のようです。書道の先生曰く、この自然の下でのびのびと自由に書かせるのだそうです。


 マジでのびのびと書いています。山のど真ん中で「深海の生物」とは凄すぎます(笑


 「夕張岳登山」
 んだんだ。登るんだよねー(ハート


 さて、ふうたろうはあくまでも要員です。この菌糸の行き渡っていそうな材木を移動・乾燥させる作業を行います。何やら、炊事場を作るのに使うとか何とか。


 ヌオッ(゚皿゚;)
 菌糸も凄いがアリの巣になっているではないかっーー!


 ふうたろうたちが材木運びに明け暮れている間に、書道家たちが作品を作り上げていました。
 「一期一会」か…。ここで出会う人たちはひょっとしたらそういう人たちかもしれないけど、もっと大きくなってからも思い出せるといいですね。
 ふうたろうもずっと一期一会の旅をしてきたわけだし。山も人も…。


 昼過ぎると、書道家たちも筆と墨汁などを片付けます。ふうたろうたちもある程度作業を終えて、開会を待ちます。
 ん?(・ε・*)
 あの書道家のお嬢さんたち、砂金でも掘っているのかな(黒笑
 ちなみにあの向こうには、ふうたろうが買ってきた「カツゲン」が冷やされています。


 ふうたろうが特に何もしてなくても、子どもたちの側から近寄ってきてくれることが多い。特に、小さい子どもほどそうです。まあ、ふうたろうも頭の中は小さいからちょうど波長が合うんでしょうけど(ぇ


 一緒に川遊び。でも、危険なところまでは連れて行けないので、これでも神経使っているんですよ(←じと目


 このお嬢さん、水遊びに感極まって左半身からダイヴィングかましました。まあ、天気もいいし、服の素材も化学繊維のようなので、すぐ乾くでしょう。


 しばらくしたら、第2陣の参加者がやってきて、こちらは小学生の子どもがワチャーッと。
 最年長の高校1年と中三の姉妹が、何やら木の枝を切って杖を作っているようだったので、ふうたろうもやり出します。そしたら、この通り。
 …みんな、このあと、今使っている鋸を使って丸太切り体験とかするんだよー(笑
 フライングです。


 主役は子どもたち。ここで思い切り楽しんで、一期一会もよし、友達になってしまうもよし、そのために色んなものをこしらえます。
 ふうたろうには技能的に無理だけど、ターザンごっこのためのロープを張ります。


 みんな爽快に流れていきますが、流れっぱなしだと木に激突するので、大人が受け止めます。
 ああふうたろうもそういえば肉体はオッサンだったなあ(ヴォー読み


 みんな年齢も体格も違うから、受ける力は質量(体重)にそのまんま比例する。大きい子ほど、受け止める時のダメージ(力積)がでかいという話です、はい。


 ターザンごっこを4回ほどたしなんだら、子どもたちもそろそろ飽きてきて、次の段階へ。
 さっきフライングした丸太切りをやります。


 けっこう重い鋸で、少年の顔も真剣ですなあ!


 身体の半分ほどもある鋸を一人で使うのは、さすがに無理だよね。


 3人がかりで、直径15cmほどの丸太を切りました。お疲れさん。


 次は火起こし。
 あうんの呼吸で二人がかりってのが可愛い。


 左のやつは、去年、一つじゃ足りないっていうので、緊急的にこしらえたものでした。が、つかえねー(滅滅滅
 でも、子どもたち、使ってくれている(涙目


 アポイ岳ビジターセンターから、二人連れで講師として、夕張岳などにある蛇紋岩やかんらん石などの解説をしてくれます。かなりアカデミックな話なので、子どもたちには難しかったかと思ったら、みんなちゃんと聴いていましたな。この子どもたちはただもんじゃねえわ…。書道の先生も脱帽してました。


 メシ前の少しの時間に、もうひと遊び。コースター(丸太切りのコーナーで)をさっきの時間で作れなかった人々がこの間に作ります。
 さっき講師をやってくれた「さとみちゃん」(笑)用に、猛烈に恥ずかしい物を作ろうと努力したふうたろうのコースターは気に入られてしまい、失敗しました(爆滅
 っていうか、普通になってしまった(滅滅滅


 夜飯はこの前と同じく、カレー。ふうたろうはなぜか箸で食っていますが。肉ダメ星人は相変わらずなので、自分でよそいます。


 夜、みんなが寝たあと、会長と五右衛門風呂(ぇ)で語り合っていました。会長はふうたろうよりも倍弱の人生経験をしているし、このヒュッテの建て替えやユウパリコザクラの会の運営にもものすごく尽力した人です。まあ、ふうたろうごとき、という感覚です。
 でも、一度ゆっくり話をしたかったと思っていたので、話をしました。
 当たり前のことなんだろうけど、傷ついたり悩んだり迷ったりすることは、どんな人も何歳になっても、同じなんですね。ふうたろうが会長と同じ歳になった時、何を考えているでしょう。そのとき、まだ生まれていない未来の青年に恥じないことをできているのかな。
 明日は夕張岳登山だけど、ふうたろうはもうこれでも十分来たことに満足しています。もちろん、昼間の子どもたちとの交流も含めて、ね。


天気:晴れ、苫小牧市~夕張市清水沢ではくもり(北海道胆振支庁苫小牧市・空知支庁夕張市、室蘭本線など)

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