物理化学も忘れちゃイケない。
今日は忙しかったな。それなりに、だけど。昨日ふうたろうが休んでいた間に、がっつりサンプルがたまっていたので。休んだときに限って、来るんだよね。
で、今日は仕事が終わったら、破壊されたわかんを何とかするために、買い出し。しかし、頼みの好日山荘では補修にあたっての適切な素材の紐が無く、東急ハンズでポリプロピレンの紐とカシメを買ってきました。また、明日の朝でも打たなきゃ…。
そのまま池袋に出たので、Great Indiaでカレーを。今日はスパイスサービスをお願いしてやめてもらったので、安寧な食事になりました(笑
さて、今日の生化学講座。
…といきたかったんだけど、今日は仕事がそれなりに忙しかったので、まとまった時間を作れませんでしたね。じゃあ、月曜日に書ききらなかった、凝固点降下の話の続きでもしようかと。
凝固点降下は、黒法師岳の山日記の中でも書いたけど、揮発しない物質をある純粋な液体に溶かすと、凍る温度が変わる現象のことです。それで、あの黒法師岳の上で、
ΔT=Km
と書きました。
しかし、このモル凝固点降下Kは、次の式で表現できるそうです。
K=RTf2Ml/1000ΔHm
Rは気体定数で8.31。単位が必要だけど、ややこしいので書かない。
Tfは液体の純粋なときの凝固点。水が1気圧のときには273K(ケルビン)。
Mlは液体の分子量。水なら18。
ΔHmはモル融解エンタルピー。溶けるときに吸収する熱エネルギーのこと。水の場合は、6008。
当てはめると、
K=8.31×2732×18÷(1000×6008)≒1.86
でも、どうやらこれは希薄溶液の話で、液体が溶けている固体に対して非常に大きい場合の式です。
どうもこれも深そうなので、また物理化学の本を引っ張り出してみようかなと。
天気:くもり(東京都板橋区・豊島区)