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野趣溢れるテン場万歳(棒読み)(甲斐駒ヶ岳・甲斐鋸岳【尾白川キャンプ場前日入】:山梨県)

2012年 7月 14日

 朝まで行くか行かざるべきかを悩み、結局、行きました。ここは小淵沢駅前の商店街。バス発車まで時間つぶししています。でも、この商店街にいい店を見つけました。


 バスが向かったのは、日本百名山の一つで南アルプス北部にあるある甲斐駒ヶ岳登山口の一つ、竹宇(ちくう)駒ヶ岳神社前にある駐車場。その奥には白州観光キャンプ場尾白があります。更にその奥に、神社と登山口。
 今日は三連休最初の日です。天気はよろしくない予報を出しているとはいえ、キャンプ場はだだ混み。水場などが近い騒がしい空間は、オートキャンパーたちでごった返していまして、ふうたろうと同じバスに乗っていた残された羊たちは、この殺風景な駐車場と間違いそうな草原の上にテントを構える運びとなりました。


 雨の方はどうだったでしょうか。山の上ではもちろん降っていたでしょうね。しかしそれでも、今日日帰りで登って下りてくる人たちがいたりします。念のため、この登山道は2200mほどを7.6km程で上るなかなかの坂です。何より、長い。それを日帰りなんて畏れ多いというか、恐ろしいというか…


 一応、尾白川だけは公平にふうたろうたちの前も流れています。もちろん、公平に藻のような色が着いていて緑色ですが。水って、普通は青くない?


 トイレは比較的近くにあります。まあ、キャンプ場代800円してるからね…。


 竹宇駒ヶ岳神社、ふうたろうの目にはただの建物にしか映っていなかった。


 ここが登山口。まあ、バスで登山口直近まで来られるなんて、ふうたろうにしては激しく珍しいですな。
 2回目くらいに散歩に来たときですが、ここで岡山県から来たおっちゃん夫婦と立ち話していました。明日、畏れ多くも日帰り特攻するそうで。荷物軽ければ、行けるんですかねえ…、いや、おいらは遠慮しますけど。


 これがホンモノのキャンプ場。ふうたろうたちが転がっている砂利付きの草原は、ありんこが這い出してきたり、イモ虫がクリフハンガーやってたりするところです。


 夕方になって、若干日が差してきた?
 いや、実は今日の天気は(も)不安定で、すっきりしません。晴れ間は一時的です。


 日光マスク(ぇ


 目が光る(何


 ふうたろう以外にいたのは、これまた山頂を特攻する青年男性ひとりと、カップル(夫婦?)で兵庫県から来ていた七丈小屋泊まりのふたりの3人でした。
 …この尾根、けっこう特攻組(っていうか単独)が多い…


 あ~あぁぁ~ 川の流れのよう~にぃ~
 …今回は甲斐駒ヶ岳に登りに来たんじゃないんですよ。ここに北沢峠からついでのように登った2010年9月20日、登り損ねた甲斐鋸岳が本命なのです。ここからだと、明後日にならないと着かない…。難路必至なので、呑気な気分にはなれないんです。


 2度目の散歩で、ちょっと登山口の吊り橋の向こうまで行こうと思って、来ました。ぶっちゃけ、今日の天気であれば、七丈小屋のテン場まで行っておけば良かったと思わなくもない。もちろん、明日がヒマになって朝三暮四に終わるだけだろうけど。


 橋の下にも降りられます。尾白川の流れが静かですなあ…


 イラクサ科っぽい草がたくさん生えています。放射能サンプルを集めたかったけど、ミズ(ウワバミソウ)がほんの少し生えていたくらいだったので、諦めました。


 あのテントはふうたろうのものではありません。持ち主の青年男性が、クリフハンガーしているイモ虫に襲われているようで、空(くう)を眺めて何かを探しています。


 隣のホンモノのキャンプ場では騒いでいる連中がいるようです。ま、登山しに来る人ばっかりじゃないもんね…。草原っぽいテン場にいたふうたろうたちはまだ静かだったかも。
 …それでも、夜中には公平に雨がテントを叩いてきました。明日は雨に濡れて登ることになるんでしょうかね…。長い黒戸尾根、濡れて歩きたくないですね…。


天気:くもり、夜遅く雨(山梨県北巨摩郡小淵沢町・白州町)

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