Home > 散歩道 > 弾痕

弾痕

2013年 2月 24日

 昨日十分山に登ったので(伝説も作ったし(滅))、今日は両親と過ごしますか。
 ただし、ふうたろう自身はクルマを運転しないので、いつも運転している母親がやるというところがまだ親不孝者というか何というか。


 大阪府のほぼ南端の阪南町らへんに通りすがりに立ち寄れる食堂(というかカフェなのかな?)があって、そこでメシ。可もなく不可もなし。


 ドライブの「目的地」に到着。さらっと書いてきたけど、南港を出てから1時間半程度経っています。


 ここは和歌山県和歌山市の北西部の端、加太(かだ)というところにある国民休暇村。母親たちは月に一度、ここで保養の時を過ごしているらしい。しかし、18日にあの世に逝ってしまったデモ太が具合の悪かった去年11月以降、自粛していたそうです。そりゃ、家族放っていけない。


 母親はふうたろうの母親だから、体力の差以外は、アウトドア派です。この国民休暇村に来ると必ず歩く散歩コースがあるといいます。


 ちゃんと指導標もあって、しっかりしています。


 しかし、ここはただきれいなだけじゃなくて、かつては大砲を撃つ場所もあった、軍事施設だったようです。その遺跡が今も残っていて、案内をしてくれる人もいると、母親から聞いています。


 国民休暇村からずっと海岸まで下ると、友ヶ島の島々が見渡せます。伊豆半島や、このふうたろう絵日記には載せたことがないけど、愛媛県の宮崎海岸付近を思い出す風景です。


 …しかし、目に付くものは光だけとは限らない。あの穴からは泡だった排水が延々と流れ続けています。この上には国民宿舎しかないと母が言う限りでは、そこから流れているのでしょう。ここは瀬戸内海国立公園の範囲内のはず。和歌山市や県などにはこれに対して何か言わなきゃならないときが来るかも知れません。今日はそれでもふうたろうは「居候」の身ですから、いつかひとりでやってきたときにでも。


 この海岸は地層が傾斜しています。隙間には色んな生き物が息づいています。


 そして遠くのあの島、よく見ると、森の形が地層に見え、こちら側の地層と同じような模様をしています。かつては繋がっていたのでしょうか。


 ところで、母親がなにやら気にしていたのがこの岩に空いた丸い無数の穴。
 ここに棲んでいる貝が自分たちで空けたのかと母親は言うが、それらしくもない。むしろ穴があるから貝が入ったと言った方がいいくらい。
 次にポットホール説。石ころなどが水の力で回転して、長い時間かけて岩を穿つという自然現象。寝覚ノ床(長野県)にもありました。しかし、釈然としない。
 …まさか、弾痕か。そういえば、そこら中に穴があるように見えます。ここは元々軍事基地であれば、アメリカ軍などから銃撃を食らうこともあったでしょう。


 ここ一帯には洞窟のようなものもあります。これはどこに続いていたんでしょうか。
 …ここで戦って死んだ兵士たちもいるでしょう。その兵士たちは、あの太平洋戦争が日本の無条件降伏で終わり、戦争放棄と基本的人権と国民主権を定めた日本国憲法という種火がこの国に置かれていくことを想像したでしょうか。


 さて、さっきの指導標のところから、今度は山手に上がりましょう。何気にふうたろう、昨日の筋肉痛と若干の胸のむかつきがありましたが、せっかくなので進みます。母親にとってもここの散策は久しぶりでしょうから。


 本当に南伊豆のあの海岸を思い出します。ふうたろう日本1000名山(仮)は、こういう場所を大事にしたい。さすがにこのハイキングコースは短すぎるかも知れないけど。


 稜線まで上がると海と島々が一望できます。


 寒気の影響で雲が多めですが、海は日の光に輝いています。


 あの丘の上に国民休暇村の宿舎があります。


 斜面にスイセンが咲いています。ここが展望台の最高所で、これより高いところには、ヤヴのため行けません。


 ここは砲台があったところ。放物線を描かせるように、海にいる敵艦を撃沈させようとしていたようですが、成功したのかどうか。竹槍で敵機を落とせと教育するような当時の社会はもはや…
 ところで、父親も来ているのですが、糖尿やら高血圧やらで身体がボロボロの親父は、こういうところを歩くとすぐにダウンしてしまい、まったくどうにもなりません。


 国民休暇村をあとにして、泉佐野市のりんくうタウンにあるプレミアムアウトレットに立ち寄りました。父親が服がほしいとか何とかで。ふうたろうも山用品があればと思ったら、ありましたがな…。
 何のツボにはまっているのかよく解らないけどいつも笑っている、目の周りにラメをいっぱいつけた女の子の店員がいて、ダウンのインナーをインターチェンジと言ってみたりするところが何とも初々しくてかわいらしかったというのは、ここだけの話(何
 なお、ふうたろうも諸々の理由で4回もこの店に足を運ぶようになったので、店員に顔を覚えられてしまったようです(アヴラ汗


 大阪から東京への帰りはいつもの夜行バス。どっと疲れが出て、再びうなだれていきますが、とりあえず、帰り着くしかないですな。
 近畿ブロックの300名山は京都府の愛宕山を残すのみ。しばらくは近畿地方には来ないかも知れませんね。


天気:晴れ時々くもり(和歌山県和歌山市・大阪府泉南郡阪南町・泉佐野市・大阪市西成区・住之江区・大淀区)

Comments are closed.