Home > 未分類 > 見えない後方支援

見えない後方支援

2006年 8月 31日

 今朝の寝覚めもかなり悪く、幸福度低。幸福度の悪さの極みが足をマク○ナルドへ向かわせました。料理を作る気力がないことが一つ、いつのも日暮里のそば屋さんに行けないのが一つ。後味の悪いバーガーでした。
 気がふれている時、いつもと違う感性が働くのは昨日の日記の通りです。いつもと違うことをしたくなるというのと似ているのかもしれません。家から駅まで、歩きました。蝶が花の蜜を吸っています。風が草のにおいを運んでくれます。見上げれば秋の空です。それだけで少し元気が出ました。花も虫も風も空も、僕を味方してくれているような気がして…。

 電車に乗れば、新聞と本で学習。一種の逃げかな。それとも、今の苦しさを助ける何かヒントをえようとしているのかも。
 実は、今日は幕張メッセで「分析展」がありました。そのために今日の目的地は海浜幕張駅。恐竜博と重なっていて、雑踏のすさまじさよ。

 分析展では分析機器の展示を始め、レクチャーもありました。しかし、本当の目的は機器の売り込みだったりして。僕はただ単純に「学習」させてもらいました。会場で発表などしてくださった方、本当にお疲れさまでした。
 それにしても、楽しそうに、自信を持って話す人たちをみると、やっぱり幸福度が上がる。分光光度計のことを話しているおっちゃんに、「自信持って話しているところ、良いですね」なんていうと、照れくさそうに声を上げて笑っておりました。いいですね。幸せですね。
 また、粗タンパク(サンプルに含まれている総窒素量から単純計算で算出したタンパク量)や粗脂肪(油性の有機溶媒で溶け出してきた物質の量)などを分析する機械を講演してくれたおっちゃん。時々(オヤジ)ギャグを飛ばしていました。僕は、純粋に親しみが湧き、反応していましたが、後で、「反応してもらって話しやすかった」と言ってくれました。途中、エアコンの寒さと眠気に耐え難くなる時もありましたが、また温かな気分になれました。
 粗タンパクは、通常デュマ法かケルダール法という方法で測定するそうです。この講演で出てきた機械は、改良デュマ法というものらしく、試料のセットだけで楽に分析ができるそうです。
 他にもいろいろな展示を見ました。主任も一緒に来ていましたが、一緒に行動したのはほんの30分くらいかもしれません。最後に一緒に見たミニカラムという器具の展示には目から鱗が落ちる思いで、二人で感動!
 終了間際の分析展受付。佇んでいる人がまた寂しさを思わせたりします。

 帰りには精神科に寄りました。うまく言えませんが、少し楽になりました。キーワードは「100%正しいことを言うと子どもは疲れる」でした。なるほど。
 帰宅後、一身上のことである人と話。あまりにも親身なその態度に、クラクラ来そうです。その厚意に甘えてよいのか。とにかく、今の人生を揺るがす問題に悩んでいる僕に、更にはその人にも大きな影響がある問題なのに、寛容でした。ありがとう。
 更にその後、もう一本電話。これが今日の関ヶ原。3年ぶりに告白。しかし、結果からいうと失敗。いや、そうとも言えないか。付き合ってほしいという願いは叶わないけれども、彼女の言葉には幸せを感じた。彼女がこれからも幸せに教師をしていけるという確信も持てた。これでいいのだろう。悔いはない!

 最後に、今日見た社会の矛盾。幕張メッセのカフェテリア。トレー以外が全て使い捨て。残飯がザルの上に山積み。その下にはラーメンの汁を受けるバケツ。これだけの廃棄量の食料。分析機器もいいけど、こちらの方も気になります。向こうでは慌てて作業する店員さんがトレーをぶちまけます。…。

 今日は8月最後。一応色々ケリが付いたような気がします。そして、意外と一人じゃないって…。

天気:晴れ(茨城県取手市・千葉県松戸市・千葉市美浜区)

Comments are closed.