Home > Ingress, ふうたろう旅日記 > 険しい出勤(何)(棚倉三上山【棚倉駅~和束謎の峠越えコース】:京都府)

険しい出勤(何)(棚倉三上山【棚倉駅~和束謎の峠越えコース】:京都府)

2015年 8月 29日

 一週またいでやってきた場所、京都ですか。しかし、この薄暗さはどう考えても天気悪い。天気悪いのに、京都ですか。
 いえ、今回はただ単に山に登りに来たわけではありません。


 棚倉駅。紙のないトイレで、運良く持っていた枯渇寸前のトイレットペーパーに神頼みしてから、出発。もちろん、棚倉駅周辺のPortalにアクセスしながら。


 周辺のPortalといっても、一地方駅ですから、10個もありません。


 かといって、風景を楽しめるほど天気も良くないし、かといって、涼しくもないし、はっきり言って誰得何得です(じと目


 8月最後の週末。夢にも出てくる強制送還の思い出の色濃き夏の終わり(遠いトラウマ


 目的地に向かって歩いていると、墓場。25000分の1の地図の道はそちらを指しているのだからしょうがない。


 指しているのだからしょうがない( ゚д゚ )


 ヤヴを抜けてコンクリート道。方向感覚だけで進みます。


 そうすると、ウスグラさ満点の竹やぶの道が。京都嵯峨野の雰囲気?何それおいしいの(じと目歯ぎしりヴォー読み


 ゴミ捨て場になっています。農作物の余ったやつとか捨てているところを見かけることもありますが、分解しないぶんこちらのほうがたちが悪い。しかも、基板その他、機械には有害金属を含む物質が使われています。法律云々の前に、実害があるので、不法投棄には鉄槌を。
 とはいえ、販売側に責任を負わせない(販売価格に処理費用を載せることを義務付けない)システムも問題ではないですかな。


 晴れ間が出ています。実は、さっきから何度か青空が見えているのですが、写真には写っていないだけです。


 今までどこに向かっているのかブラインドされた状態でしたが、やっと‥
 ‥判るワケありませんでした。
 (´゚Д゚`)ハァ?
 なんで、「火の用心」で方向指示が出てるんだよ?


 地図がなければ迷うの必至。地形通りに進んで、今のところ踏み跡があるのが奇跡だと思っているところです。
 ところで、さっきから言おう言おうと思っていたのですが、今日は(今日も)体調すこぶる悪い。夜行バスのエアコン攻撃(冷気属性)がきつかったのだろうか‥


 なんか、やっと指導標っぽい匂いのする看板が出てきましたが、ただの指導標であって、結局何を意味しているのか判りません(滅滅滅


 それにしても、体調悪い。そして、暑い。体調の悪さは、やはり消化器症状です。夏バテが尾を引いている感じですかね‥とりあえず、ここで少し休んでいきますか。どこかの島(新潟県)みたいに軍隊アリでズボンに白斑ができるほどの場所でもないし(ぇ


 稜線まで出るとやっと目的地の名前が出てきました。
 三上山。さあ、行くか。


 まあ、さあ行くか(`・ω・´)というほど元気はないのですが、行くしかあるまい。ここまで来たら。


 今までの道も安定していたといえば安定していましたが、どこに連れて行かれるか判らない分、さっきのはけっこう苦行だったり。いや、胃がムカムカするほうが10000倍辛かったけど。


 見えてきました三上山‥っておい!櫓かよ!!


 (Θ_Θ)どよーん
 まあ、いいんだけど。ふうたろうの目的は「景色」じゃないから。


 さて、これから加茂町方面に降りるか、それとも、和束町に抜けるか。今日は、和束町でイベントがあるため、和束町に降りるのが最善なのですが‥


 結局、ホールインワン(何)キメるために和束町方面で、と思っているのですが、このあたりの地図は筋金入りのデタラメぶり。道がどこを通っているのかさっぱり解らねぇ‥


 ここは手持ちの地図にはルートなし。いや、あるのか?ネットの地図、手持ちの地図、Ingressの地図(つまりグーグルマップ)、全部違う件について。もっとも、グーグルマップには山道は出てきませんけどね。


 どこかでウボァー(゚Д゚)覚悟していましたが、倒木や蜘蛛の巣程度で済みました。ほら、あそこに希望の光が。


 森を抜けると茶畑だった(何


 和束茶の産地です。


 地図を見ると、ここをまっすぐ、そして県道に出て、そのまま道なりに下れば、今日のイベント会場。


 今日のイベントは農家の集まり。和束茶でやるイベントなので、茶の予習です(ぇ


 道路に出てきたらブヨとかは減るかと思ったのですが、まったくその気配はなく、落ち着いて休憩もできません。


 「日本で最も美しい村」連合ですか。ぶっちゃけ、目先の利益にとらわれて開発された場所以外は、どこも何かしら美しさを持っているものですよ。


 2013年2月に行った静岡(竜爪山~賤機山)に比べると、茶畑の荒れ地は少ないように感じます。日本で最も高いお茶を生産する場所らしいので、まだ、生き残れている、とでも言うのでしょうか。


 ふうたろうが歩いている道ですが、道路を歩いていなければ、かなりの急坂です。


 高いところから見てみると、改めて茶畑の多さを実感します。ここは茶で生計を立てる農家が多いのですね。


 この店はまだやっているのかな?


 和束町は、霧が多く出るそうです。それゆえに品質の良い茶が生産される。‥と、いう話を聞きました。宇治などでは抹茶用の茶葉、玉露(といっても、ふうたろうは茶のことは全くわかりませんが)が多いそうですが、和束町では煎茶用の茶葉が多い、と。


 水田はほとんどありません。ほぼ自家用に作っている程度だと、あとのイベントで聞きました。


 あの斜面の上にある扇風機みたいなのは防霜ファン。今の季節では当然ありえないことですが、新芽が霜にやられるとアウトです。


 太陽光パネル専用の土地というのは、やはり今でも納得いきませんね。住宅やビルなどの建物の屋根をリースするなどして、そこに貼り付けるようにすればいいのに。


 和束茶カフェという施設がありました。昼飯を食べていなかったので、ここで助六寿司を買って、中のテーブルで食べていました。その時に、ここにいらっしゃったお茶のマイスターみたいな人と話をして、情報を手に入れたのです。いや、いい予習になった。


 ところで、イベントの会場はというと、通過していました。ギリギリだと受付とかがつっかえる可能性があるので、15分前には入っておかないと。


 ここが会場。我が職場関連の、青年部の交流会。


 程なくして雨が降り始めました。行動中に降られなくてよかったですが、夜のバーベキューのときはすさまじい雨で、軒下でやっていたにもかかわらず、炭火が消えるのではないかと心配したほどです。


 夜は、いつもの交流会のように呑んだくれつつ(ふうたろうは飲みませんが)、ふうたろうらしくなく会話をしました。山小屋では話をしても、この交流会ではめったに話をしないふうたろうなのです。労働者としてはそれほどの自信を持っているわけではありませんからね。
 とりあえず、午後からは体調が回復し、イベントにも遅れず、安心して過ごせて良かったです。ま、明日という日もあるので安心するのはまだ早いけど。
 UC:1
 FD:3のち1


天気:くもりのち雨(京都府相楽郡棚倉町・和束町、JR奈良線)

Comments are closed.