今日もまた熱線に焼かれ(薬師岳【スゴ乗越~薬師峠縦走コース】:富山県)
山中3日目。ふうたろうの大抵の山行は3日程度で終わります。稀に長いので4~5日ありますが、その程度が限界です。しかし今回は8日です!長いですね~(何
さて、すっかり日も昇りましたが、ふうたろうたちは行き先が薬師峠だということで、ナメています。舐めプです。早く行きましょう。
今日も東からの日差しがふうたろうたちの片面をチリチリと焼きます。昨日も暑かったですが、今日もまた暑くなりそうです。
床に散らばった髪の毛が寄り集まったような雲の下、上昇、上昇。
標高2900mを超え始めると、ガレ場の石もでかくなってきて、飛ぶのも大変です。
剱岳や立山など、標高3000m級の山の上だけに何か埃の帯みたいなのが漂っています。なんだあれは。
出発から4時間ほどで北薬師岳。3時間のコースを4時間です。遅いですね~(じと目
ま、先を急ぐものでもないですし、金作谷カールの向こうの薬師岳を眺めながら、ぼちぼち行きましょう。
この稜線、北薬師岳~薬師岳は、コースタイム通りに歩くことはまず無理でしょう。あの2010年の絶好調時でさえ、逆コース30分のところ45分程度かかりましたから。トレラン専用のコースか、ここは。
薬師岳山頂到着。ふうたろう2度目の登頂です。何か達成感や感動があるわけではありませんが、山にいられることそのものは嬉しいと思います。それに、一緒にいる人も‥
それにしても、この山頂、じっと休んでいても全く涼しくありません。猛烈に暑いです。どうしてこうなった。
しばらく山頂でゆっくりしたら、薬師平方面に向かいます。とりあえずは薬師岳山荘での休憩を目指して、ね。
どうやって迷ったのかは知らないが、雪山で東南稜に向かってしまい、愛知大学の学生が大量遭難したそうです。
遮るものなしのこの灼熱地獄から逃れるにはあの雲の中に行くしかありません。
しかし雲はにげだした!
ふうたろうたちは炎属性のダメージを受け続けることになります。
ここも2010年に歩いた時、猛烈なスピードだったのですね。コースタイム半分とかになっていたとか。どんだけ飛ばしているんだと。
薬師岳山荘、山荘の写真を撮り忘れてしまったようです。
とりあえず、フルーツポンチとあんみつをば。こういうものが食べたくなりますね、山にいると。あの頃も、よくフルーツのパックを持ち歩いていたものです。
太郎兵衛平が見えています。ふうたろう、やる気が失せています(滅
そして大混雑の薬師峠のテン場。最初に来た人はまず詰めて張らないので、デッドスペースできまくりです。ま、言ってもしょうがないことですが。
夜、またカレーを作って食べたのでしたっけ?彼女は何を食べていたのかまた忘れました。多分、レトルトやらなにやらを食べていたのでしょう。
そして20時くらいになったら、今度はふうたろう、胃の具合悪く、寝付けず。定期的に具合が悪くなるのは本当に厄介です。なぜふうたろうは機能性胃腸症を患っているのか。腹立たしいとしか言いようが無い‥
明日は大東新道経由で高天原ヒュッテに向かいます。
UC:2
FD:1時々3
天気:晴れ時々くもり(富山県上新川郡大山町)