山が旅の前菜になって久しく(越中白木峰【杉ヶ平コース往復】:富山県)
2週間に一度程度の自由行動の週末、今回は3連休です。山とIngressとをダブルでやって充実させる良い機会です。が、いざどこに行くかとなると、猛烈に悩むものです。天気が良く、緑Portalがそこそこあり、山にも登れるというこの3点の最大公約数を満たす場所は、そう多くはありませんからね。しかし、この週末、奇跡的に前後の菜種梅雨及び西高東低の悪天に挟まれたマシな晴れゾーン、日本海側でも晴れが出ているではないですか。いや、これは日本海側、行っとくでしょ。
‥ってなわけで、やってきました、富山県。ここは旧・婦中町の速星駅。昨日の夜は富山市内のネットカフェ泊まり。いつものことですが。
日本海側なのにこの天気!奇跡ですよ、奇跡。ウルトラ雨男のふうたろうが、ですよ?!
ところで、昨日の夜、富山駅から数キロ離れたネットカフェ(アプレシオ)に行く前に、Missionをひとつやっておきました。以前、剱岳にMissionやりに登ったあと、富山市に降り立って、少しウロウロしていたと思いますが、あのときはこんなMissionありましたっけ?それに、Portalの数も増えているような気がします。
速星駅から2駅、越中八尾駅で降りたら、8時12分の富山市営バスまでIngressやります。ふうたろうはよく知りませんが、このあたり、踊りで有名なのがあるんですって?あまり祭とか(人が作った作品に)興味はないふうたろうですから、イン活の口実みたいなのにして動きます。
食べるところというより、食べられるところみたいな名前の飲食店があるようですが、今は朝の7時半くらいなので、このあたりも静かなもんです。
おわら風の盆だそうです。言葉しか聞いたことありません。踊りとか、それ単独では興味もそんなにありません。ごめんなさい。その踊り一つを見て、芸術的だとかそういうのはあまりなくて、社会全体との関わりを理解できて初めて心ときめくので、なかなか。
踊りだけでなく、歴史・文化なんかでそのあたりに史跡や博物館、城など色々なものがあって、看板なんかもいっぱいあるけど、それが大きな歴史の流れや経済の中でどういうものだったのかが解らないので、どうしても興味がもてません。自然科学ほど単純明快ではない。ああいうところにある看板って、そこそこ詳しい人向けだと思うんですよ、ふうたろうは。
城ヶ山公園には緑Portalがゴロゴロしていたので、その丘の上に上がりましたよ。そしたら、ハラが痛くなって(以下略
時間的にはその腹痛のせいでギリギリになってしまったけど、なんとかMissionクリア。緑Portalもひとつ残らず毟れて満足。でも、山元食道のある町並みのところはみんな青くて、心残りです。ふうたろうが来るまでに善良な人(緑)が現れることはありませんでした。
8時12分のバスに乗って、終点の大長谷温泉まで。ここは、2012年10月に登りに来ましたね?白木峰の登山口です。あのときはなにかすごい物を忘れたので、川原に転がって死体ごっこしていましたよね(ヴォー読み
ところで、ここ、ガチでスマホ圏外です。auは安定の圏外ですかそうですか。白木峰のMission、やりに来たんですけどねぇ?
モバイルルーター(BICSIM)で対応して、事なきを得ましたが、これもよく忘れる品で、非常にデインジャラスなのであります。
そして、道というか雪ですが、けっこう深いです。しかも、踏めば沈む、最悪の雪質。
雪がいくら積もっていてもそれ自体大した問題ではないのですが、足を置いたらそこが10センチ以上沈むようだと、登山は猛烈にきつくなります。すべては雪が締まっているかいないかにかかっています。
最近すっかりご無沙汰している雪山です。雪山に泊まりで行って、朝日を拝むのは数年前までふうたろうの日常行動だったはずですが、今はIngressをやる時間を割くために泊まりの山行なんてとてもできません。山行そのものがイン活でない限り、ね。
今日はまあ、白木峰登山で、山頂を含めて何箇所かPortalがあるし、Missionもあるしで来ているのですが、登山だけに時間を費やすと、3日でUPC20とか、涙目な結果にしかなりません。
いや、ふうたろうも山よりIngressになってしまいましたなあ。どちらも限界まで動こうとするスタイルはあんまり変わってませんけどね。
この谷の右手、西側は、金剛堂山があります。白木峰に登ったときは、金剛堂山とセットで登りましたね。川原で死体ごっこしながら。
ところで、ふうたろうが今進んでいるところは、まだ車道です。白木峰に登ったあの時、雪は当然ないので、同じ車道を歩いています。
途中から雪尾根に取り掛かります。しかし、雪は踏んだら沈むひどいもので、進まないの何の(滅滅滅
この尾根、誰も進んだ形跡がありません。まあ、いつものふうたろうらしいじゃないか(棒読み
カーブミラーの埋まり方を見ると、雪はふうたろうの身長以上はあるようです。しかし、雪は量ではなく、質。今日の雪質は、気温の高さも相まって、沈むし、ワカンの底にくっつくし、靴は濡れるし、エゲツナい。
晴れているはずなのに、空が白い。ふうたろうが最も嫌いなハイパー鬱空。これならまだ曇っていた上ではっきり山とかも見えるほうがスッキリするわい。
登っていたら、スキーで滑って降りてくるおっちゃんがいました。たぶんそのおっちゃんがつけていったシュプールじゃないかなと思いますが、他にも何本かあるようで‥
斜面のシュプールは意外と踏み固められていて、ラッセル泥棒させてもらいます。いや、これをラッセル泥棒というのかどうかは知らないけど、他人の踏み跡を宛てにするという意味ではだいたいそんな感じです。
だいぶ上まで来ました。ここはもう正規の登山道(夏道)とも合流しているので、4年半前のふうたろうも、同じところの秋景色を見ているはずです。樹林帯の中から、かもしれないけど。
ここ、まともに登ったら雪の深さを前に前進できなくなりそうですが、スキーの跡を辿ったらいけました。
山頂付近にPortalが3個あります。そのうちのふたつがウェイポイントになっています。あと直線距離で400m弱。
ここまで来ればもうあと少し。でも、曇ってきていて、ちょっと寒い。実は、荷物があまりにも負担になったので、途中で捨ててきました。あとで回収します。
山頂近し。しかし、こんなところでガスられたら遭難率ガツンと上がりそうですな。
緑Portalですな。青なら来ていなかったですよ。当然、毟(むし)ります。
今の時期でもここまで来る人は、いるにはいるのでしょうが、Ingressをやっている人で、となると、いないんでしょうね‥
電波が怪しい気もしましたが、ちゃんと繋がったので、このとおり、キャプチャできました。PortalKeyも集めておいて、明日以降、下界からリンク飛ばしたりして遊ぶのです。
ある程度PortalKeyを取ったら、風が吹いていて寒いので、とっとと戻ります。ハラも減ってきましたし。荷物がない状態なので、少しでも早く安全な状態にしないと。
見渡す限りの雪景色!
これで鬱空じゃなければ最高なんですがね。
この雪尾根、さり気なく修羅場。白木峰って、こんなところだったという記憶はないんですけどね。
下りは重力に任せて転がるだけなので速い速い。でも、ハラが減っているのでザックまでの精神的距離は長い長い。
捨ててきたザックが見えてきました。あそこまで戻ったら、アレを担いで来た道戻ります。
下り道、一心不乱に進んで、あの雪解け道の所まで来ました。目の前で小さな雪崩の瞬間を目撃したりしながら。
高層雲の中でくすぶっている太陽が山の向こうに沈もうとしています。そういえば今日は昼と夜の長さがちょうど同じ日です。春分・秋分の日と昼夜が同じ日とは3日ほどずれるんですよ。理由はおそらく、日没と日の出の定義、でしょう。太陽が全部隠れたら日没。太陽が少しでも出たら日の出。太陽の直径分、昼の長さにアドバンテージがあるということですな。
ここは杉ヶ平(すがだいら)キャンプ場、かな。2012年10月の日記を書いた時に、コメントでここのアピールをされた方が確かいらっしゃいました。残念ながら、今回も泊まることはできませんでしたね‥
あ、それと、コメントといえば、もう一人余計なお世話だけをしていくのもいましたけど、あのコメントはウザかったですな‥。
たかがこの小さなふうたろうのブログに、ふうたろうが感想や意見を書き、ふうたろう自身がルールを決めるのは自由。
まあ、富山県、八尾町、白木峰及び金剛堂山、といえば、そのインパクトが強烈だったので、たぶん可能な限り今後も近寄らないようにすると思います。一種のトラウマみたいなもんですかね。
さて、大長谷温泉の建物が目前です。最終バスは川の流れのようにさっと街に流れ去っているので、とりあえずはこの温泉で風呂に入ってから、チャリで下界を目指そうかなと思います。
ん?(・ε・;)
ヌオッ(゚皿゚;)
営業終了しているではないか(滅滅滅
ちょうど従業員のお姉さんが出てこられて、17時で終わりだとお告げになって退勤されました。
とりあえず、ウェイポイントである近くのPortalは、今朝取らなかったので、取っていきましょう。
で、ここから越中八尾駅まで、なんと26kmもあるではないですか!
ええ、車で45分なんてのは、ふうたろうには何の役にも立たない情報ですよ(ぺっ
ええ、上等です。かかってきなさい。通りにあるPortalはみんな焼き払っちゃる( ゚д゚ )クワッ!!
あ、これ、最後のウェイポイントです。白ポです。バスだけでしかやってなかったら、間違って通過した時点で死亡確定です(ガクブル
「一般車は途中の8合目の駐車場までしか‥」
いや、ふうたろうは、春夏秋冬朝昼夕夜、最初のバス停までしか行けないんですがなにか。
しかし、この26kmの遥かなる道、悪いことばかりじゃないです。自転車で降りてきたからこそキャプチャできたPortalはいっぱいありました。そして、攻撃通知をチェックしていたら、八尾町の町並みのところにある青Portalを、善良な人(緑)が全部焼いてくれておりまして。何と素晴らしい( ゚д゚ )クワッ!!
そういう美味しいものは、残さず食べていきましょう。
なお、夜飯は、26kmの道中にあったジビエ料理を扱う店で、天津丼みたいなのを食べて済ませてきました。
久々の雪山。でも、以前のふうたろうであれば1泊していたレベルのものでした。今はあんな110リットルのザック担いで自転車に乗ったり輪行したりなんて無理ですので(乗車拒否されかねない)、別でやらないといけませんね。だから、結局泊りがけの登山はそれ専用の時間を設けないと無理なのですよ、現状。時間とお金があればいけるでしょうけどね。
明日は高山方面に行こうと思っていましたが、何か青のデカいCFで市街地がまるごと沈んでいたし、別の案を思いついたので、急遽予定変更です。
UC:2
FD:3のち1
天気:晴れのちくもり(富山県富山市・婦負郡婦中町・八尾町・岐阜県吉城郡宮川村)