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階層的、春

2007年 3月 26日

 …昨日の定期演奏会で歌と振り付けつきで披露された、『たらこ・たらこ・たらこ』が頭から離れない。誰か止めてぇ~~~~~!!

 今朝は健康的に目覚め、流しにある非常に汚い生ゴミと排水口を浄化しました。この家で最も汚染の激しいところ。
 そして、今朝は天気が良く、駅まで徒歩。前から咲いているのに気が付いていましたが、タネツケバナ(アブラナ科)。花の真ん中から軸(子房)が突きだしています。色は赤黒い。たぶん、ポリフェノールたっぷり。…なんてこと言うと、食べる「ポリフェノール信者」がいそうで恐い。
 これは恐らくケマン(ケシ科)の系統の葉です。花盛りはもう少し後だと思います。花はホトケノザやヒメオドリコソウなどに、一見似ていますが、ちがう科です。去年の春、初めてこの花を見て、遥か北の国北海道に咲く、エゾエンゴサクを思い出しました。今年も行くのでまた会える。


 そうそう、ちょっと遅い気もするのですが、今年初めてつくしを見ました。台宿の道路脇にこの2本だけが顔を出していたので、写真を撮っていましたが、後ろから歩きタバコをする中年男が歩いてきて、集中力削がれつつ…。
 もう、胞子は飛び散ったあとですね。


 今日の仕事は大豆での農薬添加回収試験だけ。中途半端な時間帯に終わって、暇をもてあましましたが、生化学の教科書を眺めて学問の基礎を固めました。
 なんでわしらは農薬の分析をしているのかにも遠からず関わる話ですからね。
 僕は、ほんとは、分析そのものより、分析をする目的(自然科学的な存在意義)を大事にしたい。基準値違反になるとか、国内の農産物を守る運動にもなるとかも大事だけど、それよりも、やっぱり科学的意義の方を大事にしたい。「社会・経済的に」役に立つだけが、科学じゃないもん。それはどちらかというと、科学「技術」だと思う。
 …実際はそうも言ってられないのが、この国の研究予算であり文教予算なんだけどねぇ。でも、科学はAからBに即役に立つだけが能じゃない。それだけは断言します。

 夕方は、来週行く山の話を仲間としてきました。うふふ。次こそ晴れてくれると良いなぁ。

天気:晴れ時々くもり(東京都板橋区・豊島区・茨城県取手市)

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