何のための表示か?
『Dr.コトー診療所』のストーリーが頭から離れない。完全にフィクションに取り込まれてしまいました。これを打破するには、徹底的に山をしばき、化学をもてあそび、カメラの電池を消費しまくるしかないでしょう。あ、ついでに、仕事もやる。(逆か?)
今日は、明日からの山行のための買い出しの中で、目にした出来事をちょっとだけ語ろうと思います。
職場近くにある、お菓子屋さん。時々僕の顔を覚えている店員の兄ちゃんがおります。僕はその店で、山旅のためのお菓子をよく買います。
上の写真にあるのは、バームクーヘンのパッケージです。どうせこのページを当該企業の社員が見るはずもないから、モザイクなんかもかけません。
表には、結構大きく、「国内産小麦粉」厚切りバウムと書かれています(写真左)。「へぇ、国内産小麦を使うとは、殊勝な製菓会社やないか。」
で、裏面(写真右)。
「『国内産小麦100%』を製粉して得られた小麦粉も使用」だって。
…意味の解る人、僕に解りやすく解説してください。
「100%なのか、一部なのか、どっちやねん!!」
この前の自動販売機の件(2007年5月7日付)の時もそうでしたが、表示がその主目的を果たさないのであれば意味がありません。消費者がその選択権を行使できなければ消費者が選択権を持っているとはいわない、そう僕は思います。買ったら返金の利かない自動販売機に添加物入りジュースを表示もなく置くことも問題ですが、消費者が理解できない「国内産小麦粉」表記も問題だと思います。
何のための表示か、ちょっと買う方の身にもなって考えてほしい。文をちょっと変えることくらい出来ないことではないのだから。
※この会社に質問してみようと電話をかけてみましたが、21時半に繋がるはずもなく、あえなく玉砕しました。
天気:くもりのち晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)